【Z BLOG】石橋 采佳:アイドルとの再会

こんにちは!
トロンボーンの石橋采佳です。

夏も終わりすっかり秋になりましたね!
私は寒いのが苦手で春夏以外はあまり得意じゃなかったのですが、
今年は食欲の秋ということで色々おいしい物を食べたり、芸術の秋で毎週末どこかしらでジャズフェスやその他色々な芸術系イベントが行われているので聞きに行ったり見たり、演奏したり、今年の秋はとても満喫できています。(^^)

その中でも楽しかったことをいくつかの記事に渡って書きたいと思うのですが、
まずはこちら!!!
私のアイドル、TbのMichael Deaseさんにお会いしました!!



左からTb奏者の山田翔一さん、Michaelさん、私。

Michaelさんは今回ジャズフェスティバルに出演するために来日していて、運良くお会いすることができました….!!
Michaelさんを呼んでくださったジャズフェスの方に本気でお礼をしたいぐらい嬉しい出来事です…!!!(笑)
実は今年8月にも来日していてその時にもお会いできたのですが、その時に次会えるのはまた来年かなぁなんて思っていたので思いのほか早く会うことができてすごくすごく嬉しかったです。
しかも今回はゆっくりお話する時間をとってくださって、色々お話ができました。

テクニック的な話や理論的な話など色々したのですが、今回印象に一番残っているのはMichaelさんの音楽にに対する愛の深さ。
音楽愛に溢れてれているミュージシャンだということは、初めて演奏を聞いた時から音楽を通して感じていたのですが、それを改めて言葉で聞くと考えさせられることがたくさんありました。

なんでこんな話になったかというと、私実はメロディーやコード進行を覚えるのがあまり得意でなく、Michaelさんはどういう風に考えているのか聞いてみたいと質問したのがきっかけでした。

私自身今までやってきた練習は
・度数(Ⅱ-Ⅴ-Ⅰ)で覚える方法
・Any Keyで練習する方法
・アルペジオを色々なパターンで練習する方法、
・ソルフェージュの基礎から練習する方法
・ベースラインを作ってみる
などなど。

この練習方法の他にMichaelさんが考えてることがあれば聞きたいと思い質問したところ、基本的な練習は上記の練習方法と変わりませんでした。
これに加えて私との決定的な違いはMichaelさんはスタンダード1曲1曲の歌詞の意味を理解して、ものすごく愛しているということ。
「歌詞をまず知って理解して、そこに恋人に対する気持ちなんかを思いながら時間をかけて覚えていく」
「ファーストステップは歌詞。その次にメロディーやコード進行がある」

歌詞を理解するというのは大事とは思っていましたが、素敵な歌詞だなぁぐらいでいつも終わってしまっていて、よくやるスタンダードは早く覚えなきゃという焦りで早く曲を覚える方法を探すばかりで、その曲をきちんと聞いて愛するという工程を忘れていた私。
確かに好きな曲は数えきれない程聞いているのでメロディーが複雑でも覚えてるし、ソロまで丸暗記している曲も何曲もあるなぁと思ってMichaelさんが時間をかけて覚えて、と言ってくれたこともすごく自信になりました。

それをサポートしてくれるのがソルフェージュ的な練習だったりAny Keyでの練習。
それをやりつつまずはゆっくり時間をかけて大好きな音楽をもっと増やしていこうと思いました。

また基礎的な練習は私がやっていることと変わらないと書いたのですが、それもMichaelさんは練習であってもその場の音楽を楽しむために色々工夫をしていて、Michaelさんはアルペジオの練習でも歌うように、実際にソロを吹くように楽しんでと言っていました。
言われてみればそりゃそうだなぁと思うのですが、私にとってこういう練習は、ザ・練習!って感じで音楽と少しかけはなれたような機械的な印象でしたが、これも歌うように吹けばりっぱなソロになりますよね。

その時にとりあげていた曲はBody&Soulというバラードだったのですが、Michaelさんはアルペジオの練習をしながらもこの曲のハーモニーをめちゃくちゃ楽しんでいるのが印象的でした。
その他にも色んなTbの物まねや、(似すぎてびっくり。物凄く分析したんだと思います)楽器を持っていなくてもシャワーを浴びてる時や移動中なども常にフレーズを歌っていると言っていたり、片時も音楽のことを忘れていないのだなぁと思いました。
私的に練習は自分の弱いところと向き合うことだったので、そこそこのストレスを抱えながらやっていたりしたのですが、まずは楽しむ心、音楽を愛する心を大切に演奏するということの大切さに改めて気づくことができました。

ミュージシャンとしてはもちろん、一人の人間として尊敬しています。
会うことができて本当によかったです。

別れる時に寂しい気持ちになりながら片言で「See you next year!」と別れを告げたのですが、数日後なんと11月にまたDavid Sanbornさんのバンドで来日するとう情報を発見….!!(笑)
なんで教えてくれないのー!!!!と思いつつ速攻で予約しました。(笑)

またどんなお話が聞けるか楽しみです!!

Tb石橋采佳