【Z BLOG】フジイ ヒロキ:「国際トロンボーンフェスティバルを日本に!」 Vol.2

前回に引き続き、International Trombone Festival(以下ITF)日本誘致実現の
ため、この場をお借りして、ワールドクラスのジャズトロンボーン奏者を紹介さ
せていただきたいと思います。

今回は昨年カルフォルニア州で行われた際の参加アーティストです。
LAエリアという事もあり、アメリカ色、エンターテインメント色の強いライン
ナップで、自分の好み的にも、とても楽しかったです!

では、まずはベテランから

・Scott Whitfield(スコット・ホイットフィールド)

ノーステキサス州立大出身の方です。
アメリカにはバークリーやイーストマンのような音大だけでなく、いわゆる公立
大学に普通にジャズ科があり、ノーステキサス州立大はその中でもトップクラス
です(学内にビッグバンドが1軍から9軍まであります)。

彼のキャリアで最も分かりやすいのは、秋吉敏子さんのビッグバンドに在籍して
いた事ではないでしょうか。
2004年、僕が渡米する直前に来日公演を聴き、その後アメリカでも何度かお会い
しました。

ボーカリストとしても素晴らしいです。僕のツイッターに、彼がスキャットとト
ロンボーンでのアドリブを交互にやっている動画があるので、良かったら観てみ
て下さい。正に「歌うように演奏している」のが分かると思います。

https://twitter.com/hiroki_trb/status/880783459152674816

・Bill Reichenbach(ビル・ライケンバック)

スコットと同じく、秋吉敏子さんのビッグバンドに在籍していましたが、ジャズ
だけでなく、スタジオミュージシャンとしてのキャリアが有名ですね。ハリウッ
ド映画での多数のサントラのほか、マイケル・ジャクソンのスリラーのバックの
トロンボーンが彼の演奏で、これだけお伝えすればそれ以上の説明は不要ではな
いでしょうか。

メインはバストロンボーンですが、コントラバスやバストランペットなど、いく
つもの楽器を吹きこなします。

https://www.facebook.com/hirokifujii.trombone/posts/1898528967069330

・Bob McChesney(ボブ・マチェズニー)

アメリカ西海岸でスタジオやビッグバンドの仕事もしていますが、正統派のジャ
ズマンという印象です。
ジャズトロンボーンでは有名な「ドゥードゥルタンギング」の名手としても知ら
れ、テクニック面に注目がいきがちですが、素晴らしい「音楽」を持ったジャズ
マンで、個人的にも好きなアーティストの一人です。

https://twitter.com/hiroki_trb/status/881386243254132736

ここからはおそらく僕と同世代の二人を紹介します。

・Paul The Trombonist(ポール・ザ・トロンボニスト)

彼を一言で表現するとしたら「トロンボーン・ユーチューバー」です。
ついにこういう人も出て来たか!?という感じですね。印象的な動画をたくさん
投稿していますので、是非彼のYouTubeチャンネルを覗いてみて下さい。奇をて
らった印象が強いかもですが、正当なジャズも上手いし、教えるのも上手いし、
人柄も素晴らしいナイスガイでした!
https://www.youtube.com/user/PaulTheTrombonist/videos

・Aubrey Logan

ITFで初めて彼女の存在を知りました。
ボーカリストでもありますが、ジャズというカテゴリーでくくるのは難しいとい
うか、オリジナリティーのあるアーティストで、ライブもエンターテインメント
として完成されていました。お客さんを惹きつける力が半端なかったですね。前
回のブログにも書きましたが、このような「掘り出し物」(というと言葉が良く
ないですが)に出会えるのも、ITFの一つの魅力かも分かりません。

https://www.facebook.com/aubreyloganmusic

アメリカ西海岸と言えば、ハリウッドの映画産業とは切っても切れない環境にあ
ります。
コンサートホールのステージをレコーディングスタジオに見立て、実際にハリ
ウッドの映画音楽がどのように録音されているかをデモンストレーションすると
いう、夢のような企画がありました(ヤマハアーティストでもあるアンディー・
マーチン氏や、前述のビル・ライケンバック氏などが参加しています)。

https://www.facebook.com/hirokifujii.trombone/posts/1899686713620222

貴重な動画なので、ぜひご覧下さい!

ITFは、パフォーマンスや講義だけでなく、各楽器メーカーの展示ブースもあり
ます。
もちろん、我らがヤマハのブースもありました。「職人」(SHOKUNIN)という日
本語がカッコイイですね!?
ぜひITF日本誘致が実現し、「世界のヤマハ」をホームからアピールしていただ
きたいです(もちろんすでに世界的な認知度、信頼なのは言うまでもないのです
が)。

2回にわたってITFの情報をお伝えしましたが、これはほんの一部です。
今回はあえてジャズにフォーカスしたので、クラシックについては一切触れてい
ません。レポートの内容はもちろん、欧米開催ならではという面もありますが、
こんなアーティストが日本に集まるとしたら本当に素晴らしい事ですよね。

http://hirokifujii.com/dairy/3536.html

このイベント実現の意義は↑の僕のブログにも書かせていただきましたが、『オ
リンピックイヤーを日本のトロンボーン界でも記念すべき年に』出来るよう、ご
協力のほど、よろしくお願いいたします!

https://itf2020japan.com/