ひかり電話を利用(カスケード接続 + 電話番号の振り分け) : Web GUI設定

管理番号:YMHRT-3969

本設定例では、ひかり電話機能とカスケード機能と番号の振り分け機能を使用しています。

ひかり電話機能の対応機種は、NVR700WNVR510NVR500です。

カスケード機能の対応機種は、NVR700WNVR510NVR500です。

番号の振り分け機能の対応機種は、NVR700WNVR510NVR500(Rev.11.00.13以降)です。

図 ひかり電話を利用(カスケード接続 + 電話番号の振り分け) : Web GUI設定

ルーターをカスケード接続して、フレッツ光ネクストのひかり電話で電話番号をTELポートごとに振り分ける設定例です。
本設定例では、以下の構成で説明します。

  • オフィスのルーター (アナログ親機)
    - 発信/着信の電話番号:03-XXXX-YYYY
    - TEL1ポートの内線:11
    - TEL2ポートの内線:12
  • 自宅のルーター (アナログ子機)
    - 発信/着信の電話番号:03-XXXX-ZZZZ
    - TEL1ポートの内線:21

カスケード接続の詳細は、操作マニュアル をご覧ください。

光回線に接続するためには、別途ONUが必要です。
NVR700WとNVR510は、本体のONUポートに小型ONUを装着することで、光回線に接続できます。

本機能の対応機種のうち、設定例を掲載している機種は、以下のとおりです。

機種 掲載内容 備考
自宅 NVR700W(Rev.15.00.03以降)
NVR510(Rev.15.01.03以降)
Web GUI設定例  
オフィス NVR700W(Rev.15.00.03以降)
NVR510(Rev.15.01.03以降)
Web GUI設定例  

設定手順

本設定例は、以下の流れで設定します。
ルーターは、工場出荷時のIPアドレスが 192.168.100.1/24 です。2台のルーターのIPアドレスが重複することを防ぐため、はじめはルーター(2)だけを管理者PCと接続して設定して、ルーター(1)は接続しません。ルーター(2)を設定して、IPアドレスを変更したあとに、ルーター(1)を設定します。

