Z SPACE

【Z BLOG】フジイ ヒロキ:「 8月は来日ラッシュ!」

  • 8月は日本でも夏休みですが、欧米ではオーケストラがシーズンオフになったり、大学が休みに入るので、ジャズ、クラシックに関わらず、沢山の優秀なアーティストが来日します。

    昨年は自分から海外のフェスに足を運んだので、国内はノーマークでしたが、今年はどこにも行けなかったので、いろいろとアンテナを張っていました。
    8/18はハンガリー出身で、ネーデルランド・フィルハーモニー管弦楽団のベーストロンボーン奏者、マイチャーシュ・ヴェール(Matyas Veer)氏のクリニック、8/25はオランダのロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団のヨルゲン・ファン・ライエン(Jörgen van Rijen)氏のクリニックに行き、8/27はセイコーサマージャズキャンプ2016(http://www.s-summerjazzcamp.jp/)というイベントで、ニューヨークを拠点に活躍しているジャズトロンボーン奏者、マイケル・ディーズ(MIchael Dease)氏が講師を務めるレッスンで、通訳のお仕事させていただきました。

    ヨーロッパのクラシックのベーストロンボーン奏者とテナートロンボーン奏者、そして、アメリカのジャズトロンボーン奏者、違うフィールドではありますが、3人ともワールドクラスです。共通点は、何より「サウンド」が素晴らしい!テクニック云々以前に、やはり「音」そのもの、そして「音楽」を大切にしています。勿論テクニックもワールドクラスなんですが、あくまでその音楽を表現するための「裏付け」であって、決して曲芸ではありません。

    (僕も含めて)日本人は、減点法で、間違いの少ない演奏で金賞が取れてしまう吹奏楽コンクールなどの経験、(学校)教育がベースにあるせいか、まず音をミスなく並べていくような、こじんまりとした、個性のない平均的なプレイになりがちなのかも知れません。

    「自分はその音をどう表現したいのか?」もっとそこにフォーカスする事が大切だと感じましたね。

    それから、自分自身の演奏だけでなく、「教育」にも力を入れていて、後進を育てるためのノウハウをしっかり持っています。

    もう一つ、いつも思う事ですが、クラシックの奏者はジャズから、ジャズの奏者はクラシックから、さらに、他のジャンルや、違う管楽器や弦楽器奏者、歌手などからも学ぶ事が多いと思うので、変に壁を作らず、いろいろな音楽を聴くと良いですね。クラシックのトロンボーンのイベントに行くと、音大生や、吹奏楽などでトロンボーンをやっている人しかいなくて、そういう人たちはジャズを聴かない、ジャズのイベントに行くとその逆みたいなのが、僕にはちょっと不思議だし、寂しく感じる事があります(プロでもその傾向があるかも知れません)。

    今月はこの3人から多くの事を学ばせていただきました。僕自身も頑張ろうと思います!

    ※この写真は、昨年スペインで行われたInternational Trombone Festivalの最後の夜、ジャズライブのお客さんとして盛り上がっていたヨルゲン・ファン・ライエンと、ムノツィル・ブラスのゾルタン・キス(Zoltan Kiss)氏。彼らはクラシックをベースに活動していますが、本当にノリノリで楽しんでいました。実際ジャズを吹いても上手いです。日本もこうなると良いですね、、、

    ページトップへ戻るReturn to Top

    関連リンク

    • Yamaha Wind Instruments
    • Yamaha Percussion
    • Yamaha Strings
    • Yamaha Saxophone Camp 2015 in つま恋