PPTPを使用したVPN拠点間接続(センター&拠点) + リモートアクセス : コマンド設定 + NVR500 Web GUI設定

管理番号:YMHRT-4317

PPTPトンネル機能の対応機種は、RTX1300RTX1220RTX1210RTX830RTX810NVR700WNVR510NVR500FWX120です。

3つのオフィス間でつながる時の構成図

インターネットVPN(PPTP)を利用して、センターと拠点・外出先を安全に接続する構成です。

本設定例では、センターにプロバイダーから固定のグローバルIPアドレスが割り当てられ、拠点1,2にはプロバイダーから不定のグローバルIPアドレスが動的に割り当てられています。そのため、拠点1,2では「ネットボランチDNSサービス」から取得するホストアドレスを利用して、センターとVPN(PPTP)接続しています。

光回線に接続するためには、別途ONUが必要です。
NVR700WとNVR510は、本体のONUポートに小型ONUを装着することで、光回線に接続できます。

本機能の対応機種のうち、設定例を掲載している機種は、以下のとおりです。

機種 掲載内容 備考
センター RTX1300 RTX1220 RTX1210 RTX1200 RTX830 RTX810 NVR700W NVR510 NVR500 コマンド設定例  
拠点1 NVR500 Web GUI設定例  
拠点2 NVR500 Web GUI設定例  

拠点1 NVR500(1)の設定例

IPアドレス設定

1.まず、構成図にあわせ、LAN1アドレスを変更します。「詳細設定と情報」を選択します。

図 NVR500設定画面トップ

2.LANの設定(IPアドレス、DHCPサーバ)の行にある「設定」をクリックします。

図 詳細設定と情報画面

3.プライマリ・IPアドレスの欄に「192.168.102.1」を入力します。
DHCPサーバ機能の欄で、IPアドレスの割り当て範囲を「192.168.102.2~192.168.102.191」に設定します。
入力ができたら「設定の確定」をクリックします。

図 LANの設定

4.内容を確認し、「実行」をクリックします。
 コンピューターのIPアドレスの再取得方法については、本製品の取扱説明書の「LAN内のパソコンのIPアドレスを変更する」の項を参照ください。

