通信機器の費用対効果を上げる!


ネットワーク機器を上手に活用することで、コスト削減や業務効率の向上が実現できる。ブロードバンド時代においては、安くて高機能な通信機器の活用が会社のコスト力を上げるのだ。
ブロードバンドの普及は、コスト削減の大きなチャンスである。ADSLやFTTH(光ファイバー)などの高速回線を用いれば、低価格でインターネットの常時接続ができるのはもちろん、拠点間、取引先間で、データが送り放題になる。
データ回線上に音声を流す「IP電話」を導入することで、電話代を大きく削減できるメリットも見逃せない。
IT化というとパソコンやソフトに目を奪われやすいが、このようなブロードバンドの恩恵を十分に受けるためには通信機器の整備が欠かせない。
中でも重要な役割を担うのが「ルーター」である。
ルーターは社内LANに連なるパソコンをインターネットにつなぎ、データを指定した相手に送り出す通信機器だ。
ネットワークの交通整理をするコンピュータと考えても良いだろう。
拠点ごとに最低1台は必要になるので、導入コストが低く将来性のある機器を選びたいものだ。
中小事業所向けルーターには様々な製品があるが、費用対効果の高さで人気なのがヤマハの「RT57i」である。
拠点間の通話が無料に
何よりも便利なのは、拠点間の通話を無料にするIP電話を簡単に実現できることだ。IP電話は音声をデータ回線に流す技術(VoIP)を使うシステムだ が、RT57iにはこの技術がきちんと入っている。さらにブロードバンド回線上で電話番号を認識するためのヤマハ独自の「ネットボランチDNS」という無 料サービスがついているので、今までの電話設備を活かしつつ、手間をかけずにIP電話を始められるのである。
例えば、本社と工場の双方にRT57iを設置してブロードバンドにつなげば、2地点間の通話料は無料だ(内線の扱いになる)。もし取引先にRT57iがあれば、この会社との通話料も無料になる。設置拠点を増やすほどに通話コストの削減効果が大きくなるのだ。
最近では公衆網とも接続できるIP電話サービス(通信事業者によるサービス)が普及しつつあるが、本機は各社のIP電話サービスに順次対応しているから、将来性も高い。
広がるヤマハルーターの世界(音声データ通信統合例)

ヤマハでは、RT57i以外にも、ISDN対応ビジネスフォンを直結できるブロードバンドルーター「RTV700」や高速ネットワーク対応の「RTX1000」など、企業規模や拠点数、用途に合わせたルーターのラインアップをそろえている。音声とデータを統合した本格的なネットワーク構築もサポートしている。
インターネット上で安全なデータ送信
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一台でIP電話も安全なデータ通信も同時に実現!


ブロードバンドVoIPルーター
(ISDN回線対応)
ネットボランチ RT57i
オープンプライス

一方、ブロードバンドを利用したデータ通信において、企業導入の課題となっているのが「安全なデータ送信」だろう。インターネットはオープンな世界である ため、顧客データや売上データなど会社の大事な情報を無防備なまま送るのは少々心配だ。そこでデータを暗号化してセキュリティを確保するVPN(仮想専用 線)という仕組みが作られた。
RT57iはVPNのうち、サーバーに手軽にアクセスできるPPTPという方式を採用している。拠点間のデータ通信も、外出先からのサーバーアクセスも安心して行うことができるのだ。
その他にも、インターネットから社内LANへの不正な侵入を防ぐファイアーウォールなど、ビジネス利用に必須の機能をもれなく備えている。これ1台でOKのオール・イン・ワンルーターなのである。
しかし、機能が豊富ですぐれた製品となると、少々価格が心配になってくる。RT57iはオープン価格だが、実勢価格は3万円半ば程度だという。
IP電話とインターネットVPNの機能が搭載されたルーターとしては驚異の価格だ。これならば拠点の多い企業でも費用の心配をせずに導入できるだろう。
本製品は、2006年3月まで実施されているIT投資促進税制(資本金3億円以下の企業がハードウェアに年間140万円以上投資をした場合、10%の税額 が控除になる)の対象機器製品でもある。ブロードバンドのメリットを十分享受しコスト削減を狙うには、またとない機会であろう。