おとまち 音楽の街づくり事業

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おとまち 音楽の街づくり事業

プロジェクト

課題解決に向けた取り組み

  • テーマ:街全体を使った新たな参加型音楽祭

渋谷区・地元商店会×シブヤ大学×おとまち

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Project Report 成長の記録 03
2016.09.04

第2回「渋谷ズンチャカ!」の開催に至るまで

Report by おとまち/細田

2016年9月4日(日)。朝方まで降り続いていた雨も開催を待っていたかのように止み、第2回「渋谷ズンチャカ!」は晴天の夏空のもと盛大に盛り上がりました。今回はその開催までの経緯と進化をずっと一緒に準備を進めてきたヤマハおとまちの細田がレポートしたいと思います。

本番までの364日こそ、
渋谷ズンチャカ!。

第2回「渋谷ズンチャカ!」の準備は約1年前の2015年夏、1回目のズンチャカ!直後からスタートしました。

これまでは実行委員会との打合せをはじめ、運営のほとんどを私たちヤマハおとまちとNPO法人シブヤ大学で担ってきましたが、今回からより市民ボランティア「チーム・ズンチャカ!」が主体となって運営する体制を少しずつ目指すことに。というのも、渋谷ズンチャカ!の本来の目的はただ年1回のイベントを開催することではなく、その準備などを通して「渋谷の街を作る“人”を育てる」ことだからです。

そこで、今回はチーム・ズンチャカ!の中から新たにリーダーを募り、“縁の下ズ”として彼らにより主体的に動いてもらうことにしました。手を挙げてくれたのは、20~30代の様々なバックグラウンドを持つ男女4名。渋谷で生まれ育ったり、働いているといった街とのつながりが濃い人もいればそうでない人も、音楽との付き合い方の濃さもそれぞれ、そんな「渋谷ズンチャカ!」の縮図のような多様なメンバーが集まりました。全員本業もあるなかで実行委員会との会議に参加し、ボランティアチームの想いを伝えたり、協賛企業まわりに挑戦したり。初めてのことに戸惑いながらも一つひとつ進めていきました。

立候補した2016年のチーム・ズンチャカ!「縁の下ズ」 立候補した2016年のチーム・ズンチャカ!「縁の下ズ」

実行委員会での集合写真。長谷部健渋谷区長も駆けつけて下さいました。 実行委員会での集合写真。長谷部健渋谷区長も駆けつけて下さいました。

実行委員会でスピーチをする縁の下ズ 実行委員会でスピーチをする縁の下ズ

時には深夜まで及ぶチーム・ズンチャカ!会議。 時には深夜まで及ぶチーム・ズンチャカ!会議。

より渋谷の街と融合した
ズンチャカ!へ。

毎月2〜3回、時には深夜にまで及ぶチーム・ズンチャカ!ミーティングを経て、「世界のどこにもない、渋谷らしい手づくり音楽祭」のカタチを議論してきました。しかし、当然、チーム・ズンチャカ!の想いだけでは音楽祭は実現できません。チーム・ズンチャカ!の想いを受けた、渋谷区と地元商店会の方々、渋谷区観光協会や協賛企業の皆さま、警察署など様々なステークホルダーのサポートがあって初めて、渋谷ズンチャカ!は実現します。こうした「渋谷の街の魅力を引き出し、発信したい」という想いでたくさんの人がつながるこのプロジェクトは、より街と融合した音楽祭へと進化を遂げるために、徐々にその下地を創り上げて来ていると感じます。会場も第1回の5カ所から16カ所へと約3倍増。過去2年の実績とともにチーム・ズンチャカ!の若い力が、中には親子以上の年の差のある街の大人たちの心を動かしているのだと思います。また、渋谷区からも「ズンチャカ!は単なる街なかでの音楽イベントではなく、市民の街に対する誇り“シティ・プライド”の醸成につながるもの」という嬉しい評価を改めていただきました。

