朝里 勝久

【Z BLOG】朝里 勝久:「山野ビッグバンドジャズコンテスト」

8月も色々な演奏機会があったのですが、今年は久しぶりに学生ビッグバンドの甲子園と言われる「山野ビッグバンドジャズコンテスト」にゲスト出演してきました。

私は学生時代に友人に誘われ早稲田大学のビッグバンドで出演したことがあり、その頃の会場は日本青年館というホールでしたが、今回は東京国際フォーラムAという日本国内でも最大規模のホールが会場でした。また予選会が行われるようになったりと、私が学生だった頃よりも更に大きなイベントになっているのだなと色々な場面で感じました。私の出番は夜なのですが、今回は朝一番でサウンドチェックのお手伝いもしたので、その後私がレッスンをしている数名の生徒を応援したりと久しぶりに山野の空気を感じる事が出来ました。

毎回プロのバンドがゲストで出演しており、私も今まで様々なバンドで数回出たことがあったのですが、今回のバンドは「審査員Special Big Band」というバンドでした。メンバーはコンテスト出身の一流ミュージシャン、加えて審査員の先生方が1曲ごとにリーダーになるというなんとも贅沢なバンド。聞けば山野楽器創業125周年を記念して集めたバンドということで、山野楽器の気合を感じました。125周年おめでとうございます!

忙しいメンバーが集まっていたのでリハーサルは1度きり。本番は審査員の皆さんは直前まで審査をしている為、事前リハ無しの本番一発勝負というなかなか痺れる状況でしたが、少し学生の頃を思い出しつつ楽しんで出来たと思います。(難しい曲もあったので大変だったのですが…)

私は、このコンテストのおかげで今があると言っても過言ではありません。学生時代のここでの演奏が楽しすぎて、それまでオーケストラ奏者になる予定がガラリと変わり、またここで出来たたくさんの仲間と今も切磋琢磨しています。本当にありがとうございました。今後益々のご発展をお祈りしております。

【Z BLOG】朝里 勝久:「宿題」

小学生の頃は、夏休みの宿題を8月31日ギリギリに仕上げるタイプの子供でした。大人になってもそれはあまり変わらず、諸々を期限ギリギリに仕上げることが多いです。9月末現在、次回VOLTZのLiveでお披露目(出来れば)する予定の曲を作っています。VOLTZは制作の為の充電期間ということで、珍しく2ヶ月ほどLive活動はお休み中。私は既存のもののアレンジとオリジナルの計2曲を作るつもりなのですが。

曲がなかなか出来ない。

もういい大人だし、次のリハーサルの1週間前には仕上がってて、他のメンバーに「まだ出来てないのー?」なんて調子に乗って言いたいのですが。

出来ない。

パソコンの前にじっと座っている時より、意外と関係ない作業をしている時にふと思い付いたりする事もあります。なので気分転換にドライブに行くと、運転中に思いついてしまい、停車して慌てて携帯に歌を録音。後から聞いたら謎の詩吟もどきが延々と流れているだけ。

さあ、果たして宿題は仕上がるのか!そのLiveはこちら。

Jazz Trombone Quartet VOLTZ
10月25日(水)19:30
@大塚All in Fun
http://www.allinfun.jp/

【Z BLOG】朝里 勝久:「10月のLive」

10月も色々なライブがありますが、まずは30日にZ EXPRESS BIG BANDが再び目黒Blues Alley Japanにてライブを行います!ゲストにはJeff Coffinさん、そしてこのZブログでも素敵なブログを執筆されております三木俊雄さんをお迎えします。

Z EXPRESS BIG BAND@目黒Blues Alley Japan
10月30日(月)
OPEN 18:00
START 19:30

スペシャルゲスト:(T,sax) 三木俊雄、Jeff Coffin
MC/Tb:三塚知貴
sax:菅野浩、福井健太、Raymond McMorrin、河村緑、宮木謙介
tp:石井真、赤塚謙一、古屋ひろこ、Mike Zachernuk
tb:和田充弘、フジイヒロキ、石橋采佳、朝里勝久
ds:勘座光
pf:佐久間優子
ba:寺尾陽介

料金(前売券)
テーブル席(指定)¥4,000
ディナー・セット(mini Dinner・1Drink付/MC・SC込)¥11,000
学割(テーブル席/指定)¥3,000

他、10月の私のLive出演は、

21日(土)「ブルートロンボーンズ」@神奈川県鎌倉SEA CASTLE
24日(火)「ふぉーばすとろ」@新宿Someday
25日(水)「Jazz Trombone Quartet VOLTZ」@大塚All in Fun
28日(土)「宮間利之&ニューハード」@新大久保スペースDo

是非お越しくださいませ!

