東京都杉並区/2009年
座・高円寺は旧高円寺会館の老朽化に伴い、新しく建替えられた演劇中心の劇場です。
- 演劇を中心とした小劇場
- 区民の多様な文化活動の場の提供
- 地域の個性と結びついた文化の創造の場
という考え方に基づき、杉並区と区民の文化芸術的環境と活動を創り出し、育て、発展させるための具体的な活動プログラムを伴った文化施設として改築されました。開館時にヤマハのピアノや音響機材を購入頂いたご縁で、今回、座・高円寺について桑谷支配人から貴重なお話を伺うことが出来ましたのでご紹介致します。
さて、この劇場が出来たことで高円寺に起こった変化とは一体何なのでしょうか。
劇場を飛び出して地域の中でコトを起こす
開館にあたり座・高円寺が目指したのは「劇場が地域のために何かをする」ことであり、「劇場を飛び出して、地域の中でコトを起こす」ということでした。地域と繋がりを持ち発展していくために、街の人達と一緒に取り組むことにしました。一方、街の人々の中にも、劇場のサポートや、劇場による集客が商店街の活性化にも繋がるのではないかという想いがあったこともあり、劇場と街の人々の連携はとてもスムーズに始まりました。そして発足されたのが、座・高円寺地域協議会(年会費を支払い、月1回ボランティアで地域活性のための協議・活動を行う。)です。 協議会では、既に歴史あるイベントとして確立した高円寺阿波おどりの他に、年間を通して大きなイベントが計画され、春-高円寺びっくり大道芸、夏-高円寺阿波おどり、秋-高円寺フェス、冬-高円寺演芸祭が、2009年それぞれ盛況のうちに終了しました。街と劇場が一緒に歩み始めたのです。これらのイベントの計画・実施を通して、街の人々に「座・高円寺は自分達の施設だ」という意識が芽生えてきました。会館前のバス停留所の名前が地域の人たちの働きかけで「座・高円寺前」に変更になったほどです。その結果、協議会には商店街や学校の先生など多くの方々が参加するようになり、そして、座・高円寺とカフェ・アンリ・ファーブルも町会や商店街会員になることで地域の行事や自治会に積極的に参加し、劇場と地域の繋がりが濃いものとなりました。
こうして、「街の広場」として歩み始めた座・高円寺では、次世代への試みとして演劇の開催だけでなく、「子供の心に栄養を与える」ためのワークショップや絵本の読み聞かせを継続的に行ったり、地元小学生を無料で演劇に招待する活動も行っています。
劇場が高円寺に出来たことで変わったこと、それは劇場と地域が一体になって地域活性化に取り組むようになったことです。今では商店街の人々から「座・高円寺が出来て街が元気になった」と言ってもらえることが増えました。

子どものための事業「あしたの劇場」の絵本の読み聞かせ「遊ぼうよ! 絵本の旅@カフェ」

高円寺の春のお祭り「高円寺びっくり大道芸」

「あしたの劇場」のワークショップ「遊ぼうよ!」の発表会
座・高円寺のプロフィール
- ホール
座・高円寺1・・・238席(基本形状) 高い天井とゆったりした客席で、じっくり舞台と向き合えます
座・高円寺2・・・256〜298席 様々な活動に広く利用できる使い勝手の良い空間です
阿波おどりホール・・・高円寺阿波おどりのための利用を優先しているホール一般貸し出しもしています - その他
アーカイブ【書庫】・・・現代劇の戯曲とそれに関わる資料の収集・保存・公開(閉架式)
カフェ【アンリ・ファーブル】・・・美味しいお食事・ドリンクを楽しめます
こちらのイベントは終了いたしました。
公演のお知らせ
ショパンの名曲にのせてお送りするドラマ・リーディング。音楽ファンも楽しめる幅広い魅力をもった舞台を、ショパン生誕200年にお届けします。
- タイトル
ピアノと物語「ジョルジュ」/ショパン生誕200年記念 - 公演期間
2010年09月21日(火)~09月23日(木) - 会場
座・高円寺2 - お問合せ
座・高円寺/NPO法人劇場創造ネットワーク 03-3223-7500
※チケット情報など、詳しくは下記の座・高円寺 Webサイトをご覧下さい。

