﻿N3X
取扱説明書


楽器を使いこなす


音色を選ぶ

(図)

●	CFX グランドの音色を選ぶ
[ピアノ/ボイス]ボタンを押して離すとCFX グランドが選ばれます。

●	他の音色を選ぶ
[ピアノ/ボイス]ボタンを押したまま、[プラス]または[マイナス]ボタンを押すと音色が切り替わります。

音色リスト

(表)
画面	音色名	音色紹介	VRM*
1	CFX グランド	4chサンプリング録音されたヤマハ最上位コンサートグランドピアノCFXの音色です。弱く弾いた音から強く弾いた音までの音色変化のダイナミックレンジが広く、表情豊かな演奏ができます。あらゆるジャンル、あらゆる演奏に最適な音色です。ヘッドフォンを接続すると、自動的に「バイノーラル CFX グランド」の音色に変わります。	○
	バイノーラル CFX グランド	ヤマハ最上位コンサートグランドピアノCFXをヘッドフォン再生に適するようにサンプリング録音した音です。あたかも目の前でグランドピアノが鳴っているかのような臨場感をお楽しみ頂けます。「CFX グランド」の音色を選択してヘッドフォンを接続したときに自動的に選ばれます。詳しくは18ページをご覧ください。(その他の音色とは異なり、上記の「音色を選ぶ」の手順でこの音色を選ぶことはできません。)	○
2	ベーゼンドルファー インペリアル	ウィンナートーンで有名なベーゼンドルファー社の最上位グランドピアノの4chサンプリングされた音色です。色彩豊かな音と魅力的な響きが特徴で、曲の優しさを表現するのに最適です。	○
3	ブライト グランド	ブライトなピアノの音です。クリアに音を目立たせたい曲に最適です。	○
4	ベーゼンドルファー グランド	音の立ち上がりが早く華やかなベーゼンドルファー社のグランドピアノ音色です。	○
5	ポップ グランド	弦の金属的キャラクターが特徴的なピアノの音です。ポピュラー音楽などに最適です。	○
6	ステージ エレピ	金属片をハンマーでたたいて発音させる電気ピアノの音です。弱く弾いたときは柔らかく、強く弾くと芯のある音がします。	－
7	DX エレピ	FMシンセサイザーによる電子ピアノの音です。タッチの強弱に応じて音色の変化も楽しめます。ポピュラー音楽に最適です。	－
8	ビンテージ エレピ	ステージ エレピと異なるタイプの電気ピアノの音です。ロック、ポピュラー音楽によく使われています。	－
9	ハープシコード 8'	バロック音楽でよく使われる楽器の音です。タッチによる音量変化はなく、鍵盤を離したときには独特の発音があります。	－
10	ハープシコード 8'+4'	オクターブ上の音がミックスされたハープシコードの音です。より華やかさが感じられます。タッチによる音量変化はありません。	－
(表　終わり)

*VRM：ダンパーペダルを踏んだときや鍵盤を押さえたときの弦の共鳴音を物理モデルによりシミュレーションしたものです。詳しくは26ページをご覧ください。

音色の特徴をつかむには
音色ごとのデモ曲を聞いてみてください(21ページ)。


音色デモ曲を聞く
この楽器には、すべての音色にふさわしいデモ曲が1曲ずつ入っています。聞いてみましょう。

(図)

1	デモ曲を聞いてみたい音色を選びます。(20ページ)

NOTE
デモ曲はミディ送信されません。

NOTE
再生に合わせて、自分で鍵盤を弾くこともできます。

2	[デモ/ソング]ボタンを押します。
手順1で選んだ音色のデモ曲がスタートします。

再生中のデモ曲の切替
[プラス]または[マイナス]ボタンを押します。

テンポの調整
デモ曲再生中に、[メトロノーム]ボタンを押したまま、[プラス]または[マイナス]ボタンを押します。

3	もう一度[デモ/ソング]ボタンを押して再生をストップします。

デモ曲リスト

(表)
画面	音色名	曲名	作曲者
d.01	CFX グランド	ベルガマスク組曲 前奏曲	C. A. ドビュッシー
	バイノーラル CFX グランド
d.02	ベーゼンドルファー インペリアル	コンソレーション 第3番	F. リスト
d.03	ブライト グランド	イタリア協奏曲 第1楽章	J. S. バッハ
d.04	ベーゼンドルファー グランド	－	－
d.05	ポップ グランド	－	－
d.06	ステージ エレピ	－	－
d.07	DX エレピ	－	－
d.08	ビンテージ エレピ	－	－
d.09	ハープシコード 8'	チェンバロ協奏曲 第7番 BWV.1058	J. S. バッハ
d.10	ハープシコード 8'+4'	フランス組曲 第5番 ジーグ BWV.816	J. S. バッハ
(表　終わり)

d.04, d.05, d.06, d.07, d.08の曲は、ヤマハのオリジナル曲です。((c)2016 Yamaha Corporation)


