福岡県・西日本短期大学附属高等学校

インタビュー マーチングバンド成功のヒントがここに!

※この記事は2015年時のインタビューです。

バンドの紹介をおねがいします

本校吹奏楽部は私が赴任した2011年に創部しました。
本校は野球部が有名ですが甲子園に行った際の 演奏は他校の吹奏楽部に依頼したこともあったそうです。 そこで、数名の先生方から吹奏楽部をつくれないか・・・ということになり、 私の母校の恩師から“西短に吹奏楽部を発足させて!”とお話をいただき本校への赴任が決まりました。
創部時は部室もなく楽器もない状態で徐々に買い揃えていただき、部員15名で吹奏楽部が始動しました。 初心者が多かったですが、素直で明るいメンバーが多く、まずは“楽しく!”をモットーに活動し、 初めての本番は9月に開催されたマーチングバンド協会主催のマーチング県大会の合同バンド参加でした。
創部2年目、新入部員も加わり人数も多少増え、「Play with Heart!~今できる最高の演奏・演技を~」を スローガンとし、日々練習に励み、この年から“マーチングコンテスト”“吹奏楽コンクール”などの大会に初出場し、“博多どんたく”など多くの地域・依頼演奏の本番を経験しました。 H25年度ステージマーチング全国大会において審査員特別賞をいただきました。
創部4年目、2015年度は初の男子部員も加わり現在37名で活動し、2016年度開催される第40回全国高等学校総合文化祭広島大会マーチング部門への出場も決定しています。

マーチングを始めたきっかけは?

部の設立と同時にマーチングもしたい!と思っていました。私自身、高校からマーチングを始め、多くの大会に出場、海外での演奏も経験してきました。練習は決して楽しいことばかりではなく、きつかったですが、その分得たものは多くありました。座奏だけでは味わえないマーチングならではの楽しさ・達成感・感動などを様々なことを経験し感じてきた分、生徒たちにも味わってもらいたい!!と考えていました。 生徒は、ほぼマーチング初心者で、マーチングはテレビで観たことがある程度。
自身が実際にマーチングに取り組んでいくことに対し、不安に感じている生徒が多くいたことは事実です。 当初は、体力もなく弱音を吐く生徒ばかりで“大丈夫かな?”と不安でしたが、日が経つごとにマーチングに対する意識・意欲が変わり、“もっと練習したい!”“ここはどうしたらいいのかな?”などの発言が増えていきました。
今ではマーチングを取り組んでいく中で、ハマっていく生徒が増えてきました。

始める前のマーチングに対するイメージは?

私自身も高校時代からマーチングに関わり、大学時代や初任校の学校でも初心者のメンバーを指導し、他校の中学校にも指導に行っていたので、マーチングに取り組むことには不安はありませんでした。
ただ、本校は人数も少なくマーチング打楽器もなかったため、そういった面では不安・悩みはありました。
そんな中、多くの先生方、楽器店、Yamahaの方々に大変お世話になり、楽器の貸出・練習への取り組み方等、アドバイスや協力をしていただきました。 バンドは人数が多いに超したことはありませんが、少人数だからこそできる見せ方の工夫や1人1人が努力し練習に取り組み、集団で合わせることの重要性を理解したり、個々のレベルアップにつながった・・など良い事も多いように思います。

ヤマハの楽器の良いところは?

新しく購入した楽器は、コンサート、マーチング共にYamahaのものを選びました。 管楽器・打楽器ともに音色がよく、高校生にはコントロールしやすいと思います。
本校のマーチングパーカッションはチェリーブラックフェードインバート(CBI)のカラー特注品を使用しています。素敵な配色で生徒も私自身も大変気に入っています。
今後も、本校はYamahaの楽器を愛用し、数多くの大会や本番でYamahaサウンドを奏でていきたいと思っています。

マーチングならではの効果や楽しみとは?

まず目で見てわかる視覚的要素があることです。音楽の曲想に合わせた動きの動作、視覚的効果、演出が加わることによってダイナミクスがより目で見て、耳で聴いて理解ができます。そして動きが揃っているかいないかがすぐわかるので生徒同士でも練習ができます。
動きを練習していくうちに、以前よりテンポ感がよくなり音の縦と横が合わせやすくなりました。 そしてマーチングの大会に出場する機会が増え、他校の生徒の行動・挨拶・表情の良さなどを目の当たりにし、1人1人の歩き方1つにおいても意識が変わりました。
座奏においても楽器演出やダンス・歌など演出での表情や動きのキレも以前と比較すると大変良くなったと思います。

これからマーチングを始められる指導者の方へメッセージをお願いします

マーチングは座奏とは違った楽しさ、良さがあります。
最初から全て行うことはないと思います。マーチング用の楽器をすべて揃えて、ドリルを格好良くやろうとせず、現在ある楽器でやれることから始めたらいいと思います。持って歩ける楽器の奏者は動き、持って歩けない楽器の奏者は座奏で参加をする。そうやって考えればお金をかけずに始められると思います。
私もまだまだ新人ですが、生徒たちと共に素晴らしいバンド・音楽創りができるよう、日々努力し向上心を忘れず練習に励みたいと思います。