【Z BLOG】朝里 勝久:雪村いづみさん

先日、私が所属する宮間利之とニューハードというビッグバンドで、越路吹雪音楽祭というイベントに出演しました。
場所は、もうすぐ閉館してしまう日比谷公会堂。
様々な歌手が入れ替わり立ち替わり14名が出演し、その後ろでビッグバンドが演奏しました。



こういった歌の伴奏の仕事自体はそんなに珍しいことではなく、この日も集中して頑張っていたのですが、
その中で私が衝撃を受けた歌手がいらっしゃいました。それが雪村いづみさん。
(わざわざ私がご紹介するまでもない大御所歌手ですので、細かくお知りになりたい方はwikipediaなどをご覧頂ければと思います)



曲頭がピアノと彼女のデュエットの曲がありまして、それを後ろで楽器を持ちつつ聴いていて、久しぶりに感動で泣きそうになってしまいました。
色々な感情、温かさ、曲を引っ張るアンサンブル力、推進力、そして何より、確固たる意思…。ものすごい歌を聴いてしまった。
帰宅して布団に入っても、興奮してなかなか寝られませんでした。俺も、音楽でこういう事がやりたいんだよなと、そう思った一夜でした。



それから一ヶ月ほど経ったある日、とあるプライベートパーティーにてビッグバンドで演奏する機会があったのですが、
セットリストを眺めているとゲストボーカルになんと彼女のお名前があり、そこで初めてお話しさせて頂きました。
歌のまま温かく、とても素敵な方でした。私昔から、こういう運は強いんです…。