フジイヒロキ

【Z BLOG】フジイ ヒロキ:「最終回です!」

2014年の6月から4年間、Zブログのライターを務めさせていただきましたが、この度卒業する運びとなりました。

過去の記事を見返してみると、本当にたくさん、貴重な経験をさせていただいたんだなぁと感じますね。

http://hirokifujii.com/dairy/445.html

(コチラにタイトルごとにまとめてあります)

今回は最終回にふさわしく、先日浜松のヤマハ本社で行われた株主総会での演奏について書いてみようと思います。

総会に参加された役員様や株主様の前で、Z EXPRESS BIG BANDで演奏をさせていただきました。

株主総会という場に行く事そのものがもちろん初めてでしたが、こんな場所で演奏が出来るのも、やはりヤマハならではですよね。

時間の関係で、演奏時間が少し短くなってしまったものの、楽しいステージで、オーディエンスの方々には喜んでいただけたのではないかと思います。

そして演奏の後にはなんと、ヤマハの工場見学に連れて行っていただきました!

もちろん初体験です。

自動化、機械化された最新のテクノロジーと、繊細な手作業でやっている部分を両方間近で見る事が出来、とても感動しました。

職人さんたちが心を込めて作っている姿を目の当たりにすると、「もっと楽器を大切にしよう」とか、「もっといい音を出せるように頑張ろう」などと思えますね。

こちらもとても貴重な体験でした。

浜松駅到着時には鰻、工場見学の後には静岡の御当地ファミレスのさわやかのげんこつハンバーグも食し、こちらも大満足です(笑)。

24時間程度の弾丸ツアーでしたが、濃厚な時間でした。

さてさて、ブログはこれで最終回となりますが、今後もヤマハを愛用していきますし、8月30日にはZ EXPRESS BIG BANDの次回公演もすでに決まっています。

それでは、今後ともフジイヒロキ及びヤマハをどうぞよろしくお願いいたします!

http://hirokifujii.com/

【Z BLOG】フジイ ヒロキ:「国際トロンボーンフェスティバルを日本に!」 Vol.2

前回に引き続き、International Trombone Festival(以下ITF)日本誘致実現の
ため、この場をお借りして、ワールドクラスのジャズトロンボーン奏者を紹介さ
せていただきたいと思います。

今回は昨年カルフォルニア州で行われた際の参加アーティストです。
LAエリアという事もあり、アメリカ色、エンターテインメント色の強いライン
ナップで、自分の好み的にも、とても楽しかったです!

では、まずはベテランから

・Scott Whitfield(スコット・ホイットフィールド)

ノーステキサス州立大出身の方です。
アメリカにはバークリーやイーストマンのような音大だけでなく、いわゆる公立
大学に普通にジャズ科があり、ノーステキサス州立大はその中でもトップクラス
です(学内にビッグバンドが1軍から9軍まであります)。

彼のキャリアで最も分かりやすいのは、秋吉敏子さんのビッグバンドに在籍して
いた事ではないでしょうか。
2004年、僕が渡米する直前に来日公演を聴き、その後アメリカでも何度かお会い
しました。

ボーカリストとしても素晴らしいです。僕のツイッターに、彼がスキャットとト
ロンボーンでのアドリブを交互にやっている動画があるので、良かったら観てみ
て下さい。正に「歌うように演奏している」のが分かると思います。

https://twitter.com/hiroki_trb/status/880783459152674816

・Bill Reichenbach(ビル・ライケンバック)

スコットと同じく、秋吉敏子さんのビッグバンドに在籍していましたが、ジャズ
だけでなく、スタジオミュージシャンとしてのキャリアが有名ですね。ハリウッ
ド映画での多数のサントラのほか、マイケル・ジャクソンのスリラーのバックの
トロンボーンが彼の演奏で、これだけお伝えすればそれ以上の説明は不要ではな
いでしょうか。

メインはバストロンボーンですが、コントラバスやバストランペットなど、いく
つもの楽器を吹きこなします。

https://www.facebook.com/hirokifujii.trombone/posts/1898528967069330

・Bob McChesney(ボブ・マチェズニー)