【Z BLOG】朝里 勝久:「子供の頃聴いた音楽」

よく食べていたものを食べて、その頃を思い出す。昔嗅いだ匂いを嗅いで思い出す。昔見たものを…(以下同文)
このような事を経験することは誰しもがあると思うのですが、五感の中でも聴覚、特に音楽はその再現性、再現度が高いと思っています。

私が小学3年生の頃、母がサックス奏者のMALTAさんの演奏が好きになり、車などでも常に彼の曲がかかっていたので、自然と曲を口ずさむようになっていました。それがどういったジャンルで、何の楽器で、などは全く分からずに聴いていたので、自分の中では他の童謡などと同じ位置付けだったように思います。ちなみに、私は音名が分かる程度の絶対音感があるのですが、それが判明したのも彼のソロをドレミで口ずさんでいる時でした。(元音楽教師の母がかなり驚いていたのをよく覚えていますが、みんな当然出来ることだと思っていたので逆に不思議に思っていました)絶対音感自体は一長一短だと思いますが…この話はまた後日。

少し逸れましたが、子供の頃よく聴いた音楽の一つである彼の曲は、今聴くと自分が当時の住んでいた場所の風景や出来事がすぐに思い出されます。先日MALTAさんご本人のビッグバンドで、まさに子供の頃聴いていた彼のオリジナル曲を演奏する機会があったのですが、確実に私一人だけ全く違うイメージを持って演奏していたと思います(笑)音楽って面白いなと。

演奏後の一枚。お客さんを巻き込むパワーに感動しました。

【Z BLOG】朝里 勝久:「ウエストサイドストーリー」

7月は、ミュージカル「ウエストサイドストーリー」のオーケストラピットで演奏させて頂く機会がありました。

本場ブロードウェイのキャスト&スタッフが、作曲者のレナード・バーンスタインの生誕100年を記念したワールドツアーに出ており、その日本公演にて参加しました。キャスト、スタッフは外国人の方が殆どの為、リハーサル中の言語は勿論、バックヤードの表記など全て英語で、現場は渋谷のはずなのですが、なんだか外国に来た気分になっておりました。ちなみにセリフなども全て英語でしたが、字幕は流れておりました。

私はバーンスタインといえば最初は指揮者のイメージだったのですが、高校生の頃にこのウエストサイドや、キャンディードなど作曲家としても沢山の名曲を残している事を知り、かなり驚いた覚えがあります。「Tonight」、「Mambo」、「America」、「Maria」等々、譜面のページをめくる度に名曲が次々と登場し、幸せを感じながら演奏していました。また実際演奏してみると、和音の進行や音の跳躍などを用い、対立、葛藤、愛情、憎悪など音楽でここまで感情とストーリーを表現していたのかと驚く事もありました。それから、個人的に増4度の跳躍に少しだけ慣れました(笑)※様々な場面で使われます。

また、今回20代の優秀な演奏家の皆さん(ホルンとトランペットは外国人含めほぼ20代)と一緒に音を出せたのがとても刺激になりました…というか、正直自分が全く足りてないと思う場面が多々。精進します。

【Z BLOG】朝里 勝久:「7/24(月)Z EXPRESS BIG BAND」

さてさて、今月末に迫ってまいりましたZ EXPRESS BIG BANDのライブ。今回のライブでは、スペシャルゲストとしてスーパートランペッターのエリック・ミヤシロさんをお迎えします!

今日エリックさんとレコーディング仕事でご一緒させて頂きまして、コチラはその仕事後に撮って頂いた一枚。内容は某超有名アニメの劇伴だったのですが、流石のプレイでございました。今月末もとても楽しみです!

フライヤーが手元に無く、急遽iPadでダウンロードしました…便利な世の中ですねー(笑)

ライブの詳細はこちら!ご予約をお勧め致します!


Z EXPRESS BIG BAND@目黒Blues Alley Japan

7月24日(月)
OPEN 18:00
START 19:30

スペシャルゲスト:エリック・ミヤシロ(tp)
MC/Tb:三塚知貴
sax:菅野浩、福井健太、レイモンド・マクモーリン、河村緑、宮木謙介
tp:石井真、赤塚謙一、古屋ひろこ、マイク・ザチャーヌク
tb:和田充弘、フジイヒロキ、石橋采佳、朝里勝久
ds:勘座光
pf:佐久間優子
ba:岸徹至

料金(前売券)
テーブル席(指定)¥4,000
ディナー・セット(mini Dinner・1Drink付/MC・SC込)¥11,000
学割(テーブル席/指定)¥3,000

それでは、7/24にお会いしましょう〜

【Z BLOG】朝里 勝久:「楽器運搬」

ミュージシャンにとって、現場まで持って行くものの中で一番必要なものは「楽器」。
どこへ行くのにも楽器運搬というのは付きまとう問題です。こういう話を仲間内でする時は、大抵「なぜもっと小さい楽器を選ばなかったんだ」という話に始まり、ピアニストが羨ましくなり、最後はだいたい「コントラバスよりはマシか」というオチで終わります。いや、コントラバスの方々には大変失礼だとは思うのですが…。

