【Z BLOG】曽根 麻央:オリジナルの楽譜販売開始 / 楽譜を書く時の注意点

こんにちは。トランペットの曽根麻央です。

最近すごく嬉しいことがありました。作曲家としては特に。
なんと、、、僕の楽曲の楽譜がポニーキャニオン音楽出版様より発売されました!!

全部で4曲ありますが、全てアルバム『Infinite Creature』に収録されているオリジナル楽曲です。楽譜はオンラインからPDFで購入できます。

「Within The Moment」
これはバンドスコアです。とは言っても僕のバンドメンバーが使っているパート譜をそのままスコアにしました。
この曲は国際セロニアス・モンク・コンペティションでセミファイナリストに選ばれた時に提出した音源制作のために2014年に書いたものです。同時期に演奏で行っていた国際パナマ・パーカッション・フェスティバルでも演奏した思い出の曲です。
https://score.dlmarket.jp/products/detail/619647




「Japanama」
先月のブログで紹介した僕のバンド、「Brightness Of The Lives」のレパートリー。パナマのリズム=タンボリートと、和の雰囲気が混ざり合う曲です。僕の師匠のダニーロ・ペレスに捧げた曲です。楽譜はメンバーが使用しているものを清書しました。
https://score.dlmarket.jp/products/detail/620279




「George Washington Bridge Blues」
ニューヨークに住んでいた時にアパートの窓から一望できた世界で最も交通量の多い橋=ジョージ・ワシントン・ブリッジをテーマにブルースを書きました。これも同じくメンバーが使用している楽譜を清書しました。
https://www.dlmarket.jp/products/detail/620278




「Drunk At The Reception」
僕がコンサート後に酔っ払って、巨匠=ジョー・ロバーノに汚い言葉を使ってしまって「マズイっ」と思った瞬間の心情をそのまま曲にしたものです(笑)。曲はもちろんマエストロ=ジョー・ロバーノに捧げます。



「Drunk At The Reception」はYouTubeで7万回近く再生されています。是非見てください!
https://youtu.be/AIzSJobln5A


作編曲して譜面を書く際は、アーティキュレーションやダイナミックスを書くようにしてください。作編曲者の大切な仕事です。それだけでリハーサルの効率がうんと上がり、演奏のクオリティーも向上します。
同じ四分音符でも、短いのか、長いのか、強調するのか明記するだけで曲が変わります。ジャズの場合、スタッカート「.」はもちろん短くですが、「^」の場合は音は短く、そして強調して演奏されます。つまりスタッカート「.」とアクセント「>」が一体になった感じです。アクセント「>」の場合、音は書いてある拍通り伸ばしますが、強調して演奏されます。つまりタンギングを要する箇所を指示することができます。強調はしないがきちんと音価通り音を保って欲しい場合はテヌート「-」を書いてあげると演奏する側の判断が容易になります。
このようにアーティキュレーションを描く作業は特に管楽奏者の曲の解釈に大きく貢献します。できるだけ詳しく書きましょう。

そしてダイナミックス! 大きい、小さいは人間が判断できる最初の耳からの情報です。詳しく書きましょう。

僕は作編曲する際、スケッチの段階からこれらの情報を書き込むことにしています。是非試してみてください。