【Z BLOG】フジイ ヒロキ:仙台でのジャズコンサート





ちょうどお盆の頃、白石暎樹&サウンドスペースというバンドのコンサートのため、仙台に行って来ました。



このバンドは、東北唯一のプロのビッグバンドなんですが、地元で人手が足りない時に時々お手伝いをさせていただいています。
僕がプロとしてのキャリアをスタートしたばかりの若い頃からお世話になっていて、ジャズ以外でも、NHKの演歌のラジオ番組の収録なども経験させていただきました(千昌夫さん、香西かおりさん、小林幸子さんなどとも共演)。
多い時は年に数回呼んでいただいていたのですが、東日本大震災以降はほとんどなくなってしまっていて、僕自身は約4年振りの参加となります。



今回のイベントの一つは、大聖寺さんというお寺でのジャズコンサートでした。お盆にお寺でジャズ、なかなか粋ですよね!



普段はお盆や夏休みとは無縁の生活をしていますが、何となく「日本の夏」を感じる事が出来て有り難かったです。
地元の皆さんとの演奏も久々で楽しかったです。







アーティストさんのサポートや、楽器 for Kids(http://www.gakkiforkids.org)という団体でのボランティア活動で東北の各地には割と足を運んでいるのですが、仙台の中心部は久々でしたので、仕事の後しばらく居残りをし、津波の被害の大きかった名取市の閖上(ゆりあげ)地区や、日本三景でもある松島に立ち寄って来ました。



観光で人が集まるような所はまるで何もなかったかのように復興していますが、そうでない所はまだまだ爪痕が残っています。
こういったギャップは、現地を訪れて初めて分かる事ですね。











震災直後は、衣食住などの直接的な援助がまず必要だったと思いますが、
長期化すればするほど、間接的というか、精神的な援助が必要かも知れません。音楽にはきっとその力があると信じています。



震災を風化させる事なく、人として、音楽家として被災地とどう関わっていくか。
そんな事を考えさせられる仙台でのお仕事になりました。