CFX:Ideals CFXの理念

Ideals CFXの理念

100年の誇りを胸に、
さらなる音の高みを目指して。

CFX開発の大きなテーマとして掲げたのが、「コンサートホールでいかにして ピアニストの思い描いたままの音を表現する力を得られるか」ということでした。

CFXの理念

CFX開発の大きなテーマとして掲げたのが、「コンサートホールでいかにしてピアニストの思い描いたままの音を表現する力を得られるか」ということでした。
「力」とは、1つには、文字通り、強さをもたらす力。大きなコンサートホールでフルオーケストラと競演しても、堂々とした音を客席の隅々まで響きわたせられる力のこと。また、「力」を手に入れることは、ゆとりを身につけることでもあります。囁くようなピアニシモに、彩りと奥行きを与えることも、この「力」があれば叶えられるのです。ヤマハが長年の経験の中で定評を得てきた“ブリリアントな音”の先にある進化は、私たちのイメージの中でずっと響き続けてきた音だったのです。

CFX誕生への歩み

こうした音の理念の実現を目標に、次期モデル開発に向けたプロジェクトチームが発足しました。1991年、ヤマハコンサートグランドピアノCFⅢSの発表からまもなくのことです。木材、金属、音響の分野を専門とする設計者をはじめ、試作品をつくりあげる生産技術者、コンサートで調律を担当する調律技術者、世界各地のコンクールなどでピアニストと接するヤマハアーティストサービスのスタッフにいたるまで、その数はのべ約40名。あらゆる面から徹底した研究が重ねられていきました。開発プロジェクトが始まって以来、試作されたピアノは100台以上。ステージで音が確かめられ、その評価が開発に反映されていきました。
2008年からは、パリ、ニューヨーク、東京の主要なホールで、非公開の評価会を実施し、約40人のトップアーティストたちの協力を得るとともに、普段ヤマハを弾かないピアニストを招いて、良好な状態の他社ピアノとの比較を行い、ヤマハ独自の音を磨き上げていきました。そして、2010年5月、ヤマハピアノづくり110年、CFの開発から40年の技術の粋のすべてを注ぎ込んだコンサートグランドピアノCFXが誕生しました。