アメリカ西海岸でスタジオやビッグバンドの仕事もしていますが、正統派のジャ
ズマンという印象です。
ジャズトロンボーンでは有名な「ドゥードゥルタンギング」の名手としても知ら
れ、テクニック面に注目がいきがちですが、素晴らしい「音楽」を持ったジャズ
マンで、個人的にも好きなアーティストの一人です。

https://twitter.com/hiroki_trb/status/881386243254132736

ここからはおそらく僕と同世代の二人を紹介します。

・Paul The Trombonist(ポール・ザ・トロンボニスト)

彼を一言で表現するとしたら「トロンボーン・ユーチューバー」です。
ついにこういう人も出て来たか!?という感じですね。印象的な動画をたくさん
投稿していますので、是非彼のYouTubeチャンネルを覗いてみて下さい。奇をて
らった印象が強いかもですが、正当なジャズも上手いし、教えるのも上手いし、
人柄も素晴らしいナイスガイでした!
https://www.youtube.com/user/PaulTheTrombonist/videos

・Aubrey Logan

ITFで初めて彼女の存在を知りました。
ボーカリストでもありますが、ジャズというカテゴリーでくくるのは難しいとい
うか、オリジナリティーのあるアーティストで、ライブもエンターテインメント
として完成されていました。お客さんを惹きつける力が半端なかったですね。前
回のブログにも書きましたが、このような「掘り出し物」(というと言葉が良く
ないですが)に出会えるのも、ITFの一つの魅力かも分かりません。

https://www.facebook.com/aubreyloganmusic

アメリカ西海岸と言えば、ハリウッドの映画産業とは切っても切れない環境にあ
ります。
コンサートホールのステージをレコーディングスタジオに見立て、実際にハリ
ウッドの映画音楽がどのように録音されているかをデモンストレーションすると
いう、夢のような企画がありました(ヤマハアーティストでもあるアンディー・
マーチン氏や、前述のビル・ライケンバック氏などが参加しています)。

https://www.facebook.com/hirokifujii.trombone/posts/1899686713620222

貴重な動画なので、ぜひご覧下さい!

ITFは、パフォーマンスや講義だけでなく、各楽器メーカーの展示ブースもあり
ます。
もちろん、我らがヤマハのブースもありました。「職人」(SHOKUNIN)という日
本語がカッコイイですね!?
ぜひITF日本誘致が実現し、「世界のヤマハ」をホームからアピールしていただ
きたいです(もちろんすでに世界的な認知度、信頼なのは言うまでもないのです
が)。

2回にわたってITFの情報をお伝えしましたが、これはほんの一部です。
今回はあえてジャズにフォーカスしたので、クラシックについては一切触れてい
ません。レポートの内容はもちろん、欧米開催ならではという面もありますが、
こんなアーティストが日本に集まるとしたら本当に素晴らしい事ですよね。

http://hirokifujii.com/dairy/3536.html

このイベント実現の意義は↑の僕のブログにも書かせていただきましたが、『オ
リンピックイヤーを日本のトロンボーン界でも記念すべき年に』出来るよう、ご
協力のほど、よろしくお願いいたします!

https://itf2020japan.com/

【Z BLOG】フジイ ヒロキ:「国際トロンボーンフェスティバルを日本に!」 Vol.1

以前僕がInternational Trombone Festival(以下ITF)に参加した時のレポート
をこのブログにも書かせていただきましたが、2020年のオリンピックイヤーに日
本に誘致しようという話が現在進行形で動いています。

その意義については僕のホームページにまとめたので、是非そちらを読んでいた
だけるとありがたいです。

http://hirokifujii.com/dairy/3536.html

Zブログはジャズに感心のある方が多いと思いますので、2015年、2017年に実際
に生で演奏を聴いたジャズ奏者で、その中でも比較的日本では知名度が低い方を
紹介させて下さい。

2015年ITF(スペイン/バレンシア)

・Mark Nightingale(マーク・ナイチンゲール)

イギリスのプレイヤーです。
トロンボーン奏者としてだけではなく、作編曲も素晴らしく、初心者でも吹きや
すい教本も出版されていますね。
個人的印象としては、正統派のジャズマンという感じで、音色やソロフレーズは
とても好きです。2年前の記憶なのでうろ覚えですが、一度は何かのバンドで来
日しているけど、ここしばらくは機会がないとおっしゃっていました。ぜひ日本
で聴きたい、皆さんに知って欲しい方の代表格です!

