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(最終更新日: 2023/7/12)
本設定例では、IPsecトンネル機能を使用しています。
IPsecトンネル機能の対応機種は、RTX5000、RTX3510、RTX3500、RTX1300、RTX1220、RTX1210、RTX1200、RTX830、RTX810、NVR700W、FWX120、vRXです。
ヤマハルーターもしくはヤマハファイアウォールとVPN接続するための、Amazon VPCの設定手順を紹介します。
Amazon VPCの設定を行う前に、ルーターもしくはファイアウォール(カスタマーゲートウェイ) の以下の情報をご準備ください。
RTX5000 | Rev.14.00.13 |
---|---|
RTX3500 | Rev.14.00.13 |
RTX1210 | Rev.14.01.07 |
RTX1200 | Rev.10.01.59 |
RTX830 | Rev.15.02.01 |
RTX810 | Rev.11.01.21 |
NVR700W | Rev.15.00.10 |
FWX120 | Rev.11.03.08 |
1. Amazon AWS にログインします。
2.「ネットワーキング」の「VPC」を選択します。
3.リージョンが「東京」になっていることを確認し、「VPCウィザードの起動」をクリックします。
4.「1つのプライベート サブネットのみ、およびハードウェアVPNアクセスを持つVPC」をクリックします。
5.「選択」をクリックします。
6.「次へ」をクリックします。
7.「カスタマーゲートウェイIP」に、ルーターもしくはファイアウォール(カスタマゲートウェイ)のグローバルIPアドレスを入力します。「ルーティングの種類」は「動的(BGPが必要)」のままにします。「VPCの作成」をクリックします。
8.VPNが作成されます。作成完了までお待ちください。
9.「OK」をクリックします。
10.作成したVPCを選択します。
11.VPCの要約を確認します。
1.左下のメニューから「VPN接続」をクリックします。
2.先ほど作成したVPNを選択します。「カスタマーゲートウェイアドレス」が先ほど入力した値と一致しているか確認してください。
3.「設定のダウンロード」をクリックします
4.「ベンダー」から「Yamaha」を選択し、「ダウンロード」をクリックしてConfigファイルを保存します。Configファイルは、ルーターもしくはファイアウォール(カスタマーゲートウェイ)を設定する際に必要となります。
※「プラットフォーム」、「ソフトウェア」は、全機種、全Rev.共通で利用できます。
※ ダウンロードしたConfigファイルは、Windows付属のメモ帳(notepad.exe)では改行が正常に表示されません。内容をご覧になる際にはワードパッド(wordpad.exe)などのLF改行に対応したテキストエディターをお使いください。
以上で、Amazon VPCの設定は完了です。
続けて、ルーターの設定を行う場合はこちらを、
ファイアウォールの設定を行う場合はこちらをご覧ください。
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