図 LANの設定

5.「新しいIPアドレスにhttpでアクセスする」をクリックします。トップページに戻ります。

図 LANの設定

インターネット接続設定

1.「プロバイダ情報の設定」を選択します。

図 NVR500 設定画面トップ

2.ブロードバンド回線自動判別の表示を確認して「次へ」をクリックします。

図 回線自動判別画面

3.フレッツ光ネクスト、Bフレッツなどを使用する場合は、一番上の項目を選択して「次へ」をクリックします。

図 プロバイダの設定1/4

4.契約しているプロバイダーの情報を設定します。
 必要な項目の入力が完了したら「次へ」をクリックします。

図 プロバイダの設定2/4

5.プロバイダーとの契約内容にしたがってDNSの設定を行います。
 項目を入力したら「次へ」をクリックします。

図 プロバイダの設定3/4

6.内容を確認して「設定の確定」をクリックします。

図 プロバイダの設定4/4

7.「接続」をクリックするとプロバイダーに接続します。

図 プロバイダの登録

ネットボランチDNSへの登録

1.「詳細設定と情報」を選択します。

図 NVR500 設定画面トップ

2.ネットボランチDNSホストアドレスサービスの設定の行にある「設定」ボタンをクリックします。

図 詳細設定と情報画面

3.ホスト名を入力して「設定の確定」をクリックします。

図 ネットボランチDNSホストアドレスサービスの設定画面

4.内容をよく読み、同意していただける場合には「同意する」をクリックします。

図 ネットボランチDNSホストアドレスサービスの設定 利用規約画面

5.画面が表示されるまでに少し時間がかかります。

図 ネットボランチDNSホストアドレスサービスの設定終了画面

PPTPの設定

1.「詳細設定と情報」を選択します。

図 NVR500 設定画面トップ

2.VPN接続の設定の行にある「設定」ボタンをクリックします。

図 PPTP詳細設定と情報 設定画面

3.設定する行を選んで「追加」ボタンをクリックします。

図 VPN接続の設定画面

4.「PPTPを使用したネットワーク型LAN接続VPN」を選択し「次へ」をクリックします。

図 VPN接続の設定画面

5.「VPN接続設定の登録」、「経路情報の設定」に必要事項を入力します。

図 VPN接続設定の登録・修正画面1

6.「切断タイマ関連」の項目を設定し、「設定の確定」をクリックします。

図 VPN接続設定の登録・修正画面2

7.続けて、拠点2への経路を設定します。
 「戻る」ボタンをクリックします。

図 VPN接続設定の登録画面

8.経路のアドレス情報の欄に「192.168.103.0」を入力します。
 入力ができたら「設定の確定」をクリックします。

図 VPN接続設定の登録画面

拠点2 NVR500(2)の設定例

拠点1 NVR500(1)と同様の手順で設定を行ってください。

センター ルーターの設定例

ゲートウェイの設定 ip route default gateway pp 1
ip route 192.168.102.0/24 gateway pp 2
ip route 192.168.103.0/24 gateway pp 3
LANインターフェースの設定 ip lan1 address 192.168.101.1/24
dhcp service server
dhcp scope 1 192.168.101.2-192.168.101.10/24
WAN(ISP1)のインターフェースの設定
(LAN2ポートを使用)
pp select 1
pp always-on on
pppoe use lan2
pp auth accept pap chap
pp auth myname (ISP1へ接続するID) (ISP1へ接続するパスワード)
ppp lcp mru on 1454
ip pp address (ISP1より割り当てられている固定グローバルIPアドレス)
ip pp mtu 1454
ip pp secure filter in 1020 1030 1040 1041 2000
ip pp secure filter out 1010 1011 1012 1013 1014 1015 3000 dynamic 100 101 102 103 104 105 106 107
ip pp nat descriptor 1
pp enable 1
VPN(PPTP)の設定
(拠点1との接続)
pp select 2
pp bind tunnel1
pp auth request mschap
pp auth username kyoten1 kyoten1
ppp ccp type mppe-any
pptp service type server
ppp ipcp ipaddress on
pp enable 2
VPN(PPTP)の設定
(拠点2との接続)
pp select 3
pp bind tunnel2
pp auth request mschap
pp auth username kyoten2 kyoten2
ppp ccp type mppe-any
pptp service type server
ppp ipcp ipaddress on
pp enable 3
VPN(PPTP)の設定
(anonymous)
pp select anonymous # 注釈1
pp bind tunnel3-tunnel4
pp auth request mschap-v2
pp auth username user1 user1
pp auth username user2 user2
ppp ipcp ipaddress on
ppp ccp type mppe-any
ip pp remote address pool 192.168.200.100-192.168.200.110
pptp service type server
pp enable anonymous
VPN(PPTP)の設定
(拠点1との接続)
tunnel select 1
tunnel encapsulation pptp
tunnel endpoint name (拠点1のNVR500がネットボランチDNSに登録した名前)
pptp tunnel disconnect time off # 注釈2
tunnel enable 1
VPN(PPTP)の設定
(拠点2との接続)
tunnel select 2
tunnel encapsulation pptp
tunnel endpoint name (拠点2のNVR500がネットボランチDNSに登録した名前)
pptp tunnel disconnect time off # 注釈2
tunnel enable 2
VPN(PPTP)の設定
(anonymous)
tunnel select 3
tunnel encapsulation pptp
tunnel enable 3
VPN(PPTP)の設定
(anonymous)
tunnel select 4
tunnel encapsulation pptp
tunnel enable 4
VPN(PPTP)の設定 pptp service on
DNSの設定 dns server (ISP1より指定されたDNSサーバーのアドレス)
dns private address spoof on
NATの設定 nat descriptor type 1 masquerade
nat descriptor masquerade static 1 1 192.168.101.1 tcp 1723 # 注釈3
nat descriptor masquerade static 1 2 192.168.101.1 gre # 注釈3
フィルターの設定 ip filter source-route on
ip filter directed-broadcast on
ip filter 1010 reject * * udp,tcp 135 *
ip filter 1011 reject * * udp,tcp * 135
ip filter 1012 reject * * udp,tcp netbios_ns-netbios_ssn *
ip filter 1013 reject * * udp,tcp * netbios_ns-netbios_ssn
ip filter 1014 reject * * udp,tcp 445 *
ip filter 1015 reject * * udp,tcp * 445
ip filter 1020 reject 192.168.101.0/24 *
ip filter 1030 pass * 192.168.101.0/24 icmp
ip filter 1040 pass * 192.168.101.1 tcp * 1723 # 注釈3
ip filter 1041 pass * 192.168.101.1 gre # 注釈3
ip filter 2000 reject * *
ip filter 3000 pass * *
ip filter dynamic 100 * * ftp
ip filter dynamic 101 * * www
ip filter dynamic 102 * * domain
ip filter dynamic 103 * * smtp
ip filter dynamic 104 * * pop3
ip filter dynamic 105 * * submission
ip filter dynamic 106 * * tcp
ip filter dynamic 107 * * udp

[注釈の説明]

注釈1:
ダイアルアップ接続用にanonymousインターフェースで受け口を用意します。

注釈2:
拠点間通信では常時接続とするために、disconnect timerをoffとします。

注釈3:
VPN(PPTP)に関係するパケットを通過させる設定です。

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