http://mark-nightingale.co.uk/

・Carol Jarvis(キャロル・ジャービス)

同じくイギリスのプレイヤーで、ブロンドヘアーのとてもお美しい女性です!
トロンボーン奏者のほか、キーボード奏者、アレンジャー、オーケストレイ
ター、バックグラウンドボーカリストなど、多彩な顔をお持ちのようで、スティ
ングやクイーンともお仕事をされた経験があるみたいですね。

日本は何となく「一つを極めるのが美徳」のような感覚がありますが、海外には
彼女のようなマルチな方が結構いらっしゃいます。

始めて観たのは↑このYouTubeで、高音のメロディーを美しく歌い上げるスタイル
で、基本この路線なのかと思っていたのですが、ご自身のSoul Tubeという5トロ
ンボーンのユニットでは、イケイケ、バッキバキのプレイで、深夜のITFの会場
がクラブと化していました。あとの4人も強力だったので、みんなで来てくれた
ら嬉しいです!

http://www.caroljarvis.com

・Rita Payes

スペインのプレイヤーで、ボーカルも素晴らしかったです。
なんといっても驚きだったのは、当時まだ15歳だった事。この歳でこんなにも色
気があり、渋いパフォーマンスが出来てしまうとは、世界は恐ろしいです(笑)。
ちなみにRitaちゃんの隣に写っているのは、来日機会も多いオランダのバート・
ファン・リール氏です。50歳の年の差共演だと話していました。

東京にいれば、ブルーノートのようなライブハウスにも有名アーティストが来日
しますが、広い世界ではほんの一部なんですよね。来日しないけど、めちゃく
ちゃ凄いアーティストは他にもたくさんいらっしゃいます。

トロンボーンフェスティバルという、ある意味コアでマニアックなイベントで
は、表現は良くないかもですが、「掘り出し物」のようなお宝が目白押しになる
かも分からないので、ぜひ実現して欲しいですね!

前述の僕のブログにも書きましたが、今回は初のアジア開催で、日本で出来るか
どうかを試されている状態にあります。

6月末日までに、チケットが450枚売れ、ある程度の予算確保の見込みが立たない
と実現されません。
実現には多くの方のご理解が必要ですので、2年後の不確定なイベントではある
のですが、協力をしていただけると嬉しいです。

『オリンピックイヤーを日本のトロンボーン界でも記念すべき年に』出来るよ
う、皆さま、よろしくお願いいたします!

https://itf2020japan.com/

【Z BLOG】フジイ ヒロキ:「ジャズの歴史におけるトロンボーンのスタイル」

先日、千代田区の高齢者向けの施設で、

「ジャズの歴史におけるトロンボーンのスタイル」

という講座をやってきました。

この講座は、「かがやき大学」というメインのタイトルが付いていて、60歳以上の千代田区民を対象にした、カルチャースクールのようなものと言えば良いでしょうか。

音楽ではクラシック、そのほかにも美術や文学などの講座があり、その中でジャズの講座はヤマハの協力によって開講されています。

http://www.chiyoda-cosw.or.jp/topics/2018/03/14/4279/

http://www.chiyoda-cosw.or.jp/koureisha-c/wp-content/uploads/sites/7/2018/03/30kagayaki3.pdf

最初にヤマハの担当者からご依頼をいただいた際、「ジャズの歴史について説明するのはいいけど、その中でトロンボーンにスポットを当てるのはさすがにマニアック過ぎないか」と思ったのですが(笑)、ピアノやトランペット、サックス奏者ではなく、僕にご指名をいただけたのは光栄ですし、トロンボーンという楽器を多くのかたに知っていただくチャンスでもあるので、引き受けさせてただく事にしました。

僕がいろいろな時代のスタイル、個性のあるジャズトロンボーン奏者のスタイルをバンドなしでバッチリ吹き分けられるなら良いですが、なかなかそれも難しいので、ところどころ生演奏を挟みつつも、僕が所有しているCDや、YouTubeの音源を利用し、解説していくという方法で90分の講義をさせていただきました。

受講してくださったのは、60代から80代までの約60名。
ジャズに興味があるかたが多いからか、トロンボーンを知らないというかたはほとんどいらっしゃらなかったようです。

