ブラス・ジャンボリー

「ブラス・ジャンボリー2017」レポート

さかなクン、上野耕平さんを迎えて大合奏を楽しんだ一日。2017年 3月4日(土)横浜・大さん橋ホール

今年も横浜大さん橋ホールでの開催となったブラス・ジャンボリー。管楽器ファンが集うユニークな大型アンサンブルイベントとしてすっかり定着してきました。「ブラス・ジャンボリー2017」には560名が参加。指揮はもちろん「Mr.ブラス・ジャンボリー」曽我大介さん。スペシャルゲストには、連続4回目の出演となるさかなクンと、今回初参加となるサクソフォン奏者の上野耕平さんが出演。大人数による合奏の魅力 がめいっぱい満喫できた、スペシャルな一日となりました。

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曽我大介さんによる“吹奏「学」講座

大好評につき今年もリハーサルの前に指揮者・曽我大介さんによる特別講座が開催されました。今回のお題は“吹奏「学」講座”。楽器好きにはたまらない魅力的な内容となりました。ホルンは動物の角を吹いたのが始まりで、その語源は「Corn」であるとか、ファゴットは「薪の束」を意味するなど、まずは楽器の由来のお話しから。楽器好きだけあってみなさん興味深そうに聞き入っていました。さらに19世紀半ばに「発明」されてパリ万国博覧会で大好評を博した楽器がサクソフォンだった、という話に。ここで本日のスペシャルゲスト上野耕平さんが早くも登場。上野さんは、なんとヤマハのサックスのラインナップを入門機種から上野さん愛用の楽器までを吹き比べ、その音の違いをみんなで聴くことができるという、贅沢なコーナーまでありました。これは他では絶対聴けないスペシャル企画でしょう。

リハーサル

コンサート

ブラス・ジャンボリー2017 出演者インタビュー

東京海洋大学名誉博士/客員准教授
さかなクン

世界を股にかける曽我先生、上野さん、そして大勢の参加者のみなさまとギョ一緒できて感動でギョざいました!!

ギョギョ! 今年のブラス・ジャンボリーも素晴らしい演奏だったなぁと感動しているさかなクンです。

中学生の時に水槽がたくさんある「水槽学部」と勘違いして入った「吹奏楽部」でしたが、楽器を吹くのがとても楽しくなり、このイベントではおおぜいのみなさまとギョ一緒できるのが楽しくて仕方ありません。しかも今回会場を見たら、中学の時の吹奏楽仲間や、同級生、さらに、ギョギョ!兄が吹いてる!なんと兄がサプライズで参加してくれたんです♪。ホントに感動いたしました。

楽器は大好きなのでたくさん持っていますが、今日演奏した東京スカパラダイスオーケストラの『Paradise Has No Border』で吹いたトロンボーンは、中学生のときに買ったものなんでギョざいます。吹いていると懐かしい気持ちになります。

ブラス・ジャンボリーは4回目ですが、今回もすっギョく楽しく参加させていただきました。また小さなお子さまが自分とそっくりの「さかなクンファッション」をしてくださったり、パーカッションにもさかなクンそっくりの方がいらっしゃって、そういうのも毎年嬉しいです。次回も絶対!みなさまと音楽の感動をギョ一緒したいと思います。ブラス・ジャンボリーでお会いしましょう。

サクソフォン奏者
上野 耕平さん

初めて体験したブラス・ジャンボリーは、まさに驚きと感動の連続でした。

ブラス・ジャンボリーは初めてだったのですが、まさに驚きと感動の連続でした。まず当日、参加者の多さに驚きました。リハーサルの時は正直言って「こんな大人数で、大きな会場でどうなっちゃうのかな」って不安に思ったんです。会場が広いので距離があって、音がどうしてもズレる。「音の縦の線」があわないんですね。本番までにこれをどうやって乗り越えたらいいんだろうと思ったんですが、なんと! 本番になると、全然リハーサルとは違うんですよ。音がちゃんと合うんです。これは技術とかコツじゃなくて、ひとり一人の「一つになりたい」という強い気持ちによって素晴らしい合奏になったんだと思います。

曽我先生から「今日は上野さんがゲストだからサックスの人が多いんですよ」と言われましたが、確かにバランス的にはサックスが多かった(笑)。サクソフォン奏者がこんなに大勢集まっていっせいに吹くのは壮観でした。サックスのみんなで吹いている時の鳴りの良さが気持ちよかったです。

今回初めてブラス・ジャンボリーに参加してみて、とても達成感があるイベントだと感じました。次回、今まで参加したことがある方や、現役でバリバリ吹いている方だけでなく、合奏が初めての方も、あるいは楽器に触るのが久しぶり、という方でも全く大丈夫。合奏の楽しさが味わえます。ぜひ来年のブラス・ジャンボリーにご参加ください。

指揮者
曽我大介さん

参加者の心は、音楽を通じて一つになれたと思います。

今回のブラス・ジャンボリー、いつにもまして素晴らしい演奏ができたのではないでしょうか。ご参加いただいた方々に感謝したいと思います。またいつもゲストで参加してくださるさかなクン、そして今回はじめてゲスト参加してくださった上野耕平さん、今年の素晴らしいゲストが演奏やトークでイベントを盛り上げてくださって、それも今回のいい演奏につながったと思います。

いいアンサンブルっていうのは、やっぱり「心が一つ」にならないと生まれてきません。毎回リハーサルの時は、ちょっと不安になるんです。これだけの人数ですから合奏するには距離がありすぎますし、この日、この会場だけの一期一会のメンバーですからね。でも僕がちょっとしたきっかけを作ってあげるだけで、音がどんどんまとまってくる。これはきっとみんなが「一つになりたい」と思っているからなんです。やっているうちにだんだん合ってくる。そして本番では一期一会だからこそできる素敵なアンサンブルになる。この「心を合わせる力」というものは凄いなぁ、とブラス・ジャンボリーでは毎年思います。

次回参加しようかなと思っているあなた、初心者でも全然心配ありません。アンサンブルは助け合いですから、自分ができないところは誰かに助けてもらえばいいんです。こんな演奏の楽しみ方ができるのもブラス・ジャンボリーならでは。ぜひ次回、お待ちしています。

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