【Z BLOG】フジイ ヒロキ:「エル・システマ ジャパン」

ゴールデンウィークの後半は、「音楽を通して生きる力を育む事業」を実施している一般社団法人「エル・システマ ジャパン」(http://www.elsistemajapan.org/)さんの特別講師として、岩手県大槌町を訪問して来ました。

エル・システマは、ベネズエラで始まった音楽教育プログラムで、貧しい子どもたちでも無償で学ぶことが出来ます。

日本では主に、福島県相馬市や、岩手県大槌町といった、東日本大震災の被災地で活動をされているのですが、今回はその大槌町の中学校、高校の吹奏楽部の金管パートの指導をさせていただきました。

大槌町は、被災地の中でも津波の被害が甚大だった場所で、町民の1割に及ぶ、約1200人もの方が犠牲、行方不明になられています。震災後の人口の流出も進み、大槌学園、吉里吉里学園、大槌高校を合わせても、わずか20人ほどしか部員がいません。

そんな中でも、こうして音楽を楽しむ子どもたちがいるのは、「町の大きな希望」ではないかと思います。

皆さん、熱心に指導に耳を傾けてくれて、たった2日間でもどんどん上達していきました!
子どもたちの感性は本当に素晴らしいですね。今後の成長がとても楽しみです!

今回の訪問ではさらに、NHK交響楽団のヴァイオリニスト、大鹿由希さんらが主催するコンサートにも出演させていただき、急遽クラシックの曲で共演させていただいたり、大槌高校出身の若手トランペット奏者の臺(だい)隆裕君や、同じく今年から上京して音楽の専門学校に入学したサックス、クラリネットの北湯口佳澄さんとも、3人でマーチやジャズを演奏させていただきました。

2人もやはりこの町の「希望の光」です。
東京でたくさん良い経験をして、立派なミュージシャンになって故郷に錦を飾り、未来の大槌町を盛り上げて欲しいですね!

プロ&アマ、クラシック&ジャズ、年齢、東京在住&大槌在住などに関わらず、みんなで楽しめるコンサートは、とても温かいイベントでした。
また8月にも大槌町を訪れる予定ですが、僕も微力ながら応援を続けさせていただこうと思っています。