朝里 勝久

【Z BLOG】朝里 勝久:「最終回」

2014年から書かせて頂いておりました当ブログ、今回の記事にて個人的には最終回となりました。

当初はまさか4年も続くとは思っておらず、ネタもどんどん無くなっ……まあそれは置いといて、たまにこうして音楽に関する文章を考えて書くことは、自分にとって色々とプラスになりました。ヤマハの方々の懐の深さのお陰様で、好き勝手書いた拙文にダメ出しされる事もなく、とても楽しく出来ました。お読み頂いた皆様に、少しでもお楽しみ頂けたのであれば幸いなのですが。

色々と書いてまいりましたが、少しでも何かご興味を持って頂けたら、是非生の演奏を聴きにきて頂きたいな、とずっと思っておりました。嬉しいことに、このブログを見て聴きに来たという方にも数名お会いしました。やはり、音楽家は音楽を聴いてもらってナンボ。(いや、自分の文章の言い訳をしているつもりは無いのですが…)

今後も、良い演奏家を目指して精進しますので、是非ご贔屓に。

近日中のLive情報!(最後の宣伝!笑)

6月7日(木)「MACEO PARKER & HIS BIG BAND」@ブルーノート東京
6月8日(金)同上
6月9日(土)同上
6月10日(日)同上
6月11日(月)「庵原良司オレバンド with ファンブラ・リユニオン・オーケストラ」@赤坂ビーフラット
6月12日(火)「Jazz Trombone Quartet VOLTZ」@大塚All in Fun

※6月28日までの熱海五郎一座「東京喜劇 船上のカナリアは陽気な不協和音」@新橋演舞場に、数日参加しています。

是非、Live会場でお会いしましょう!

今までお読み頂き、本当にありがとうございました。引き続き、ヤマハならびにヤマハZ Blogを宜しくお願い致します!

【Z BLOG】朝里 勝久:「VOLTZ New Album」

5月より、Jazz Trombone Quartet VOLTZの新しいアルバムが発売されました。
今回は2枚同時発売!!タイトルは「BLUE」と「GREEN」。どちらのアルバムにも、メンバー全員の作編曲作品が収録されています。ちなみに、公式Website(https://voltz4tb.com)には、作編曲したメンバー本人によるライナーノーツが載っております。

私は今回、オリジナル曲を2曲書きました。BLUEの方には「Maruhabaa!」、GREENには「Seventh Sense」という曲が入っています。
詳しくは是非、公式Websiteをチェックして頂けたらと思うのですが、Maruhabaa!はモルディブ共和国の現地語であるディベヒ語で「ようこそ」の意味。モルディブに旅行に行った時の情景をそのまま詰め込みました。簡単に言うと、南の島ではしゃいでる感じの曲です。


泊まったホテルのエントランスにもMaruhabaaと書いてありました。


まあ、こんな感じの曲です(笑)

Seventh Senseは、ライナーノーツには小難しいことが書いてありますが、7拍子のファンク。こちらは自分のコンボでは何度か演奏していますが、今回はトロンボーンカルテット用にリアレンジしました。

CDは、
VOLTZオンラインショップ
https://voltz4tb.theshop.jp

こちらよりお求め頂けます。私も普段少し持ち歩いていますので、Live等、何かの折にはお声がけくださいね。

また、収録されている曲の楽譜も既に販売されております!
ミュージックストア・ジェイ・ピー
https://www.musicstore.jp/shop/fl_jazz/

お好きな曲に、是非チャレンジしてみてください!

そして、CD発売と共に、雑誌等にVOLTZを取り上げて頂いております。


管楽器専門月刊誌「PIPERS」5月号
※バックナンバー、購入可能です!


月刊「Musician」6月号
なんと表紙に!!

以上、全力の宣伝でした!!
次回VOLTZのLiveは、6月12日(火)大塚All in Funにて!

