IPsecを使用したVPN拠点間接続(2拠点) : Web GUI設定

管理番号:YMHRT-3863 
(最終更新日: 2023/7/12)

本設定例では、IPsecトンネル機能を使用しています。

IPsecトンネル機能の対応機種は、RTX5000RTX3510RTX3500RTX1300RTX1220RTX1210RTX1200RTX830RTX810NVR700WFWX120vRXです。

図 構成図

光回線に接続するためには、別途ONUが必要です。
NVR700Wは、本体のONUポートに小型ONUを装着することで、光回線に接続できます。

本機能の対応機種のうち、設定例を掲載している機種は、以下のとおりです。

機種 掲載内容 備考
拠点1 RTX1300 RTX1220 RTX1210 RTX830 NVR700W Web GUI設定例  
拠点2 RTX1300 RTX1220 RTX1210 RTX830 NVR700W Web GUI設定例  

拠点1 ルーター(1)

下記の設定(Config)を取り出すことができます。

IPアドレス設定

1.ルーターの設定画面を開きます。

図 RTX1210トップページ1

2.「かんたん設定」をクリックします。

図 IPアドレス設定1

3.「基本設定」をクリックします。

図 IPアドレス設定2

4.「LAN1 アドレス」をクリックします。

図 IPアドレス設定3

5.「設定」をクリックします。

図 IPアドレス設定4

6.構成図に合わせてLAN1のIPアドレスとDHCPサーバーの設定をして、「次へ」をクリックします。

図 IPアドレス設定5

7.入力内容を確認して問題がなければ、「設定の確定」をクリックします。
パソコンのIPアドレスを再取得してください。

図 IPアドレス設定6

8.「変更後のIPアドレスでLAN1 アドレス トップページにアクセスし直す。」をクリックします。

図 IPアドレス設定7

インターネット接続設定

1.「かんたん設定」の「プロバイダー接続」をクリックします。

図 プロバイダー接続画面1

2.「新規」をクリックします。

図 プロバイダー接続画面2

3.WAN側のインターフェースを選択して、「次へ」をクリックします。

図 プロバイダー接続画面3

4.ブロードバンド回線自動判別の表示を確認して、「次へ」をクリックします。

図 プロバイダー接続画面4

5.「PPPoE 接続」を選択して、「次へ」をクリックします。

図 プロバイダー接続画面5

6.プロバイダーの接続情報を設定して、「次へ」をクリックします。

図 プロバイダー接続画面6

7.プロバイダーとの契約内容にしたがい、DNSサーバーアドレスの設定をして、「次へ」をクリックします。

図 プロバイダー接続画面7

8.フィルターの設定をして、「次へ」をクリックします。

図 プロバイダー接続画面8

9.設定内容を確認して問題がなければ、「設定の確定」をクリックします。

図 プロバイダー接続画面9

10.プロバイダーとの設定が完了しました。

図 プロバイダー接続画面10

ネットボランチDNSへの登録

1.「ネットボランチDNS」をクリックします。

図 ネットボランチDNSへの登録1

2.「設定」をクリックします。

図 ネットボランチDNSへの登録2

3.ホストアドレスの設定をして、「次へ」をクリックします。

インターフェース LAN2/PP[01]
ホスト名 拠点1のホスト名
図 ネットボランチDNSへの登録3

4.利用規約を確認して、同意できる場合は「同意する」をクリックします。

図 ネットボランチDNSへの登録4

5.入力内容を確認して問題がなければ、「設定の確定」をクリックします。

図 ネットボランチDNSへの登録5

6.ネットボランチDNSの設定が完了しました。
「ホスト名」は、拠点2の設定で使用しますので、控えておいてください。

図 ネットボランチDNSへの登録6

IPsecの設定

1.「VPN」をクリックします。

図 IPsecの設定1

2.「拠点間接続」をクリックします。

図 IPsecの設定2

3.「新規」をクリックします。

図 IPsecの設定3

4.「IPsec」を選択して、「次へ」をクリックします。

図 IPsecの設定4

5.IPsecに関する設定をして、「次へ」をクリックします。

ネットワーク環境 自分側と接続先の両方とも固定のグローバルアドレスまたはネットボランチDNSホスト名を持っている
接続先の情報 > 接続先のホスト名またはIPアドレス 拠点2のネットボランチDNSホスト名
接続先と合わせる設定 > 認証鍵 拠点2との事前共有鍵
接続先と合わせる設定 > 認証アルゴリズム HMAC-SHA
接続先と合わせる設定 > 暗号アルゴリズム AES-CBC
図 IPsecの設定5

6.経路に関する設定をして、「次へ」をクリックします。

接続先のLAN側のアドレス 拠点2のLAN側ネットワークアドレス
図 IPsecの設定6

7.入力内容を確認して問題がなければ、「設定の確定」をクリックします。

図 IPsecの設定7

8.IPsecの設定が完了しました。

図 IPsecの設定8

拠点2 ルーター(2)

下記の設定(Config)を取り出すことができます。

拠点1と同様の手順で行ってください。
IPsecの接続が成功すると状態の項目が以下のように更新されます。

図 IPsecの設定9

設定がうまくいかない場合は、こちら


【ご注意】
本設定例は、設定の参考例を示したもので、動作を保証するものではございません。
ご利用いただく際には、十分に評価・検証を実施してください。

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