【導入事例】OSAKA MUSE 様 / ライブハウス / 大阪

Japan/Osaka, Nov 2018

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大阪市のミューズ389ビル内に1987年にオープンしたライブハウスOSAKA MUSE。ここを拠点にメジャーに進出したアーティストも多く、系列店のKYOTO MUSE、ESAKA MUSEと共に新人アーティストの登竜門的な存在にもなっている。そんな市内有数の老舗ライブハウスのモニターシステムにヤマハの最新スピーカー「CZR12」とパワーアンプ「PX10」が導入された。

 

管理を担当されているナックルポート(株)の小川様曰く、既存のシステムが限界を迎えていたこともあって元々今年はモニタースピーカーの更新を検討していたため、CZRのリリースは非常に良いタイミングだったとのこと。

そんな中、これまたタイミング良く開催されていた展示会にてCZRの実機を確認する機会があり、その際に得た出音・サイズ感・汎用性・コストパフォーマンスといった様々な点での好感触が導入のきっかけとなったそうだ。また、ほぼ毎日稼動しているライブハウスとしては、製品の実力以外にメーカーや販社の緊急時における対応力も重要なポイントだったとのことで、難波に西日本の拠点を持つヤマハミュージックジャパンのサポート体制も決断の後押しとなった。

サウンド面では特に"音量感"を高く評価いただいている。同じくナックルポート(株)所属でOSAKA MUSEのオペレーターの渡邊様曰く、実際の運用を通じての感想は何よりまず「ステージ中の音が聴き取りやすくなった」ことだそうで、モニター環境が改善されたことがメインスピーカーの出音の聴きやすさにも繋がり、結果として各システムのチューニングも容易になるなど様々な面でプラスの効果があったという。

サイドモニター(左)もしくはフロアモニター(右)としてマルチに活躍するCZR12

 

また、デュアルアングルポールソケットや回転可能ホーン、ミラー配置対応キャビネットといった柔軟性に富んたコンポーネントを装備し、ポールマウントでも床置きでも最適なカバーエリアを確保できるCZR12は、フットモニターはもちろんサイドフィルとしても活躍しており、とりわけ最近増えているアイドルイベントへの対応で重宝しているとのこと。

 

また、CZR12をドライブしているのはこちらもヤマハの最新DSP搭載型パワーアンプ PX10。クセの無い扱いやすいサウンド、DSPによるフレキシビリティ、CZR同様に高いコストパフォーマンスに対して、「やはりヤマハのスピーカーをドライブするにはヤマハがベストチョイス」との嬉しいコメントも頂けた。今後もOSAKA MUSEにおける様々なシーンでCZR+PXのモニターシステムが活躍することは間違いなさそうだ。

アンプラックにマウントされたPX10。合計8台のCZR12に対して 4台のPX10が導入されている

 

インタビューにご協力いただいたナックルポート(株)の小川様(右)と渡邊様。

OSAKA MUSE
http://www.arm-live.com/muse/osaka/

 

データ

製品情報 CZR Series
PX Series