私とエレクトーン

エレクトーン60周年記念『月刊エレクトーン』と『エレステ』共同企画として随時更新!「私とエレクトーン」をテーマに、活躍中のエレクトーンプレイヤー&デモンストレーターの皆さんからの様々なエピソードをご紹介します!お楽しみに♪

<質問の項目>

Q1
初めて演奏した機種
Q2
思い入れのあるレパートリー
Q3
影響を受けた演奏者や共演者、楽曲やアレンジ
Q4
自身が出演した印象に残っているステージ
Q5
演奏やアレンジで心がけていること
Q6
演奏や出版など今後の活動予定
Q7
今後の抱負
窪田宏

窪田宏
Hiroshi Kubota

A1
C-1です。
A2
〈太陽にほえろ〉
A3
大野克夫(井上堯之バンド) 、Herbie Hancock
A4
やはり海外での演奏かな。初めて行ったマレーシア40日間で司会者の外人にはHiroshi Kubotaが言いづらかったみたいで『ミスター! ヒロシマ コブタ~』と、紹介されてテンション下がったな~
A5
まず、自分が楽しむこと。楽しめないとお客様にも伝わらないですからね。
A6
エレクトーンのソロライブやコンサートはもちろん、ユニットやバンド編成でもエレクトーンを自分の分身と思いながら活動して行きます。
A7
常に新しいリズムやサウンドにはアンテナを張って、足が動く限り?エレクトーンを弾き続けて行きたいです。
富岡ヤスヤ

富岡ヤスヤ
YaSya Tomioka

A1
D-60です。
A2
〈青い影〉(7級レパートリー)
A3
すべてのミュージシャン
A4
23歳のときのアルゼンチン、機種はD-85(海外モデルなので日本ではD-800)でした。小学校で1時間のコンサートをする予定でしたが、体調を崩して1曲だけ演奏することになりました。1曲弾き終えたら、子どもたちが本気で拍手をしてくれたのが申し訳ないのと嬉しかったのとで、アンコールでもう1曲演奏。これが何度も繰り返され、結局1時間半のコンサートになりました。お客さんのパワーを体感した瞬間です。終わった後は体調がすっかり戻り、自分でも驚きました。そのときの記憶が今でも映像として、はっきりと残っています。
A5
“楽しむ!”ということです。
A6
今までになかった新しいライブ企画をどんどん作っていきます。
A7
新しいことにチャレンジ!
鷹野雅史

鷹野雅史
Masashi Takano

A1
始めたのが遅く、D-800が初のマイ楽器です。
A2
〈行進曲「威風堂々」第1番〉
A3
窪田宏、ヘクター・オリヴェラ
A4
1987年9~10月の英国ツアー『Max TAKANO/Chiho SUNAMOTO in Perfect Harmony』。HX-1、HS-8を使用し、僕には初めてかつ最大の欧州ツアーでした。共演は、当時はクラビノーバ奏者で、かつて日本でもエレクトーン奏者として活躍し、姉がいない僕には一番それに近い存在だったイギリスの人気演奏家、砂本ちほさん。先頃、お若くしてご逝去されました。自分のスタイルは世界でも受け入れていただけると実感できたツアーです。
A5
エレクトーンはイリュージョン。種と仕掛けを以て感動を聴き手とシェアし、聴き手を驚かせ楽しませるのです。
A6
大学での教育と演奏活動。2019年12月8日(日)は故郷の京浜楽器百合ヶ丘店で、学生時代から続けさせていただいていて第52回目となる『京浜リビングコンサート』を開催します。
A7
エレクトーンで僕の音楽的な「型」を探して確立したいです。
加曽利康之

