CP4/40 STAGE 生産完了品

Interview

Interview with Chuck Leavell

ツアーやレコーディングで長年CPシリーズを使われていますね。その理由はなにか、なぜCPシリーズを選ぶのかを教えていただけますか?

私にとって一番重要なのは、できる限り本物のアコースティックピアノに近い感覚で演奏できるかどうかなんだ。重要なのは、アコースティックピアノの音。そして、バンドアンサンブル中でも音が抜けるかどうか、それも重要だ。ローリングストーンズやオールマンブラザーズバンドで演奏する時、CPシリーズから出る音は埋もれることなく、しっかりと聴こえてくる。CPだから抜けてくるんだ。

あなたはレイチャールズを見てミュージシャンになろうと思った、とwebページで読みました。そのことについて話していただけますか。

そうなんだよ。確か12歳か13歳のころ、地元で開催されたレイチャールズのコンサートに姉のジュディーに連れて行ってもらった。両親は外出したようで、その時「ジュディーがレイチャールズを見に連れて行ってくれるよ」と言っていた。本当に連れて行ってもらったんだ。それは素晴らしい体験だった。あんなバンドはそれまで観たことなかった。レイチャールズはもちろん、コーラスのラエレッツ、サックスを吹いていたファットヘッドニューマン、そしてオルガンを弾いていたビリープリストンに目は釘づけだった。コンサートからの帰り、こう思っていた「医者や法律家、保険のセールスマンとかにはなりたくない。音楽をやって、ああいうバンドにはいりたい」ってね。

ローリングストーンズのツアー中にカリフォルニアのヤマハのオフィスに立ち寄った際、この新しいステージピアノ CP4 STAGEを試奏したと聞きました。その時のどんな印象を持ったか教えていただけますか?

グランドピアノ CFXというのはアコースティック楽器のテクノロジーの結集である。それがこの楽器、CP4 STAGEで再現できているなんて、なんて素晴らしい、と思った。とても、とても似ている。これは本当にお勧めの楽器。私はリアリティーが欲しかった。CP4 STAGEがそれを叶えてくれた。

CP4 STAGEを次のツアーで使いますか?

もちろん!ストーンズでも自分のバンドでもいいから、早くこの楽器をステージで鳴らしてみたい。ステージでCP4 STAGEを演奏することを楽しみにしている。

CP4 STAGEが気に入ったのはなぜですか?

今までに聴いたことがないくらい、いいピアノが入っていることが一番の理由だ。これが一番重要。もちろん他にも魅力的な機能はたくさんある。エレクトリックピアノもいい。ストリングスも、アコースティックベースも入っていてとても便利なのに驚くほどコンパクト。そして、とっても軽い。これを肩に下げてそのドアから出て、みんなに見せたいよ。でも、何より魅力なのは美しいピアノなんだ。

Chuck Leavell Bio

チャック・リーベルは30数年ものキャリアを持ち幅広い音楽ファンの耳を楽しませてきました。エリック・クラプトン、ローリングストーンズ、ブラッククロウズ、ジョージ・ハリスン、オールマンブラザーズバンド、インディゴガールズ、ブルーストラベラー、トレイン、モントゴメリー-ジェントリー、リー・アン・ウォマック、レディ・アンテベルム、ジョン・メイヤーをはじめ多数の作品で彼の演奏を聴くことができる。ローリングストーンズとは1982年から今日までずっとキーボーディスト・ボーカリストとしてサポートしている。キース・リチャーズはこう言う。「チャックがいなかったら、ストーンズはストーンズじゃない」 彼は音楽以外にも、The Mother Nature Networkという環境団体のボードメンバーを務める。チャック・リーベルは最も尊敬されるピアニストの一人であると同時に環境問題にアクティブに取り組む環境運動家でもある。ジョージア州にある彼の自宅で、彼は森の中で作業をしたり、ピアノを弾いたりして過ごしている。「家族、木々、そして音楽」という3つのパッションを持てる幸せを感じながら。

www.chuckleavell.com