エレクトーンの音が声と美しく混ざり合う 水の輪混声合唱団 第49回定期演奏会
“水の輪混声合唱団”は、東京都小金井市を中心に活動している合唱団です。名称は、「水の輪のように合唱の輪が広がりつづけるように」という願いを込めて名付けられました。当団は、中学校音楽教諭であった故柴山正雄先生が、卒業生の「今後も一緒に歌いつづけていきたい」思いを汲み、始まりました。その後柴山秀明先生が指揮者として引き継ぎ、合唱の輪はさらなる広がりをみせています。
今回の演奏会は、スティーヴ・ドブロゴス作曲の「ミサ」をメインステージに構え、森山至貴作曲「混声合唱組曲 沈黙のありか」、三沢治美編曲「混声合唱のためのヒットメドレー HANA」の3ステージ構成で臨みました。
このうちスティーヴ・ドブロゴス作曲「ミサ~合唱、弦楽オーケストラ、ピアノのための」では、標題にもあるように弦楽オーケストラの音源がほしいところではありましたが、当日はエレクトーン(STAGEAカスタムモデルELS-02C、奏者伊藤佳苗氏)とピアノによる伴奏(三平順子氏)での発表となりました。そして、この演奏を聴いて驚いたことは、以前のエレクトーンとは違うバーチャルアコースティック音源による響きを巧みに取り入れることで、臨場感あふれる音楽を創り上げることができたことです。予想を遥かに超えるすばらしい音楽表現ができたのです。エレクトーン担当奏者のレベルの高い演奏力は無論で、伊藤佳苗氏のアレンジによるエレクトーン演奏付きのアンコール曲「水たまり」に至っては、当日会場におられた作曲者から、今後この伴奏形態が望ましいとのコメントもあったほどでした。またご一緒に歌う機会があればと思います。
来年6月29日(日)に次回の定期演奏会を、小金井宮地楽器ホールで開催します。信長貴富作曲の「おわりのない海」、Ivo Antognini、Susan LaBarr、Ariel Quintana等のラテン語によるアカペラ作品などを予定しています。ぜひ一緒に歌いませんか。詳しくは、下記URLよりご確認ください。
著・水の輪混声合唱団
エレクトーン演奏/伊藤佳苗
2024年6月9日 武蔵野市民文化会館小ホール

