【Z BLOG】吉田 佐和子:1000年つづく里を目指す福知山市大江町毛原でコンサートに出演します。

私のふるさと、京都府北部に位置する福知山市は一市三町が合併した人口約8万人のまちです。
芸術の秋、ということもあり、この時期の週末は福知山の至る場所でイベントが行われ、音楽を聴くことが出来る機会も増えます。
11月末はこちらのコンサートで演奏します。

このコンサートは京都府主催の『大江万燈絵巻』という大江町の魅力を再発見する事業の一環で行われており、私の出演するコンサートはその最終日となります。

当日は、福知山を題材にした吹奏楽曲、交響詩『福知山』を室内楽版で全楽章演奏します。
演奏前には、福知山にある魅力を改めて感じていただけるように、スクリーンで曲の成り立ちと題材となったまちの歴史や貴重な文化財についての説明も行います。
この日のために新曲も書き下ろす予定で、それには映像も併せて準備したいなぁと。

今回は、楽曲の選曲、舞台美術、照明、映像と空間そのものを全てプロデュースして舞台を創り上げていきます。

この毛原地区は30人ほどの集落で、地域を紹介するパンフレットには全員の名前がフルネームで書いてあります。
住む人々全員が一丸となり、地域を盛り上げようとされているのです。

また、毛原地区に住む人々は『1000年つづく里』を目指しており、私はその思いに大変感動しました。
100年、という単位でその言葉を聞いたことはありますが、1000年という数字は、本当に覚悟がないと口に出来ないと思うんですよね。
その文字を読んだ瞬間に、鳥肌が立ちました。

皆さんの思いに感動したということを、言葉ではなく私は音楽や空間を創ることで表現したいなと。
そういう風に思っています。

今年はこのようなプロデュースのお仕事をさせていただく機会が多くあり、そのたびに沢山の人と1つのものを創り上げていく楽しさを感じています。
昔から、みんなで何かをするということが大好きでした。
でも、音大進学時くらいからかな。個人プレーが多くなっていったように思います。
最近は、気付いたら抜け出していたその世界に、巡り巡ってまた戻ってきたような感じです。

今回のこの企画も自分自身で愉しみながら準備しています。
この感覚を沢山の方々と共有出来たら嬉しいです。
ぜひご来場くださいませ。