メトロノームを使う
この楽器は、メトロノーム(ピアノの練習でよく使われる正確なテンポを刻む道具)機能を備えています。

(図)

1	[メトロノーム]ボタンを押してメトロノームを鳴らします。
メトロノームが鳴っている間、LED画面に表示されている右端の点とメトロノームボタンがテンポに合わせて点滅します。

(図)
メトロノームが鳴っている間、テンポに合わせて点滅します。

2	[メトロノーム]ボタンを押してメトロノームを止めます。

拍子の設定
[メトロノーム]ボタンを押したまま、C3からF3鍵盤のどれかを押します。この間、画面にはメトロノームの拍子が表示されます。

(図)
拍子

(図)
右端の鍵盤(C7)

(表)
画面	鍵盤	拍子
0	C3	拍子なし
2	Cシャープ3	2
3	D3	3
4	Dシャープ3	4
5	E3	5
6	F3	6
(表　終わり)

最初の拍で「チーン」と鳴り、その他の拍では「カチカチ」と鳴ります。たとえば3に設定すると「チーンカチカチ」と鳴ります。拍子なしの場合は、すべての拍で「カチカチ」と鳴ります。

初期設定：拍子なし

NOTE
メトロノームの拍子は、電源を切ると初期設定に戻ります。

メトロノームの音量の調節
[メトロノーム]ボタンを押したまま、C1からG2鍵盤のどれかを押して音量を設定します。この間、画面にはメトロノームの音量が表示されます。

(図)
左端の鍵盤(A-1)
右の鍵盤ほど音量を大きく設定できます。

設定範囲：1から20
初期設定：15

NOTE
メトロノーム音量の設定は、電源を切っても記憶されています。


テンポを調節する
メトロノームのテンポを調節できます。また、ミディソング(31ページ)再生中はそのテンポを、オーディオソング(31ページ)の再生中は、その再生速度を調節できます。

●	1ずつ上げる/下げる
[メトロノーム]ボタンを押したまま、[プラス]または[マイナス]ボタンを押します。または、[メトロノーム]ボタンを押したまま、Cシャープ5(上げる)またはB4鍵盤(下げる)を押します。メトロノームのみが鳴っているときは、[プラス]または[マイナス]ボタンを押します。

●	10ずつ上げる/下げる
[メトロノーム]ボタンを押したまま、D5(上げる)またはAシャープ4鍵盤(下げる)を押します。

●	初期設定に戻す
[メトロノーム]ボタンを押したまま、C5鍵盤、または[プラス]と[マイナス]ボタンを同時に押します。
メトロノームのみが鳴っているときは、[プラス]と[マイナス]ボタンを同時に押します。

(図)
右端の鍵盤(C7)

NOTE
オーディオソング(31ページ)の再生中は、メトロノームのテンポの調節はできません。

メトロノーム
設定範囲：5から500(1分間の拍数)
初期設定：120

ミディソング
設定範囲：5から500(1分間の拍数)
初期設定：ソングにより異なります。

オーディオソング
設定範囲：75%から125%
初期設定：100%

NOTE
メトロノームのテンポは、電源を切ると初期設定に戻ります。


タッチ感度を変える
鍵盤を弾く強さに対する音の強弱の付き方(タッチ感度)を4種類から選びます。使う音色や演奏する曲、好みによって使い分けてください。

(図)

[ピアノ/ボイス]ボタンを押したまま、A6からC7の鍵盤のどれかを押してタッチ感度を設定します。この間、画面にはタッチの番号が表示されます。

(図)
右端の鍵盤(C7)

(表)
画面	鍵盤	タッチ感度	説明
OFF	A6	フィックス	弱く弾いても強く弾いても鳴る音の強弱は変わりません。
1	Aシャープ6	ソフト	軽いタッチで大きい音を出すことができます。
2	B6	ミディアム	標準的なピアノタッチです。
3	C7	ハード	強いタッチで弾かないと大きい音が出にくい設定です。
(表　終わり)

初期設定：2(ミディアム)

NOTE
タッチ感度の設定は、電源を切ると初期設定に戻ります。

NOTE
鍵盤自体の重さは変わりません。


振動機能、タクタイル・レスポンスシステム(TRS)を調節する
この楽器は、鍵盤を弾いたときに、アコースティックピアノのような振動を体感できる機能、タクタイル・レスポンスシステム(TRS)を搭載しています。好みによって振動の強さを設定できます。

(図)