ただ、生でトロンボーンの演奏を聴くのは初めてというかたや、今まであまり注目した事はなかったというかたは多くいらっしゃいましたね。

アンケートを見ても、

・ジャズの歴史とトロンボーンの関わりがよく分かった
・懐かしい曲がたくさん聴けて良かった
・トロンボーンの生演奏が聴けて良かった
・今度コンサートやライブに行った際は、トロンボーンに注目してみようと思う

など、おおむね好評をいただけたようで嬉しかったです。

僕自身も、今回の講座をやるにあたって、どうやったらジャズの歴史が簡潔に伝わるかを考え、なおかつトロンボーンのスタイルの違いをうまく表現するにはどうしたら良いかを考え、海外のジャズトロンボーン奏者が作ったジャズの歴史の資料を読み直したり、たくさんの音源を聴き返す事で、とても勉強になりました。

楽器のレッスンもそうなんですが、漠然と自分では理解しているつもりでも、いざそれを言葉で説明するというのは簡単ではありません。それを人に伝えるために整理するという作業は面白いですね。

何はともあれ、こうして数十人のかたにジャズやトロンボーンの魅力を伝える事が出来、有意義な時間でした。

また、こんなマニアックな提案をしてくださったヤマハの関係者のかたにも感謝です。

【Z BLOG】フジイ ヒロキ:「プライベートスタジオ」

昨年まで、某山手線の駅から徒歩3分の防音マンションに住んでいたのですが、10月に千葉県市川市に引っ越し、自宅と別にスタジオを借り、事務所にしています。

都内の防音マンションでは朝8時から夜23時まで演奏可能で、効率良く仕事をするためには非常に便利な物件でした。

プライベートレッスンも自宅で出来、東京駅からのアクセスも良い事もあって、大阪や浜松などの遠方から習いに来る方もいらっしゃいましたし、レコーディングも出来る環境にしてあったので、リーダーアルバム他(http://hirokifujii.com/cd)、いろいろな制作もここで行う事が出来ました。

申し分ない環境だったのをなぜ変えてみようと思ったかと言うと、昨年6,7月に3週間ほどアメリカに滞在した時に、ゆっくり今の自分の状況を考え直してみたんです。

まず思った事は、これだけインターネットが発達して来ると、演奏の仕事はともかくとして、制作やミーティングなどはパソコン一台あれば、どこにいても出来るという点。実際アメリカからも遠隔操作で仕事をしていました。

もう一つは、3週間ゆっくり休む事で、リフレッシュ、気分転換の大切さを改めて感じた事です。

フリーランスで仕事をやっていると、どうしてもスケジュールが空いている事に不安を感じ、詰め込んでしまうんですよね。

記事にも書いた通り、アメリカでは、留学時代の友人にあったり、一流のショーを観たり、グランドキャニオンで大自然を目の当たりにしたりと、とても有意義な時間でした。

https://jp.yamaha.com/sp/blog/z_express/8779/
https://jp.yamaha.com/sp/blog/z_express/8795/

東京のど真ん中で、効率だけを重視していた生活が、少し窮屈だった事に気付きました。
せっかくフリーランスなんだから、休みたい時に休めばいいんですよね!

そんなわけで、今回は自宅では一切音は出さないと決め、別にスタジオを別に借りる事にしました。
新しいスタジオは24時間音出し可能ですが、もちろん徹夜をしたり、寝泊りはしません。きちんと自宅に帰って休んでいます。

公共の交通手段を使うと、家からスタジオまで2,30分の移動距離だし、都内の仕事は当然以前より遠くなったのですが、圧倒的に効率が良くなりましたね。

仕事量は前より増えている気がしますが、睡眠時間は十分に確保しています。
以前の環境では、いかにオンオフなく無駄な時間を使っていたかという事だと思います。

最近では片道1時間弱、歩いて通勤する日もあります。
何にも考えずにボーっと歩くのは結構いいですね。

家賃は2軒分なので、それなりにかかっていて、いつまで維持出来るか分かりませんが、独身、自由人の特権で(笑)しばらくこの生活を楽しんでみようと思っています!