【Z BLOG】朝里 勝久:「ジャパンバンドクリニック」

全国の吹奏楽指導者を対象とした総合クリニック、ジャパンバンドクリニック。
2年前にレセプションにてビッグバンドで演奏させて頂いたのですが、今回はVOLTZの一員として、福岡工業大学附属城東高等学校吹奏楽部との共演。
※2年前についての記事はコチラhttps://jp.yamaha.com/sp/blog/z_express/7465/

出番はイブニングコンサートで、会場はアクトシティ大ホール。

…なのですが、本番前に早めに会場入りして、稀に吹奏楽指導をしている事もあり、ぜひ勉強したいと思いまして少しだけ講習にお邪魔しました。

これがものすごく勉強になり、またとても楽しかった。生徒のやる気と想像力と演奏能力を引き出すための、豊富なアイディアに沢山触れられた90分でした。
スクールバンド指導(だけではないと思うのですが)において、個人的に重要だと思っているのが、いかにイメージを伝えるための語彙を豊富に持っているか、ということ。もっと平たく言うと、例え話のタネ。これについても、使える情報を沢山得ることが出来ました。(先週、指導で早速活用 笑)

その後リハーサルを行い、本番。城東高校の分厚い音色に支えられつつ、2曲共演させて頂きました。
自分たちの出番後に裏で城東高校の演奏を聴いていたのですが…ホント上手い。また4月頭にリハーサルをやった時より着実にレベルが上がっていて、自分は同じ1ヶ月半どう過ごしたかを反省。


またいつか一緒に演奏出来たら良いなと思います。

このクリニックには日本全国から沢山の指導者が集まっており、夜の会合(飲み会)もなかなか凄い盛り上がりを見せます。
私もお世話になった先生、楽器屋さん関連の方々、大学時代の先輩、後輩、中学時代の先輩など、色々な交流を持つことが出来ました。

その中でも、前々からお話ししたかった、吹奏楽指導者の屋比久勲先生とお話しする事が出来たのが印象に残っています。自分が昼間に参加した講習でも講師をされていたのですが、直接お話が出来たのはやはり嬉しかったです。

屋比久先生との一枚。

その後も飲み会は続き…(笑)

刺激的なイベントに参加することが出来て幸せでした。

【Z BLOG】朝里 勝久:「バンドクリニックのリハーサル」

今年の5月に浜松で行われる、吹奏楽指導者を対象としたクリニック「ジャパンバンドクリニック」のゲストにVOLTZで出演させて頂くことになっているのですが、先日、共演予定の福岡工業大学附属城東高等学校吹奏楽部さんの合宿先にお邪魔して、そのリハーサルを行ってきました。

※ジャパンバンドクリニックについては、詳しくはこちらhttp://www.japanbandclinic.comをご覧ください。

朝の飛行機で東京から福岡に向かい、到着後早速リハーサル開始。
城東高校は豊かで多彩な音色を持つ、とても素晴らしいバンドでした。本番が益々楽しみになりました。

終了後、福岡市内に戻りみんなで福岡グルメを堪能(笑)
(ものすごく個人的な見解ですが)今まで全国色々なところに行きましたが、グルメに関して福岡は全国トップクラスの場所だと思っています。何でも美味い!

【Z BLOG】朝里 勝久:「クリニックイベント終了」

先日こちらのブログでもお知らせした、クリニックを行いました。

非常に熱心な方々に多くお集まり頂きました。プログラムの余白部分に何となく「メモ欄」と書いてみたのですが、皆様その欄にびっしりメモ書きを。これは嬉しかったです。内容としては、ブレスの事、チューニング、ポジショニング、発音等々基礎的なことを中心に、ご質問を受けながらいろいろな話をさせて頂きました。最後はマイナスワンを使って吹き倒しましたが(笑)

個人的な反省点としては、少し話を広げすぎてしまったかなと。話し過ぎには気をつけるつもりだったのですが…。
他、個人的な反省点は多々ありますが、皆様と、ヤマハ並びにウインドクルースタッフの方のお陰様で無事終了しました。ありがとうございました。

【Z BLOG】朝里 勝久:「VOLTZ新アルバムレコーディング」

前回のアルバム発売から早4年、VOLTZ第3弾アルバムのレコーディングを行っておりました!
発売時期、その他詳細は近日中に発表になるかと思います。https://voltz4tb.com/

また、4月24日(火)には柴崎さくらんぼにて、トロンボーン奏者Tom Garlingさんをお迎えしてLiveを行います。こちらも合わせて宜しくお願い致します!