加曽利康之
Yasuyuki kasori

A1
D-7です。小2のときには発表会の日だけのぶっつけ本番でEX-42を弾きました。そんな時代でした(笑)。その後E-20を買ってもらったのがオイルショック年の1973年。120万円。当時にしたら大変な額ですよね? ただただ感謝です。高校のときには1か月ほどGX-1が自宅に来たこともありました。
A2
小学生だった70年代のエレクトーン界と言えば、やはり〈青い影〉。そして小1のときに自身で初めて耳コピした〈帰ってきたウルトラマン〉(笑)。ビデオがなかった時代にどうやって耳コピしたのか覚えてないのですが、きっと一回の放映ごとに全身全霊でキャッチしたんでしょうね。今でも細部まで覚えています。
A3
佐々木昭雄先生の〈カメレオン〉。ブッキングやベースラインにおしゃれなエッセンスが詰まっていました。
A4
前述の〈帰ってきたウルトラマン〉のすぎやまこういちさんや中学生の頃から好きだったピンク・レディーの都倉俊一さん、そしてビリー・ジョエルのナンバーのアレンジがカッコよく大好きだったMJOのデビッド・マシューズさん等々。大人になり、たくさんのビッグネームと仕事でご一緒できたのに、青少年時代の熱い想いをお話しなかったことに少し後悔が…シャイなので(笑)。そして共演ではないけれど、坂本九さんやジュディ・オングさんのMCでステージにも立つことができ…エレクトーンはたくさんの出会いを作ってくれました。
A7
来年後半から再来年にかけてデビュー40周年を迎えます。記念アルバムやコンサート、考えていきたいと思っています。どうぞよろしく!
岩内佐織

岩内佐織
Saori Iwauchi

A1
CK-10です。
A2
〈アニバーサリー・ソング〉(岸田晢編曲)
A4
たくさんありますが、近々では2018年10月の出雲大社奉納公演が集大成的なステージだったと思います。オリジナル曲を中心に、地元・出雲を強く意識したプログラムでした。神楽殿の厳かな空気に、凛とした気迫を込めて演奏しました。
A6
『岩内佐織お話し会とコンサート』2019年10月13日(日)名古屋文理大学文化フォーラム(稲沢市民会館)小ホール(詳細は下記※)
A7
自分の心や魂を音楽に込めた作品を少しでも多く作って残し、発表していこうと思います。
※コンサート詳細:開場13:00/開演14:00、チケット:前売4,000円(発売中)/当日4,500円、https://passmarket.yahoo.co.jpで「パスマーケット岩内佐織」または名古屋文理大学文化フォーラム(TEL:0587-24-5111)へ電話申し込み可。(問)ミュージックサロン プチラパン TEL:090-6588-1818
渡辺睦樹

渡辺睦樹
Mutsuki Watanabe

A1
B-4です。
A2
〈沈める寺〉(ドビュッシー)。自分の思い描く音世界を初めて100%表現できたと感じられるアレンジで、15年にわたり大切に演奏しているレパートリーです。
A3
自分がユーザーだった頃は、松田昌さん、柏木玲子さん、平部やよいさん、窪田宏さんの作品やアレンジが大好きで、たくさんの曲集を弾きまくりました。プレイヤーになってからは、特に声楽家の方々との共演から「一本の旋律線をいかに音楽にするか」という刺激を多く受けました。また、長年携わっているアマチュア合唱団の皆様からは「音楽のある人生」という原点を教えていただいているように思います。
A4
1999年に出演した『エレクトーン40周年記念ガラ・コンサート』というツアーで、窪田宏さん、中村幸代さんと全国10会場を周ったことです。最後にアンサンブルで、当時から遡って40年前のヒット曲〈マック・ザ・ナイフ〉を演奏しましたが、まず、それぞれのキャラクターで断片的なソロアレンジが続き、最後にタネあかしで本編をアンサンブルするという“謎解きアレンジ”でお送りしたことが印象に残っています。また、このときまだMC慣れしていなかった僕を、窪田さんが各会場でハデにいじってくださり、おかげでとても鍛えられました(笑)。
A5
クラシック作品の演奏では、作曲家がその作品を通して表現したかったのは何か、ということを常に念頭に置いています。エレクトーンで演奏する場合、多かれ少なかれ編曲という過程を経るので、その際に作曲家の意図が損なわれないよう、願わくば、エレクトーンで編曲・演奏することで、その意図がより明確になるようにと考えています。また、演奏の機会は一期一会なので、一度の演奏でその作品をより理解し共有してもらえるようなフレージングやリズム感などを心がけています。
A6
2019年9月16日(月・祝)に静岡音楽館AOIでプッチーニのオペラ『蝶々夫人』の公演があります。一昨年の公演の好評を受けた再演で、この号が出る頃から音楽合わせ、場当たり、立ち稽古と準備が始まる予定です。僕はエレクトーン1台で全曲伴奏をします。
A7
いろいろなアプローチで音楽を楽しめるエレクトーンですが、今、僕にできることは、クラシック音楽をクラシックらしく届けることだと思っています。その結果として、エレクトーンの「音楽を奏でる楽器としての本質」をお伝えしていけたらと思います。
尾野カオル