【Z BLOG】フジイ ヒロキ:「アレン・ヴィズッティは神だった」

前回記事の「ガキバラ」でも告知させていただいた、1月23日のZ EXPRESS BIG BAND(以下ZEBB)のライブは、トランペットのアレン・ヴィズッティ氏を迎えてのライブでした。

確か僕がまだ20歳くらいだったと思いますが、ジョセフ・アレッシ氏(ニューヨークフィル首席トロンボーン奏者)と二人で来日したデュオリサイタルを聴きに行った覚えがあります。

ピアノ伴奏のクラシックのコンサートだったし、当日はまだウディ・ハーマンとかチック・コリアもそれほどよく知らなかったので、アレン・ヴィズッティはクラシック奏者という認識だったように思います。

それがこうして18年の時を経て、ビッグバンドで共演させていただけるとは夢にも思いませんでした!

当日はこれまでのZEBBのライブ史上、最もお客様が入ったのではないかと思いますが、会場はプロアマ問わず、トランペット奏者、ヴィズッティマニアのような人たちで埋め尽くされていたように思いますね。中にはレコードジャケットをたくさん持ち込んで、最前列を陣取っている方もいらっしゃいました。

出演者というのは何ともVIPで、その中でもビッグバンドの2ndトロンボーンの席というのは、なかなかの特等席なんですよね。



これが僕の場所から見たヴィズッティ氏です。

時々観客になり、吹くのを忘れそうになります(笑)。

分析のようなことをするのは何ともおこがましいですが、あくまで個人的感想です。

ヴィズッティ氏は紳士的でもの静かでしたが、冷静さの中にも熱いものがあり、聴衆を魅了してしまう演奏でした。
テクニックもめちゃめちゃ凄いですが、ちゃんと音楽があると言いますか、、、

クラシックの良いところと、ジャズの良いところがミックスされ、そのバランスが絶妙で、まさにお手本のような金管楽器奏者ですね。
あんな風に吹けたら楽しいだろうな(笑)。

毎回のことですが、このようなワールドクラスの神々と共演するチャンスを作って下さっているヤマハさんに感謝です。

元々は2016年の楽器フェアのための1回限りのバンドの予定だったのですが、その後約3ヶ月ペースで年4回のライブを行うことができました。
来年度もぜひこの企画が続くことを祈っております!

ちなみに、以前のブログ「アメリカ旅行記 Las Vegas 編」(https://jp.yamaha.com/sp/blog/z_express/8795/)で紹介させていただいた、留学先のジャズ科のディレクターのDave Loab氏は、ヴィズッティ氏とイーストマン音楽学校時代の同級生だったそうです。

It’s a small world!!

【Z BLOG】フジイ ヒロキ:「ガキバラ出演」

先月19日(金)、文化放送のラジオ番組「楽器楽園~ガキパラ~for all music-lovers」に生出演させていただきました。

パーソナリティは、俳優でサックス奏者でもある武田真治さん、ヴァイオリニストの岡部磨知さん、文化放送のアナウンサーの砂山圭大郎さんのお三方。

番組の中に、ヤマハ提供の「みゅ~ぱら」というコーナーがあり、以前このブログでも紹介したサテン仕上げのトロンボーン(https://jp.yamaha.com/sp/blog/z_express/8157/)の宣伝や、放送の4日後に行われたZ EXPRESS BIG BANDのライブ告知などをさせていただきました。

「ヒゲとメガネと赤がトレードマークのトロンボーン奏者」という、とても的を得た紹介をしていただき(笑)、ひとしきりヒゲの話題に花が咲いてしまったのですが、その後、どんなきっかけでトロンボーンを始めたのかや、ツアーやレコーディングでのエピソードなどのトークで盛り上がりました。

ちなみに僕は元々クラシックのプレイヤーを目指していて、高3の頃にジャズ、ポップスに転向しました。理由は、オケだと休みが多くて退屈だから(笑)。ヴァイオリンの岡部さんは、オーケストラは音数が多すぎて嫌だったそうです。トロンボーンとは真逆ですね。普段聞く事のできないヴァイオリニストのお話も聞けて面白かったです。

そしてこの番組はなんと、パーソナリティのお二人と生演奏でセッションできるコーナーがあるんです!

せっかくの機会ですので、2年前にリリースした僕のオリジナルアルバムの中から「You’ll Never Walk Alone」をこのセッション用にアレンジして、レコーディングの時のオケを使って演奏させていただきました(自主制作のため、各パートごとの個別の録音データを自分で保管しているというのはなかなかに便利です)。

http://hirokifujii.com/cd

ビッグバンドのフロントに、武田さんのサックス、岡部さんのヴァイオリン、僕のトロンボーンがいるような感じだったのですが、レコーディングとはまた違った雰囲気で、お二人の個性も発揮され、とてもうまくいったかと思います!