【Z BLOG】朝里 勝久:「Fire Dance」

1月23日にZ Express BigbandにTrumpet奏者のAllen Vizzuttiさんをお迎えしてのLiveがありました。Vizzuttiさんがいかに素晴らしいTrumpet奏者であったかは、きっと他のZブロガー達が書いてくれると思うので(笑)私は少し違った視点から。

Allen Vizzuttiさんといえば、超絶技巧を駆使した「Fire Dance」という曲が有名。バンドリーダー三塚さんから、1月のゲストはVizzuttiさんに決まりそうだという話を聞いたときに、間髪入れずに「Fire Danceやりますよね!?」と聞いてしまいました。当日の演奏も本当に素晴らしく感動しました。でも、私がこの曲を初めて知ったのは実はVizzuttiさんの演奏ではなく、Z Express Bigbandのリードトランペッター、石井真さんの18年前の演奏でした。

18年前、当時大学4年生だった私は、Sax向井志門さんの呼びかけで集まった企画バンドで、石井真さんと初めて一緒に演奏しました。(ちなみにみんな同級生です)リハーサルで初めてこの曲の楽譜を見て、同時にトランペット奏者が前に行ったので「あ、ラッパフィーチャーの曲なのか」と思った次の瞬間、彼の演奏に度肝を抜かれたのでした。同級生にこんな凄いやつがいたのかと。この時の衝撃は今もはっきりと覚えています。その後、その曲はAllen Vizzuttiさんのものだという事が分かったのですが、当時Vizzuttiさんは私の中ではクラシック奏者としてのイメージが強かったので、2度驚いたこともよく覚えています。

双方の音を聞いていても分かりますが、石井さんは筋金入りのVizzuttiマニア。
↓こんな記事もありますので、合わせてご覧ください。

https://member1.jp.yamaha.com/topics/detail/id=12308

中学時代から憧れ続け、追い続けていたそうで、おそらく彼は他の誰より今回の共演に懸ける想いは強かったに違いありません。それはリハーサルからビシビシ感じました。リハーサルにはVizzuttiさんご本人はいらっしゃらなかったので、彼の代わりに「Fire Dance」のソロパートを石井さんが演奏したのですが、それはそれは熱いプレイで、私は密かに感動して泣きそうになっていました。また、Vizzuttiさんの他の曲をビッグバンドにアレンジして持ってきていたり、一つ一つの行動から彼の気持ちが非常に伝わってきていました。

そして当日。人の夢が叶う瞬間というものは本当に素晴らしく、見ていて、しかもその場で一緒に音を出せてとても幸せな気持ちになりました。それはただ純粋に彼が願い追い続けた、ひたすらにまっすぐな夢だったからに他なりません。新年早々、素晴らしい場所にいることが出来て幸運でした。


石井さんとの一枚。

さて、私が憧れるBill Reichenbachさん、Douglas Yeoさんとの共演はいつになるのかな〜(笑)
精進します!

〜おまけ〜

そりゃあんなに吹き続けたら疲れますわ。

【Z BLOG】朝里 勝久:「年末年始あれこれ」

2018年になり早くも1ヶ月以上が過ぎました。新年明けましておめでとうございます(遅っ
いつも感じることですが、年々年月が経つのが早く感じます。

今回はゆるーく、年末年始にやっていたことを書いていこうかと。

大学の優秀な後輩たちと焼肉を食べ太り、

初滑りをして、(あ、今のところ遊んでばっかりだ)

極寒の東京ドームにてオーケストラで吹いたり、(写真は本番前。お客が入らなかった訳ではありません…)

富士山の見える素敵なホテルでビッグバンドを演奏したり、(吹いている写真なかった)

