【Z BLOG】フジイ ヒロキ:「コガマサルさんワークショップ」

先日、僕のビッグバンドクラスの木管楽器の生徒さんのために、サンフランシス
コから来日していた日系アメリカ人のサックス、フルート、尺八奏者、コガマサ
ルさんのワークショップを開催しました。

マサルさんは、タナアキラさんという、やはり日系アメリカ人の世界的なドラ
マー率いる「OTONOWA」(http://www.otonowa-usa.com/)というバンドのメン バーで、3年前、東日本大震災の被災地をチャリティーライブ公演で周っている 際、陸前高田で偶然お会いし、飛び入りで共演させていただいてからのご縁とな ります。

「ふるさと」や「上を向いて歩こう」のような日本の曲をかっこいいジャズアレ
ンジで演奏されていたのですが、我々日本に住む日本人よりも日本をリスペクト
した上で、自分たちの音楽に取り入れているコンセプトや、逆に、日本人にはあ
まりない「ドネーション」の精神でチャリティーライブを精力的に行っている姿
勢、そこからにじみ出る温かいサウンドに感動したのを覚えています。

それ以来お会い出来ていなかったのですが、今回はツアー後に東京に寄って下さ
るという連絡をいただいたので、マサルさんの素晴らしいサウンドを僕の生徒さ
んにもシェアしたいと思い、ワークショップを企画しました。

大宮クラス2人、船橋クラス7人、友人のフルート奏者1人が参加してくれて、2ヶ
所で3コマのクラスをやっていただいたのですが、僕自身もとても参考になる内
容でした。

中でも印象に残ったのは、

「このワークショップが終わった後、どうなっていたいですか?」

と生徒さんに問いかけていた点です。

日本人って義務教育のせいもあり(?)、受け身な姿勢でレッスンに臨む人も多
く、自分がどうなりたい、何を学びたいといった内容を明確化していない人が多
いように思うんですよね。

こうしたレッスンもそうですが、普段の練習でも、今日の目標、今週の目標、今
年の目標など、その行為の前と後の自分自身を具体的にイメージする事は、より
スキルアップに繋がるのではないかと感じました。

また、マサルさんの音そのものや即興のフレーズ、レッスンでの考え方などが、
全て彼の人生の一部であり、自分と比べても、もっと生活に密着した身近なもの
として付き合っている印象を受けました。

僕もそうありたいですね。

ワークショップ後の美味しい焼肉パーティーまで、楽しい有意義な時間を過ごさ
せていただきました。

来日スケジュールの問題もありますが、今後も機会があれば、このようなワーク
ショップを企画出来たらと思います。

マサルさん、ありがとうございました!