移動の方法は、徒歩、バス、タクシー、電車、自家用車、飛行機、船など様々ですが、今回は自家用車の話。

私はずっと車の免許を持っておらず、東京都内では駐車場は高いし公共交通機関が便利なので、基本電車とバスで移動していました。Bass Tromboneはそれなりに大きいですが、ケースを背負えるし、20代の頃の体力なら何も問題はありませんでした。ところが30代になり、とある現場に向かう途中事件が起きました。その現場はBass Tromboneの他に、ミュート類全部、スタンド、そしてトドメにテューバ(!)を全て持って行かなくてはならなかったのですが、20代の頃ですら結構キツかったこのセットを持って移動している途中で、腰を痛めて立てなくなってしまったのです。立てなくなっても、とりあえず現場には這ってでも行かねば!ということでそこからタクシーに乗り、運転手さんに手伝って貰い、ボロボロになりながら現場に着いたら「ごめん今日やっぱりテューバ無くていいや」と言われ、顔は笑顔で心は涙、アサリカツヒサ当時32歳、この日の帰りのタクシーの中で車の免許を取ることを固く固く誓ったのでした。

若者に混じって教習所に通い、晴れて自家用車で移動できることになったのですが、嬉しかったのはとにかく体が楽だったこと。やはり体は大事にしないといけません。また、確定申告の時にその年使ったお金をまとめるのですが、酒量が確実に減っていたことはびっくりでした。今までどんだけ呑んでたのだろう。

~おまけ~
先日初めてコンガを運びました。
(この後梱包はしました、念のため)

【Z BLOG】朝里 勝久:「文章で表現する音楽」

昔から本は割と読む方。家でゴロゴロしながら読む時間が好きです。また移動中などの暇つぶしにも、とても重宝しています。

ここ最近、なんとなく音楽を題材にしたものを読む機会があったのですが、特に演奏表現に関して、本当に音が聴こえてきそうな素敵な文章が多くあり、音楽を生業にする者としても非常に勉強になります。音楽を文章で表現するには、相当具体的に文章にする必要があるのですが、それに伴って自分の演奏に関しても、演奏前にどのようなイメージで臨むかを具体的に考えることが増えました。もちろん演奏後に振り返る際も。また、レッスンの時にイメージを伝える語彙が前より少しは増えた気がします。

具体的なイメージだけが正しいという訳では決してないのですが、具体的思考と抽象的思考のバランスがちょうど良い時って、急に面白いことを思い付いたり、それこそ急に楽器が上手くなる(側から見たらそんな大したことには見えないかもしれないのですが)時などがあって、とても興味深いです。
音楽を演奏する時、自分は抽象的思考に傾いていることが多いような気がするので、思いがけずそんなことにも役立っています。

家にあるものの中から、最近読んだ音楽に関する本。ミーハーなのがバレる感じのラインナップ(笑)
そして、後部に「太らない食べ方」という本があるのは内緒。

【Z BLOG】朝里 勝久:「VOLTZ中国地方ツアーその2」

Jazz Trombone Quartet VOLTZで、昨年に引き続き岡山県と広島県で演奏してきました。
なぜそんなよく中国地方で演奏できる機会があるのかと聞かれるのですが、いつもお世話になっている方々が企画からアテンドなど諸々ご尽力くださって、有難くもお呼び頂いています。5泊6日の演奏旅行、ライブハウスやホテルなどの他、前回に続き、走る電車の車内でも演奏しました。


※分かりにくいかもしれませんが、後列の私は急な揺れに対応するため重心をかなり落として演奏しています。

こういった演奏旅行でいつも思うのが、各地で素敵な出会いがあること。そして確実に太っていくこと…。
大学時代までは旅行そのものがそれほど好きではなかったのですが、この職に就いてから旅が大好きになりました。

下の写真は、何故か鉄道会社のオフィシャルページに載っていた私の楽器のアップ。これだとサテン(前回ブログ参照)がどうか分かりにくいな~(笑)

~おまけ~
題:ポピー畑でつかまえて

【Z BLOG】朝里 勝久:「サテンのチューニング管」

先日、トロンボーン奏者の三塚知貴さんとご一緒した時に、何やらカッコいい色をしたチューニング管を使っているのを見ました。聞いてみるとサテン仕上げのものとの事。新しいもの好きな私は色々と情報を仕入れた後、ヤマハの方に無理を言ってしっかり自分の楽器用のものをお借りしました。(いつもお世話になっております)

こっちが普段のもので、

こっちがサテン。

※ちなみに金管楽器で言う「サテン」とは一般的に、メッキの仕上時に砂を吹き付けたり、刷毛やスチールウールでこすったりしてつや消し状態にしたものです。写真のものは、最後にクリアラッカーで仕上げてあります。

カッコ良いですよね!?見た目よりも音や吹奏感が大事だろうという声も聞こえてきそうですが、いやいや、見た目も大事!(笑)
…すみません、音の話もします。
最初に感じたのは、音が遠くに飛んでいく感覚がある事。その割に、自分にもニュアンスなどしっかり聴こえます。吹奏感に関しては多少抵抗が強くなる感じです。前で聴いている人、横で一緒に演奏する人に色々意見を頂きつつ、色々試しているところです。いよいよ明後日に迫った「Z Express Big Band」では、こちらのチューニング管を使ってみようと思っています。

いやー、それにしてもかっこいい(いつまで言うとんねん)