伴奏データは全て生音。もちろん本物の生演奏にこした事はないのですが、ラジオだとそうはいきません。
でも、その中で最善の音はお届け出来たかと思います。

曲は3拍子と4拍子の部分があり、初見ではちょっとややこしいのですが、短いリハーサルの中でうまくまとめて下さり、お二人にも「良い曲ですね!」と言っていただきました。お世辞でも嬉しいですね(笑)。

今まで、いわゆるアーティストさんのバックバンドでテレビ出演というのは結構やっていますが、自分の名義で比較的広範囲な公共の電波に乗ったのは初めてだと思います(コミュニティーラジオなどはありますが)。

ヤマハさんのおかげではありますが、アーティストとして、トロンボーンやジャズの普及に微力ながら貢献出来たら嬉しいですね!

http://www.joqr.co.jp/gakipara/

1月19日のところに当日のレポートがあります。

https://agonp.jp/programs/view/43

当日の放送はこちらで聴けるみたいですので、良かったら是非聴いてみて下さい!

【Z BLOG】フジイ ヒロキ:ミヤジャズ人気投票第1位を獲得!

先日、僕がトレーナーをやっている船橋の社会人ビッグバンド「ブリッジシップ・ジャズバンド」で、宇都宮のジャズフェス「ミヤジャズイン」(http://miyajazz.jp/)に出場して来ました。

2015年以来2年振り4回目の出場になります。

↓2年前の記事はコチラ
https://jp.yamaha.com/sp/blog/z_express/6965/

そしてなんと、このフェスに出場した約60団体の中から「人気投票第1位」を獲得してしまいました!!

先に言っておきますが、あくまで人気投票です。一番上手かったわけではありません(笑)。

コンテストではないので、プロの審査員に認めてもらったわけではないのですが、僕は逆にそれが嬉しかったんですよね。

このバンドは、いわゆる社会人バンドと、音楽教室の中間のような運営形態を取っていて、楽器初心者や、上は77歳までのシニアがたくさん在籍していて、そもそも技術重視でやって来ていないんです(メンバーは管楽器のみで、リズム隊はプロにお願いしています)。しいて言えば飲み会重視でしょうか?(笑)

メンバーは結成当時から本当に仲が良くて、みんなビッグバンドを楽しんでいます。10年近く続けていますが、新メンバーの数人以外はほぼ初期メンバーです。

スタートラインは決して高くないのですが、「下手でも楽しめれば良い」というスタンスではなく、「出来る範囲で上手くなりたい」という気持ちが強く、全体の練習時間以外にトロンボーンのパートレッスンをやったり、アドリブのレッスンをやったり、合宿や自主公演をやったりと、積極的なメンバーが集まっているのも魅力です。

昨年このミヤジャズに出場しなかった理由も、「本番が多いと練習が通しばっかりになり、基礎力が上がらないから1回休みましょう」という僕のアドバイスをメンバー全員が納得してくれたからでした(練習は月に2回、2時間ずつです)。

そんな中、満を持して出場したのですが、メンバーの持っている力が最大限に発揮されたのか、1位をいただく事が出来たようです。

また書きますが、決して上手くはないです(笑)。

でも、普段から「誰のために演奏するのか?それは自己満足ではなく、お客さんのため」という共通認識を持つ話をしたり、「とにかく楽しくやりましょう」という話をしているので、それが伝わったんだと思います。

プロでもアマでも、お客さんの存在を置いてきぼりにした、ただ上手い演奏は誰も感動しないし、楽しくないですよね。

今までアマチュアバンドの指導をしてきて、何か形になるような賞をもらった事はないのですが(そもそもコンテストはあまり興味がないので)、今回このような形で、自分たちが目指してやって来た事が結果になり、お客さんに受け入れてもらえたのはとても嬉しかったです。

まさか1位になるとは夢にも思っていないので、13時に本番が終わり、14時から餃子とビールで打ち上がり(笑)、メンバー全員が帰ろうとしていた頃にバンマスに電話が入り、終演後の表彰式に呼び戻されたそうです(バンドメンバーは誰も会場にいませんでした)。