こんな感じで有難くも色々とやっておりました。

2018年も色々と楽しみな予定が多く、一つ一つ感謝の気持ちを忘れずに精一杯やっていきたいと思っています。
皆様にとって素敵な一年になりますように。

本年もどうぞ宜しくお願い致します。

朝里勝久

【Z BLOG】朝里 勝久:「新大久保ウインドクルーにてクリニックイベント開催」

2月18日に、下記チラシの通りクリニックイベントをやらせて頂きます。
Bass Tromboneに絞ったクリニックは結構珍しいのでお客さんが集まるか不安なのですが、有難いことに既にチラホラご予約を頂いているようです。

自分が悩み遠回りしてきたことを元に、実践的に使える情報を多くお伝え出来ればと思っております。ぜひお越しください。

2018年2月18日(日)
13:00開場13:30開演
新大久保ウインドクルー3階クリニックスタジオにて

お問い合わせ・ご予約
03-3366-1106
windcrew@yamano-music.com

【Z BLOG】朝里 勝久:「レッスン」

初めて楽器の個人レッスンを受けたのは4才の頃、楽器はバイオリン。その後エレクトーン、ピアノを習い、それらを全て辞めて(苦笑)剣道と水泳をこれまた習い、中学入学と同時にトロンボーンを手にし先輩に手ほどきを受け、高校生になると個人レッスンに通い…。考えてみると、物心ついてから大学卒業までほぼ切れ目なくレッスンを「受けて」いたように思います。

大学を卒業して割とすぐに山野楽器ウインドクルー、並びに専門学校などでレッスンを「する」側になったのですが、当然先生の立場に立ったのは初めてで、当時は試行錯誤の日々でした。当時の生徒には正直謝りたいことも沢山あります。

それから何年か経ち、30才を過ぎたあたりから現在まで、実はまた折々レッスンを「受けて」います。大学を卒業した頃に先生から「これからは基本的に自分で自分のレッスンをする事になる」と言われたのをよく覚えているのですが、不調に陥ること、自分で気付けないことなど色々あり、それでも20代の頃は先生からのお言葉を勝手に間違った解釈をして、変に意地になって基本的に自分一人でなんとかしようとしていましたが、とことん一人で苦しんだ割に良くなった気がしない、これは流石に見てもらったほうが良いのではと思ったのがきっかけでした。勿論現場で先輩から教えて頂くこと、また直接的では無いにせよ盗むこと(これも今考えると、わざと盗ませようと分かりやすくしてくださったのだなと後に気付きました)も多々あったのですが、じっくり見てもらう事はやはり話が早かったです。

同じプロという立場上、お願いするタイミングなど諸々変に気にするのも面倒だったので(今ではこれも考え過ぎだった事を理解しましたが)当初は海外から来る奏者に色々なツテを頼ってレッスンしてもらう事が多かったです。基本先生は私のことは知らないので、先入観を一切持たれずに、今起きている事、そしてやりたい事「のみ」に対して淡々と教えてもらえたのがまず嬉しく感じました。そして信じられないくらい良い音を間近で聴き、また自分では全く気付けなかった事をあっさり指摘してもらい、こんなにも楽しい時間だったのかと思う事が多くありました。そして数名の方々に教えて頂き回数を重ねるごとに、自分の演奏技術のみならず、レッスンをする時にも大いに役立っていることを感じました。

受ける立場としては、子供の頃受けていたレッスンと決定的に違う事は、自分が受け身では無い事、でした。勿論職業音楽家としてレッスンを受けている訳ですから単純な必死さも違いますが、やはり大元の姿勢が違ったように思います。では何故受け身ではなくなったのか。考えてみると、20代の頃に試行錯誤して、悩みに悩んだ末にレッスンを受けようと決意した事、そのものがその要因でした。苦しんだ時間も、そう考えると全くの無駄ではなかったのかなと思います。かなり遠回りはしていますけど。

レッスンを受けるにつれ、あの時現場で先輩はこの事を言っていたのか!と昔を思い出し情けなくなることもありますが、時間が経ってしまったけど気付くことが出来て良かった、と今は色々と前向きに捉えるようにしています。

〜おまけ〜
ロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団のバストロ奏者、Ben van Dijkさんのレッスンを受けた時のもの。