図 設定手順

自宅 ルーター(2)の設定例

設定の概要

以下の手順で設定を行います。

図 設定手順①

IPアドレス設定

1.ルーターの設定画面を開きます。

図 IPアドレス設定1

2.「かんたん設定」をクリックします。

図 IPアドレス設定2

3.「基本設定」をクリックします。

図 IPアドレス設定3

4.「LAN アドレス」をクリックします。

図 IPアドレス設定4

5.「設定」をクリックします。

図 IPアドレス設定5

6.構成図に合わせてLANのIPアドレスの設定をして、「次へ」をクリックします。

図 IPアドレス設定6

7.入力内容を確認して問題がなければ、「設定の確定」をクリックします。
   パソコンのIPアドレスを再取得してください。

図 IPアドレス設定7

8.「変更後のIPアドレスでトップページにアクセスし直す。」をクリックします。

図 IPアドレス設定8

ひかり電話の設定

1.「IP電話」をクリックします。

図 ひかり電話の設定1

2.「ひかり電話」をクリックします。

図 ひかり電話の設定2

3.「設定ウィザード」の「設定」をクリックします。

図 ひかり電話の設定3

4.「ひかり電話を使用する」を選択して、「次へ」をクリックします。

図 ひかり電話の設定4

5.「WAN」が選択されていることを確認して、「次へ」をクリックします。

図 ひかり電話の設定5

6.「次へ」をクリックします。

図 ひかり電話の設定6

7.設定内容を確認して問題がなければ、「設定の確定」をクリックします。

図 ひかり電話の設定7

8.ひかり電話の設定が完了しました。

図 ひかり電話の設定8

電話番号の設定

1.「詳細設定」をクリックします。

図 電話番号の設定1

2.「IP電話」をクリックします。

図 電話番号の設定2

3.「TELポート」をクリックします。

図 電話番号の設定3

4.「設定」をクリックします。

図 電話番号の設定4

5.「TELポートの設定」に必要事項を入力して、「確認」をクリックします。

SIPユーザー名 発信時に使用するSIPユーザー名(電話番号)
着信の許可 SIPユーザー名と一致した場合のみ許可する
図 電話番号の設定5

6.設定内容を確認して問題がなければ、「設定の確定」をクリックします。

図 電話番号の設定6

7.電話番号の設定が完了しました。

図 電話番号の設定7

カスケード接続の設定

1.「カスケード」をクリックします。

図 カスケード接続の設定1

2.「設定」をクリックします。

図 カスケード接続の設定2

3.「アナログ子機モード」を選択して、「確認」をクリックします。

図 カスケード接続の設定3

4.設定内容を確認して問題がなければ、「設定の確定」をクリックします。

図 カスケード接続の設定4

5.カスケード接続の設定が完了しました。

図 カスケード接続の設定5

DHCPサーバー設定

1.「DHCPサーバー」をクリックします。

図 DHCPサーバー設定1

2.「DHCPサーバーの動作モード」の「設定」をクリックします。

図 DHCPサーバー設定2

3.「DHCPサーバー機能を使用しない」を選択して、「設定の確定」クリックします。

図 DHCPサーバー設定3

4.「DHCPによるアドレス割り当ての一覧」の識別番号1にチェックを入れて、「削除」をクリックします。

図 DHCPサーバー設定4

5.「実行」をクリックします。

図 DHCPサーバー設定5

6.DHCPサーバーの設定が完了しました。

図 DHCPサーバー設定6

オフィス ルーター(1)の設定例

設定の概要

以下の手順で設定を行います。

図 設定手順②

ひかり電話の設定

1.ルーターの設定画面を開きます。

図 ひかり電話の設定1

2.「かんたん設定」をクリックします。

図 ひかり電話の設定2

3.「IP電話」をクリックします。

図 ひかり電話の設定3

4.「ひかり電話」をクリックします。

図 ひかり電話の設定4

5.「設定ウィザード」の「設定」をクリックします。

図 ひかり電話の設定5

6.「ひかり電話を使用する」を選択して、「次へ」をクリックします。

図 ひかり電話の設定6

7.「WAN」が選択されていることを確認して、「次へ」をクリックします。

図 ひかり電話の設定7

8.「次へ」をクリックします。

図 ひかり電話の設定8

9.設定内容を確認して問題がなければ、「設定の確定」をクリックします。

図 ひかり電話の設定9

10.ひかり電話の設定が完了しました。

図 ひかり電話の設定10

電話番号の設定

1.「詳細設定」をクリックします。

図 電話番号の設定1

2.「IP電話」をクリックします。

図 電話番号の設定2

3.「TELポート」をクリックします。

図 電話番号の設定3

4.「設定」をクリックします。

図 電話番号の設定4

5.「TELポートの設定」に必要事項を入力して、「確認」をクリックします。

SIPユーザー名 発信時に使用するSIPユーザー名(電話番号)
着信の許可 SIPユーザー名と一致した場合のみ許可する
TEL2ポートの設定 TEL1ポートと同じ設定をTEL2ポートに適用する
図 電話番号の設定5

6.設定内容を確認して問題がなければ、「設定の確定」をクリックします。

図 電話番号の設定6

7.電話番号の設定が完了しました。

図 電話番号の設定7

カスケード接続の設定

1.「カスケード」をクリックします。

図 カスケード接続の設定1

2.「設定」をクリックします。

図 カスケード接続の設定2

3.「アナログ親機モード」を選択して、「確認」をクリックします。

図 カスケード接続の設定3

4.設定内容を確認して問題がなければ、「設定の確定」をクリックします。

図 カスケード接続の設定4

5.「カスケード接続している機器の一覧」の「設定」をクリックします。

図 カスケード接続の設定5

6.機器番号を指定して、「確認」をクリックします。
   機器番号によって、内線番号が決まります。

図 カスケード接続の設定6

7.設定内容を確認して問題がなければ、「設定の確定」をクリックします。

図 カスケード接続の設定7

8.カスケード接続の設定が完了しました。

図 カスケード接続の設定8

接続状態の確認

オフィス ルーター(1)

[ダッシュボード] - [ガジェット] で 以下を選択すると、接続状態が確認できます。

  • 通話履歴

アナログ親機の通話履歴には、アナログ子機の情報も表示されます。アナログ子機では、通話履歴が表示されません。

図 接続状態の確認

【ご注意】
本設定例は、設定の参考例を示したもので、動作を保証するものではございません。
ご利用いただく際には、十分に評価・検証を実施してください。

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