【Z BLOG】鈴木 圭:編成としてのビッグバンド

みなさんは、ビッグバンドというと、どんな音楽を想像しますか?

スウィング期の、Benny Gooodman、Tommy Dorsey、Harry Jamesなど。
モダン・ジャズ期の、Thad Jones = Mel Lewis、Woody Hermanとか。

最近でも、Bob Mintzerや、Bohuslan Big Band、

Gordon Goodwin’s Big Phat Bandなど、いろんなバンドがいろんな音楽をやってます。

初期のビッグバンドは、

ダンス音楽としてのジャズをメインに演奏する編成として作られたものですが、

Brian Setzerはロカビリーな曲が多いし、
Don SebeskyやMaria Schneiderは、かなりクラシック寄りな音楽もやってます。

日本でビッグバンドというと、ビッグバンド黄金期~モダンジャズから発展した音楽を演奏することが多いのですが・・・

・・・コンテンポラリージャズ~現代音楽~フリーに近い音楽を演奏するビッグバンドのライブをやってきました!

全曲、若手作曲家たちのオリジナル。

森紀明(sax,comp)&伊東ゆき(kb,comp)Big Band

(左から、三塚(tb)さん、伊東ゆき(comp)さん、森紀明(comp)くん、僕)

森くんが、いまドイツ在住なので、帰国するときにしか演奏する機会がないのですが、とにかくやたらカッコいい曲。

たとえば、
コンテンポラリージャズのビッグバンドでタンゴって、

少し前から流行っていたんですが、そういう音楽だったり、

こんな人数なのに、決めごとの少ないフリージャズな部分があったり、

急に普通の4ビートのジャズだったり、

管だけの室内楽っぽいアンサンブルだったり、

本気のdrum ‘n’ bassで押し切ったり(笑)

聞く方も少し頭使うかもしれないけど、

演奏する方はフル回転してるっていう(^^;・・・

同じビッグバンドでも、

先日、三塚さんが書いていた野口茜(pf,comp)ちゃんのMonaural Banquet Orchestraみたいに、

「踊れー!」っていう音楽ではなくて、

美術館で絵を見るみたいに聞く音楽。

理解なんかできなくても、全然いいんです。好きに感じてください。っていう。

いつか、そんなに広くないコンサートホールで、演奏したいなー

・・・って言いながら、また森くんの帰国を待つことにします。