渋谷センター街の全面的なご協力でミニパレードも実施。 渋谷センター街の全面的なご協力でミニパレードも実施。

この日は忠犬ハチ公像もズンチャカ!仕様に。 この日は忠犬ハチ公像もズンチャカ!仕様に。

いくつもの苦難を乗り越え、開催当日。

しかし、今回もすべてが順調に進んだわけではありません。イベントの企画運営を初めて行うメンバーが多いなか、さらに会場数も増え、より安全で円滑に、そして楽しく渋谷ズンチャカ!を実現するためにはどうしたらいいか。チーム・ズンチャカ!のメンバーは頭を悩ませていました。ただ、こういう壁にぶつかった時こそ、チームとして大きく成長するチャンス。私たちおとまちやシブヤ大学のメンバーが時にサポートしながら、彼らの奮起をサポートしてきました。そして、2016年9月4日の日曜日。渋谷センター街・宇田川交番前に置かれたグランドピアノでは、通行人も参加者になってカエルの歌を輪奏したり、街角でラップバトルが始まったり、街の至るところから演奏が沸き起こり、ハチ公前広場の青がえる観光案内所からはラジオ生放送も特別にやらせていただきました。どれもチーム・ズンチャカ!のアイデアと行動力の賜物です。そして、この日のトリは恒例となった、みやした こうえんステージでの大合奏&大合唱。最後はこれまた恒例となったズンチャカ!をつくった人、当日参加した人、全員での集合写真。毎年変わりゆく渋谷の街並みを背景に、この写真自体が街のアーカイブになっていけばと思っています。

渋谷の街を彩る装飾もチーム・ズンチャカ!の手づくりです。 渋谷の街を彩る装飾もチーム・ズンチャカ!の手づくりです。

忠犬ハチ公像前の青がえる観光案内所ではラジオの公開生放送を。 忠犬ハチ公像前の青がえる観光案内所ではラジオの公開生放送を。

渋谷という都会で、最高の手づくりフェスを! 渋谷という都会で、最高の手づくりフェスを!

海外からの旅行客の方の参加も多くみられました。「今日こそ、ギターデビュー!」 海外からの旅行客の方の参加も多くみられました。「今日こそ、ギターデビュー!」

大人も子どもも音楽でつながる一日。 大人も子どもも音楽でつながる一日。

みやした こうえんメインステージ。 みやした こうえんメインステージ。

ファイナルステージでの集合写真。 ファイナルステージでの集合写真。

“渋谷の未来”も熱く語り合った懇親会。

第2回「渋谷ズンチャカ!」の開催から1ヶ月後の10月。関係者による懇親会が開催されました。世代も仕事も趣味も異なる様々な人たちが同じテーブルを囲み、みんなでズンチャカ!のことだけでなく、渋谷の街のこれからについても熱く語っている様子を目にした時は私の胸にもこみ上げてくるものがありました。実際、チーム・ズンチャカ!のメンバーからも、「この活動を通して渋谷という街が好きになった」「通勤時に街を見る目が変わった」「もっと渋谷のために何かしたい」といった声も聞くことができましたし、実行委員を務める商店会長さんからも「これからの渋谷の街の“おもてなし”を、若い皆さんと一緒につくっていけることが嬉しい」という印象的な言葉をいただくことができました。さあ、そして早くも2017年の第3回「渋谷ズンチャカ!」の開催に向けた準備もすでに始まっています。チーム・ズンチャカ!にも新しい仲間が増え、2017年の「縁の下ズ」も決定し、より自律した組織運営の芽も育ち始めています。今後も「渋谷ズンチャカ!」の成長と、渋谷の街の発展を見守っていくことができればと思います。

実行委員会とチーム・ズンチャカ!の懇親会。 実行委員会とチーム・ズンチャカ!の懇親会。

チーム・ズンチャカ!当日集合写真 チーム・ズンチャカ!当日集合写真

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