尾野カオル
Kaoru Ono

A1
初めて弾いたというか、家に初めてやってきたのはC-300という機種です!
A2
やっぱりコンクールで受賞した〈Sensitivity〉と、プレイヤーになってからさまざまな場所、機種で何度もバージョンを重ね弾き続けている〈Liquid Sky〉です!
A3
中学生の頃、窪田宏さんのプレイ、サウンドにホント憧れ影響を受けたことが、“エレクトーンプレイヤーになりたい!”と思ったキッカケです。
A4
エレクトーンプレイヤーとしてデビューした翌年発売になった、ステージモデルELX-1mのお披露目の全国縦断コンサート『Beat in 2000』です。加曽利康之さんと平沼有梨さんと3人で全国をまわり、コンサートの規模感にも圧倒されました。
A5
自分にしかできない&自分だからできる音を発信したいと常に考えています。
A7
今年は演奏活動を始めて30周年、エレクトーンプレイヤーとして20周年、エレクトーンも60周年のアニバーサリーイヤー!後半もいろいろ発信していきたいと思っていますので、ご期待ください!
倉沢大樹

倉沢大樹
Daiju Kurasawa

A1
エレクトーンを習い始めたのは15歳からでしたが、父が楽器店を経営していることもあり、幼少の頃から店内に置き切れない中古のエレクトーンが立ち替わり家にやってきたことがあります(多いときには4~5台あったことも)。初めて触った楽器は、C-200とかCK-10だったと思います。初めて自分用に買ってもらったのはHS-8、初めて自分で買ったのはEL-900です。
A2
〈リカドボサノバ〉。大学時代にできたレパートリーで、自分にとって初めてとなるエレクトーン曲集『エレクトーン サウンド イン ジャズ』にも掲載された、今でも大切にしている曲です。
A3
ジャズに目覚めた高校生の頃から、オスカー・ピーターソンはよく聴いていました。特にアルバム『プリーズ・リクエスト』『ウエスト・サイド・ストーリー』は擦り切れるほど聴きました。その中の1曲〈ユー・ルック・グッド・トゥ・ミー〉は耳コピーしてよく弾いていました。曲集では、高校・大学のときに『ジャズ・タイム』シリーズはほとんど弾きました。中でも、佐々木昭雄さんアレンジの〈夜は千の目を持つ〉、塚山エリコさんアレンジの〈枯葉〉〈ステラ・バイ・スターライト〉はお気に入りでした。松田昌さんの『ポップスコア』の中の〈ラウンド・ミッドナイト〉もとても衝撃で、ジャズバラードを弾いて“気持ちいい!”と初めて思った曲です。
A4
1993年エレクトーンフェスティバル全国大会(仙台)と、1993年インターナショナルエレクトーンフェスティバル(シンガポール/海外開催最後の年)です。機種はELX-1。それまで栃木県外で弾いたりすることはあまりなく、全国大会に出場した際にレベルの高さにびっくりしました。それと、たくさんのエレクトーン仲間ができたことで、さらにエレクトーンが好きになりました。全国大会直前になり、足の親指の手術をして出場が難しいと思ったときもありましたが、本番の数日前に回復し、無事にエントリーすることができました。そして全国大会当日、本番数時間前に左足の太ももがつってしまい、楽屋にいた仲間に冷却スプレーを貸してもらったり足のマッサージをしてもらい、無事に演奏することができました。今では良い思い出です。インターナショナルエレクトーンコンクールは初めての海外! そして演奏でしたが、多くの方の歓声と拍手! 今でも忘れません。『月刊エレクトーン』にカラーで特集を組んでいただいたのも嬉しかったです。
A5
良いと思って弾いている演奏も、録音して聴いてみると自分が思っているイメージと異なることがよくあるので、普段気をつけています。できるだけ録音して確認するようにしています。
A6
2019年8月4日(日)横浜Live & Dining Hey-JOE『おぎひろプレゼンツ“俺の見たいエレクトーンライブはこれだ! Vol2 倉沢大樹のあつ~い夏”』、8月12日(月・祝)銀座ヤマハホール『60th Anniversary エレクトーンプレミアムライブ』に出演します。
A7
自分自身が“今弾きたい!”と思える曲はもちろんですが、お客様のニーズに応えたレパートリー作りもしていきたいです。
高田和泉

