RIVAGE PM Series

システム構成例 1

RIVAGE PM5システムをDanteネットワークで構成した例です。RIVAGE PM5システムはコントロールサーフェスCS-R5とDSPエンジンDSP-RXを組み合わせた最大120chミキシングキャパシティを構成、Danteネットワークの入出力はDanteに対応したインターフェースカードHY144-DとI/OラックRio3224-Dを組み合わせた64Mic/Line Inを構成したシステムです。RIVAGE PMシリーズにおけるDanteシステムの基本となる構成例であり、RIVAGE PM3等にも応用できます。また、対応するDante機器は最大48台(HYカードスロット1つにつき最大24台)までマウント可能です。

Yamaha RIVAGE PM Series

システム構成例 2

RIVAGE PM7システムをTWINLANeネットワークで構成した例です。CSD-R7はDSPエンジンを搭載しているため、よりシンプルなシステム構築を得意とします。コントロールサーフェスおよびI/OラックのRPio622/RPio222にTWINLANe 対応のインターフェースカードHY256-TLをそれぞれ装着し、これらを光ケーブルでリング状に接続することで、ケーブル切断などのトラブルに対して冗長性の高いTWINLANeネットワークを構築できます。さらにコントロールサーフェスCS-R10-Sを接続することで、フェーダー数の拡張や複数名でのオペレートなど、より高い自由度を持ったシステムを構築することが可能です。

Yamaha RIVAGE PM Series

システム構成例 3

RIVAGE PMシステムでは、TWINLANeネットワークとDanteネットワークをひとつのRIVAGE PMシステムに共存させることが可能です。RPio622/RPio222は最大8台、Rio3224-D2/Rio1608-D2は他の対応Danteデバイスを含め最大48台(HYカードスロット1つにつき最大24台)までマウントできます。すべてのコンポーネントは2台の電源ユニットを内蔵し、電源の二重化を行っている他、下記システムではDSPミラーリングも構築しており、トラブルに対する冗長性を更に高めています。RIVAGE PMシリーズではTWINLANeネットワークを2系統(Main SnakeおよびSub Snake)設定できるため、I/Oラックの設置場所が多岐にわたりRPioが8台では不足する場合や、大規模システムの管理体系をシンプルに分けたい場合に利用できます。また、他のヤマハデジタルミキシングコンソール同様、RIVAGE PM EditorやRIVAGE PM StageMix、MonitorMixなどのアプリケーションに対応しており、自由度の高いリモートコントロールが可能です。マルチトラックレコーディングを行う場合は、Danteを使用し、Dante Accelerator(PCIeカード)を装着したコンピューターで最大128In/128Out(Fs=96kHz)のレコーディング環境を構築できます。

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