既存電話設備を活用したVoIP環境を実現

個人・SOHOからプランチオフィスまで
既存電話設備を活用したVoIP環境を実現

IP電話サービスが一般化する前からVoIPの利用環境を実現

利便性と機能性に優れたネットワーク製品を提供しているヤマハ(株)(以下、ヤマハ)は、各プロバイダによるIP電話サービスが、まだ一般化していなかっ た2002年から、VoIPへの取組みを積極的に展開している。その第一弾として、2002年に、当時としてはいち早くIPv6とSIPに対応した同社の個人・SOHO向け製品(ネットボランチシリーズ)として、VoIPルーター「RTA55i」(ISDN回線対応)と「RT56v」(一般電話回線〔通話〕対応)を発表した。両製品は、個人・SOHO向けルーターとしてクラス初の暗号機能を搭載し、安全で相互接続性の高いリモートアクセスVPNを実現した製品である。

さらにヤマハは、まだ一般化していなかったIP電話サービスの代わりに、VoIP機能を無償で利用できるダイナミックDNSサービス「ネットボランチ DNSサービス」を独自に立ち上げ、“お手軽な”VoIPを利用できる環境を実現し、通信費の削減とVoIPの認知度を向上させた。
そして、2003年には、「050電話サービス」に代表されるIP電話サービスの一般化によるVoIPの利用拡大に対応した製品として、ブロードバンドVoIPゲートウェイ「RTV700」と、ネットボランチシリーズの 新モデル、ブロードバンドVoIPルーター「RT57i」を発表した。

既存の電話設備を活用したVoIP化を実現する「RTV700」

画像 ブロードバンドVoIPゲートウェイRTV700
ブロードバンドVoIPゲートウェイ
RTV700
希望小売価格<税込>186,900円
(本体価格 178,000円)

RTV700は、ISDN対応のPBX・ビジネスホンとアナログ電話を直結するインタフェースにより、既存の電話設備を活用したVoIP化を実現する VoIPゲートウェイである。IP電話サービスを最大6通話利用することができるVoIP機能をはじめ、PBX・ビジネスホンに接続された特定の電話機をダイレクトに呼び出すダイヤルイン機能、音声品質・FAX通信品質向上機能、IP電話の同時通話数を増やすカスケード接続機能、SIPサーバや音声圧縮(G.729a)対応など、IP電話サービスの利便性を向上させる機能が装備されている。

図1 小規模オフィスにおけるRTV700 を利用した運用コスト削減モデル

図1 小規模オフィスにおけるRTV700 を利用した運用コスト削減モデル

RTV700は、ISDN対応のPBX・ビジネスホンとアナログ電話を直結するインタフェースにより、既存の電話設備を活用したVoIP化を実現する VoIPゲートウェイである。IP電話サービスを最大6通話利用することができるVoIP機能をはじめ、PBX・ビジネスホンに接続された特定の電話機をダイレクトに呼び出すダイヤルイン機能、音声品質・FAX通信品質向上機能、IP電話の同時通話数を増やすカスケード接続機能、SIPサーバや音声圧縮(G.729a)対応など、IP電話サービスの利便性を向上させる機能が装備されている。

またルーター機能では、FTTHの利用環境でも十分な最大100Mbps 、実効50Mbps(PPPoE+NAT+ファイアウォール測定値)の高スループットを実現し、VPN(IPsec/PPTP)、優先制御、クラス No.1 のファイアウォール、SNMPおよびIPv6 対応といった機能が装備されている。
図1は、小規模オフィスにおけるRTV700を利用した“音声とデータの統合”をイメージしたモデルである。音声をISDN回線からPBXを経由して RTV700に接続し、データをブロードバンド回線を直接RTV700に接続することで、Webアクセスや電子メール等のやり取りを行う。そして、通常 ISDN 4回線(8通話)の利用を2回線に減少することができるので、「ISDN2回線(4通話)+VoIP(4通話)」の利用が可能となり、電話回線の削減とインターネット電話を利用した無料通話の実現により通信費を大幅に削減する。また、既存の電話設備を活用するので、段階的な移行も可能である。

企業ユースに最適な機能を搭載したオールインワンルーター「RT57i」

ブロードバンドVoIPルーター(ISDN回線対応)ネットボランチ RT57i
ブロードバンドVoIPルーター
(ISDN回線対応)
ネットボランチ RT57i
オープンプライス

RT57i は、最大100Mbps、実効50Mbpsの高スループットを実現したVoIPルーターである。VoIP機能は、音声品質・FAX通信品質向上機能やダイヤルイン機能、カスケード接続機能、音声圧縮機能といった機能を強化。ルーター機能では、VPN(PPTP)機能やクラスNo.1のファイアウォール機能を装備し、セキュリティ面を強化。拠点間の通信にVPNを利用できるので、安全で快適なネットワーク構築を実現できる。また、リモートアクセスにより、外出先からでもVPN通信を利用することができる。さらに、ケーブル配線をすっきりまとめたデザインにより、優れた意匠性も実現している。

ヤマハが提唱するVPN+VoIPソリューション

現在ヤマハは、同社のルーターによる「音声とデータの統合」をキーワードとした本格ネットワークの構築に取り組んでいる。具体的な一例として、事業所間(約10拠点)を結ぶVPN+VoIPソリューションの実現がある。1 拠点あたりの設置端末として、VoIP端末にRT57i またはRTV700を、VPN端末には、高速VPNと多彩な回線バックアップ機能を装備した同社のイーサアクセスVPNルーター「RTX1000」を設置して、音声とデータの統合を実現し、全国型小規模多拠点ネットワークを支えるマルチユースなネットワークソリューションの構築に取り組んでいる(図2参照)。

図2 ヤマハルーターを利用したVPN+VoIPソリューション

図2 ヤマハルーターを利用したVPN+VoIPソリューション
事業所間(約10拠点を想定)を結ぶネットワークソリューション

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出典:株式会社ビジネスコミュニケーション「Business Communication」

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