TRSのオン/オフの切り替え
[TRS]ボタンを押して、TRSのオン/オフを切り替えます。

(図)
TRSがオンのとき点灯

設定範囲：1(弱)から3(強)
初期設定：2

振動の強さ設定
[TRS]ボタンを押したまま、[プラス]または[マイナス]ボタンを押して、振動の強さを設定します。この間、画面には振動の強さが表示されます。

(図)
振動の強さ

NOTE
設定値が同じでも、音色によって振動の強さが異なります。

NOTE
[TRS]ボタンだけを押すと、押している間はTRSの設定値が表示されます。

NOTE
ヘッドフォンを接続すると、TRSはオフになります。オンにしたい場合は、[TRS]ボタンを押してください。
ヘッドフォンを接続している場合は、設定値が同じでも振動が弱くなります。


VRM機能を使った共鳴音を楽しむ
アコースティックピアノでは、ダンパーペダルを踏んで演奏すると、弾いた鍵盤の音が伸びるだけでなく、その鍵盤の弦の振動が他の弦や響板へ伝わっていき、それぞれが影響しあって豊かで華やかな共鳴音が拡がります。この楽器に搭載されたVRMは、そのような弦と響板の複雑な相互作用を、仮想的な楽器(物理モデル)の上で忠実に再現することで、よりアコースティックピアノに近い響きを作り出します。鍵盤やペダルの状態に合わせて、瞬間瞬間の共鳴音を作り出しているので、鍵盤を押さえるタイミングや、ペダルを踏むタイミングと深さを変えることで、多彩な響きが得られます。

初期設定ではこの機能はオンです。対象の音色(20ページ)を選んで演奏するだけで、VRMの共鳴効果を楽しめます。また、オン/オフを切り替えたり、効果のかかり具合を調節したりできます。

VRM=Virtual Resonance Modeling(バーチャル・レゾナンス・モデリング)

VRM機能のオン/オフの切り替え
[ピアノ/ボイス]ボタンを押したまま、C0鍵盤を押します。C0鍵盤を押すごとに、オン/オフが切り替わります。

(図)
オン/オフ
左端の鍵盤(A-1)
ダンパーレゾナンス深さ
ストリングレゾナンス深さ

VRM共鳴効果のかかり具合の調節
[ピアノ/ボイス]ボタンを押したまま、G0からF1鍵盤またはG1からF2鍵盤のどれかを押してVRM共鳴効果のかかり具合を設定します。この間、画面には設定値が表示されます。

（表）
画面	鍵盤	設定項目　	説明
0から10	G0からF1	ダンパーレゾナンス深さ	ダンパーペダルを踏んだときに加わる共鳴効果のかかり具合を設定します。
0から10	G1からF2	ストリングレゾナンス深さ	鍵盤を演奏したときに加わる共鳴効果のかかり具合を設定します。
(表　終わり)

設定範囲：0から10
初期設定：5

設定範囲：0から10
初期設定：5


音に残響を付ける(リバーブ)
ホールの響きを再現した残響効果をかけることができます。また、そのかかり具合を変えることもできます。

(図)

リバーブのオン/オフの切り替え
[リバーブ]ボタンを押して、リバーブのオン/オフを切り替えます。

(図)
リバーブがオンのとき点灯

リバーブのかかり具合の調整
[リバーブ]ボタンを押したまま、[プラス]または[マイナス]ボタンを押して、リバーブのかかり具合を設定します。この間、画面にはリバーブのかかり具合が表示されます。

(図)

[リバーブ]ボタンを押したまま、[プラス]と[マイナス]ボタンを同時に押すと、初期設定に戻ります。

設定範囲：1から20
初期設定：5

NOTE
リバーブのかかり具合は、電源を切ると初期設定に戻ります。

NOTE
[リバーブ]ボタンを押している間は、リバーブの設定値が表示されます。


音の明るさ(ブリリアンス)を調節する
音の明るさ(ブリリアンス)を調節します。

[ファンクション]ボタンを押したまま、Aシャープ1からD2の鍵盤のどれかを押して音の明るさを設定します。この間、画面には設定値が表示されます。

(図)
左端の鍵盤(A-1)

(表)
画面	鍵盤	音の明るさ(ブリリアンス)	説明
1	Aシャープ1	メロー2	やわらかく、まろやかな音になります。
2	B1	メロー1	メロー2と標準の中間の明るさです。
3	C2	標準	標準的な明るさです。
4	Cシャープ2	ブライト1	ブライト2と標準の中間の明るさです。
5	D2	ブライト2	明るく、鋭い音になります。
(表　終わり)

初期設定：3(標準)


キー(調)を変える(トランスポーズ)
弾く鍵盤を変えずに、ほかの楽器や歌う人の声の高さに半音単位でキー(調)を合わせることができます。この機能をトランスポーズ(移調)といいます。
たとえばトランスポーズを「プラス5」に設定すると、「ド」の鍵盤を弾いたときに「ファ」の音が出ることになり、「ハ長調」の弾きかたで「ヘ長調」の演奏になります。
トランスポーズは鍵盤演奏、ミディソング再生(31ページ)、オーディオソング再生(31ページ)に有効です。