高田和泉
Izumi Takada

A1
型番を記憶していないのですが、C型のモデルでした。
A2
ミシェル・カミロ〈Just Kidding〉。それまで何となくクラシックもポピュラーも勉強していたのですが、この曲に出会ったおかげで自分の進むべき方向がはっきり見えたので。デビューの頃よく弾いていた大切なレパートリーの一つです。
A3
松田昌さん、中村幸代さんのCDを小さい頃に何度も聴いて育ちました。今も憧れです。
A4
STAGEA ELS01シリーズの発売時に出演させていただいた『STAGEA THE TOUR』。プレイヤーの加曽利康之さん、安藤ヨシヒロさん、そして二胡奏者のウェイウェイ・ウーさんとの共演でした。大役を任せていただいた責任の重さに、幕が開くまで毎日精神の擦り減る思いでしたが、同時に他では経験することができないたくさんの貴重なことを学ばせていただいたステージでした。
A5
曲作りの段階で曲のイメージやコンセプトをはっきりと持つこと。初めて曲を聴いた人にもそれらを共感してもらえることを目標に、音作りや演奏表現など、できるだけわかりやすく伝えられる工夫をしています。
A6
2019年8月17日(土)横浜みなとみらいクイーンズスクエアで演奏します。閲覧無料ですので皆様ぜひお越しください。
A7
やってみたいことはいろいろありますが、まずは手元にオリジナル曲のストックがたくさんあるので、次のアルバムリリースに向けて準備を進めたいと思っています!
廣田奈緒子

廣田奈緒子
Naoko Hirota

A1
HS-8です。
A2
〈エリーゼのために〉〈Belle Lumiere〉〈full of life〉
A3
今まで共演させていただいたすべてのプレイヤーの皆様から刺激を受けています。また、初演で演奏させていただいた柏木玲子さんの〈Across The Border〉は、難曲ですが全身で音楽を表現する、演奏するというスタイルが、今でも私の指針です。
A4
2008~09年にかけて展開した渡辺睦樹さんとの『クラシック・ア・ラ・カルト』です。1部はソロ、2部はデュオという構成だったので、デュオのプログラムが盛りだくさん!睦樹さんの〈コミカル・トレイン〉を一緒に演奏させていただいたときは、とても嬉しかったです。また、2017年に奈良で共演したバンドネオンの北村聡さんとのコンサートもとても印象深いです。〈バンドネオン協奏曲〉全楽章を演奏したのですが、本番中に北村さんの奏でる魂の音に心が震え、涙が溢れそうになりました。情熱的で膨大なエネルギーを感じたステージでした。
A5
アレンジや楽曲作りでは、ストーリーや景色が目に浮かぶようなものを作るように心がけています。
A6
今まさにアレンジの真っ最中です。お楽しみに!
A7
今まで共演したことがない楽器と一緒に演奏してみたいです。新しいことに挑戦したいです。
中野正英

中野正英
Masahide Nakano

A1
EL-90でした。
A2
オリジナル曲の〈Emotional high〉と〈Beijing gallop〉は本当にたくさん弾きました。
A3
小林陽一さんがアレンジされた〈コミカル・トレイン〉がどうしても弾きたくて、練習したのを覚えてます。
A4
中国・南寧でのコンサートです。終演後、大勢のお客さんに追いかけられ、ワイドショーで見る芸能人の擬似体験をしました(笑)。これは忘れられないです。
A5
“弾きたい!”と思ってもらえるように意識しています。
A6
2019年7月31日(水)仙台のサンリツ楽器でのセミナー、8月21日(水)大阪エキコン、9月29日(日)三木楽器 心斎橋店LIVE AT MIKIは、どなたでも参加可能です。よろしくお願いいたします。
A7
久しぶりにフュージョンのオリジナルを書こうかなぁと思っています。