【Z BLOG】朝里 勝久:「譜面の書き込み」

譜面に変更点があった場合や、書いてある情報に加えて演奏を補助する場合などに、自分で譜面に書き込みをする事があります。

変更点というと、演奏する音やニュアンス、また譜面のサイズが(繰り返しが増えた等)変わった、ミュートなど使うものが増えた&減ったなど。演奏を補助する為の書き込みだと、例えば「このフェルマータは合図を出すサックス奏者を必ず確認」とか、ソリストの順番、曲頭のドラムカウントのタイミングなどでしょうか。基本的には書いてある譜面の情報で演奏するべきだし、そもそも何も書かなくても演奏出来るものを用意するべきだと思うのですが、色々な事情もあるので必要に応じて書き込むことは勿論あります。…ですが、これ本当に必要?と思う書き込みに遭遇する事が多々あります。特に学生さん。

・音符、強弱記号などを丸で囲い過ぎる(逆に見にくい事が多々)
・使うタンギングの種類(自分が違う場合吹きにくい)
・「息を吸う」とか「指揮を見る」などの単純な指示(息吸わなきゃ吹けないし、指揮は元々見るもの)
・「気合!」とか「頑張る!」などの精神論(書いてなくても頑張ろう)
・「ピッチ!」(聴こう!)

そして多いのが、書き込みを消すことのできないペンなどで書いてしまっていること。たとえ必要な書き込みでも、更に変更点があった場合どうするのでしょう。鉛筆など後から消せるもので書き込むべきだと思います。
おそらく先生に言われたことをしっかり書き込んでいるだけだと思うのですが、ブレスなど奏法の事や、イメージなど音楽の事、他大切に思ったことは別のノートなどにまとめた方が良いと思います。実際その譜面を見ながら演奏する段階で、一度に大量の情報を確実に処理できる人は別ですが…。そして、ものすごく大量に書き込みをして、頑張った感を出すのは分からないでもないのですが、それはやはりただの自己満足。文字でなく「音」でそれらを聴いている人に届けて欲しいと思います。

〜おまけ〜
同じ譜面を使って別日に演奏した2人の奏者が、完全にふざけてる悪い事例(上記の説得力が完全に無くなりましたね。真似しないこと!笑)