(図)

●	半音単位でキーを下げる
[ファンクション]ボタンを押したまま、Fシャープ2(マイナス6)からB2(マイナス1)鍵盤のどれかを押します。

●	半音単位でキーを上げる
[ファンクション]ボタンを押したまま、Cシャープ3(プラス1)からFシャープ3(プラス6)鍵盤のどれかを押します。

●	元のキーに戻す
[ファンクション]ボタンを押したまま、C3鍵盤を押します。

(図)
左端の鍵盤(A-1)
キーを下げる
標準キー
キーを上げる

操作中は、画面には設定した値が表示されます。

初期設定：0(標準キー)
設定範囲：マイナス6から6

NOTE
トランスポーズ量は、電源を切ると初期設定に戻ります。


音の高さを微調整する(チューニング)
楽器全体の音の高さを微調整する機能です。合奏のときや、CDの再生に合わせて演奏するときなど、ほかの楽器やCDの再生音などと音の高さを正確に合わせたい場合に使います。

(図)

操作中は、画面に音の高さ(Hz)が表示されます(100の位は表示されません)。

(図)
例：442.0Hzの場合

●	音の高さを上げる(約0.2Hz単位)
[ファンクション]ボタンを押したまま[プラス]ボタンを押します。

●	音の高さを下げる(約0.2Hz単位)
[ファンクション]ボタンを押したまま[マイナス]ボタンを押します。

●	初期設定に戻す
[ファンクション]ボタンを押したまま、[プラス]と[マイナス]ボタンを同時に押します。

NOTE
チューニング値は、電源を切っても記憶されています。

Hzとは
音の高さを示す単位です(音の高さは音波の振動数によって決まります。1秒間に何回振動するかという数値の単位がHzです)。

設定範囲：414.8から466.8Hz(=A3)
初期設定：440.0Hz(=A3)


音律(調律法)を設定する
音律(調律法)を選ぶ機能です。現在もっとも一般的なピアノの調律法「平均律」が完成するまでには、時代と共にさまざまな音律が考えられ、またそれによる音楽が誕生しました。当時の調律法で演奏することでその曲が誕生した時の響きを味わうことができます。

(図)

音律の選択
[ファンクション]ボタンを押したままC5からFシャープ5鍵盤のどれかを押します。この間、画面には音律番号が表示されます。

(図)
右端の鍵盤(C7)

(表)
画面	鍵盤	音律	説明
1	C5	平均律	1オクターブを12の間隔で等分した音律です。現在もっともポピュラーな、ピアノの調律法です。
2	Cシャープ5	純正律　長調	自然倍音を基準とするため、主要3和音が美しく純粋に響くのが特長です。現在でも合唱のハーモニーなどにみられます。
3	D5	純正律　短調	
4	Dシャープ5	ピタゴラス音律	ギリシャ時代の哲学者ピタゴラスによって考えられた、5度音程だけの組み合わせからできた音律です。3度はうなりが生じますが5度と4度の音程が美しく、旋律の演奏に向いています。
5	E5	中全音律	ピタゴラス音律の3度のうなりをなくすために改良された音律です。16世紀後半から18世紀後半までにかけて広く普及し、ヘンデルも使用しました。
6	F5	ヴェルクマイスター音律	中全音律とピタゴラス音律を組み合わせた音律で、それぞれその組み合わせ方が異なります。転調により曲想が変化するのが特長です。バッハやベートーベン時代に使用され、現在でもその時代の曲をハープシコード(=チェンバロ)などで演奏するときにしばしば用いられます。
7	Fシャープ5	キルンベルガー音律	
(表　終わり)

初期設定：1(平均律)

NOTE
音律は、電源を切ると初期設定に戻ります。


音律の基準となる音(ベース音)の選択
[ファンクション]ボタンを押したまま、C4からB4鍵盤のどれかを押してベース音を設定します。この間、画面にはベース音が表示されます。

(図)
右端の鍵盤(C7)

(表)
鍵盤	ベース音
C4	C
Cシャープ4	Cシャープ
D4	D
Dシャープ4	Eフラット
E4	E
F4	F
Fシャープ4	Fシャープ
G4	G
Gシャープ4	Aフラット
A4	A
Aシャープ4	Bフラット
B4	B
(表　終わり)

(図)
表示例
Fシャープ (シャープのとき上に「-」)
G
Aフラット (フラットのとき下に「-」)

初期設定：C

NOTE
ベース音は、電源を切ると初期設定に戻ります。



このファイルの内容は以上です。