【Z BLOG】吉田 佐和子:名盤が生まれる瞬間

世の中には色んな演奏家がいる。

調べてみたことはないけれど、演奏だけをやる人が一番多いのだろうか?

ジャズの奏者だと、クラリネット・サックス・フルートの3管を吹けるのが普通だったりする。
それに、アレンジをする人。作曲をする人。
色んな人がいる。

私の場合はというと、他の楽器は吹けないけれど、作曲やアレンジはする。
最近は音楽を人に届ける際に必要なコンテンツを生み出すことに興味が出てきて、HP制作、チラシデザイン、PV制作、写真撮影もするようになった。

もちろん外注することもあるのだけど、良きデザイナーさんに恵まれ、その方々とやりとりをするうちに自分の中で色々とアイデアが出てきて、結果的に自分でもやるか。となった次第。
演奏する人の魅力をどう伝えるか?という部分を総合して魅せるプロデュースの仕事もするようになった。

先日は、オーボエ奏者の宮村和宏さんの2ndアルバムレコーディングに立ち会わせていただいた。

来年2月17日に銀座にあるヤマハホールで行われる『宮村和宏 オーボエリサイタル デビュー20周年&2ndアルバムリリース記念コンサート』の宣伝に使用するPVを制作する為だ。

レコーディング内容は全てモーツアルト。

日本で最高峰のメンバーが集まり、奏でられた音楽は極上そのものだった。


オーボエ:宮村和宏
ヴァイオリン:長岡聡季
ヴィオラ:吉田篤
チェロ:朝吹元
ピアノ:鈴木優人

こういう音楽に出会った時、観客として幸せな気持ちに浸り、裏方としてその良さを伝えられるものを創ろうと努力し、演奏者としてとても衝撃を受ける。

刺激、というよりも衝撃の方が正しいと思う。
別格の凄さを感じた。

そしてそんな感情はこのメンバーでないと生まれないだろうな、とも感じた。

素晴らしいメンバー。
素晴らしい作品。
素晴らしいホール。
素晴らしい録音スタッフ。

『あぁ、名盤ってこうやって生まれるのだな』

そう感じた時間でした。

そんな場に立ち会うことが出来てとても嬉しかったし、演奏者として自分がステージに立つ側に回れるよう、さらに精進しようと思ったのでした。