キリンビール様がスポンサーだったため、副賞は缶ビール350ml24本が4ケース!飲み会大好きバンドには最高のご褒美です(笑)。


↑写真はHPに掲載された表彰式の写真。バンマスが表彰状ではなく、ビールケースを持って写っています。

いつも練習に使っている、ライブも出来るスタジオを練習後に貸し切り、本番の映像を観ながら「ビールを消費するため」の祝賀会を開催しました。1人平均4本がノルマだったのですが、ウチの長老の75歳と77歳が5~6本飲んだ事もあり、96本は無事に肝臓へと吸収されていきました。

今後もこの酒豪の爺ちゃんたちが健康で仲良く、楽しく音楽が出来る空間を提供していけたらと思っています!

現在、リードトランペットが吹ける経験者の方を募集していますので、船橋近辺の方、是非一度遊びに来て下さい。

http://hirokifujii.com/lesson

【Z BLOG】フジイ ヒロキ:「島村楽器イオンモール成田店にて」

日本の空の玄関口のひとつと言えば成田空港で、何度も利用しているのですが、成田市そのものに仕事で行く機会はあまりないかと思います。

先日、ヤマハトロンボーンのPRのため、島村楽器イオンモール成田店(https://www.shimamura.co.jp/shop/narita-a/)にて、ミニコンサートとプライベートレッスンをやらせていただきました。

到着すると、立派なパネルが出迎えてくれて、恥ずかしながらもちょっと嬉しかったです。

コンサートはマイナスワンでしたが、枯葉のようなジャズスタンダードの他、ルパン、ディズニー、サザンなどといった一般の方が聴きやすい曲を約45分演奏させていただきました。

レッスンの方は、吹奏楽部の中高生を中心に、30分のレッスンを定員いっぱいの5人が受講して下さいました。

成田といっても東京の隣の千葉県なわけで、さほど田舎ではないと思うのですが、それでもあまりレッスンを受けられる機会がないようで、とても熱心に受講して下さいました。

短い時間でも、皆さん上達を感じられたようです(中には茨城県から来ている方もいらっしゃいました)。

コンサートのお客様の中には、息子がトロンボーンをやっているのでとおっしゃって僕のCD(http://hirokifujii.com/cd)を買って下さる方や、Twitterで、『偶然通りかかり、聴かせていただきました。5ヶ月の息子がベビーカーでいましたので後方からですが、久しぶりの楽器の生演奏を聴けて癒されました。子育てで毎日余裕がなくおりますが、やわらかい音であの間だけ時間がゆったり流れたようでした。素敵な時間をありがとうございました』

というメッセージを下さる方もいて、良い雰囲気の中で演奏でき、とても有り難かったです。

僕の周りも、最近は結婚して子どもが産まれ、子育てが大変でコンサートは行けないという方が増えて来ています。

そんな方にも、このようなショッピングモールでのミニコンサートが役に立っているのが嬉しかったし、個人的にもそういう企画をしてみたいなと感じました。

楽器も売れて、トロンボーンを演奏する人がさらに増えると嬉しいんですけどね。

普段レッスンを受けられない中高生がプロからアドバイスを貰えたり、ちょっとしたライブを間近で体験する事が将来への刺激や日常のちょっとした癒しになるかも分かりません。

是非またこのような企画をして頂けると嬉しいです。島村楽器さん、ありがとうございました!

初の成田市という事で、楽器店の方にうなぎ屋さんを教えて頂き、帰りに寄ってまいりました!
ふっくらで香ばしく、値段もリーズナブルでいい感じでした。成田、また来たいです!

【Z BLOG】フジイ ヒロキ:「ライブレポート」

10月の記事で告知させていただいた2つのライブですが、無事盛況で終了いたし ました。

https://jp.yamaha.com/sp/blog/z_express/8999/

時系列が逆になってしまいますが、まずは11/3に開催したリーダーライブ「らー じぼあーず」。

ジャズでは細管のテナートロンボーンを使用するのが一般的かも知れないのですが、そこをあえて太管(Large Bore)にスポットを当てたという、トロンボーン以外の人にはある意味どうでも良いコンセプトのライブでした(笑)。

トロンボーンのメンバーは、国立音大出身の若手2人(高井天音、石橋采佳)と、関西出身のヒゲメガネのオッサン2人(河野広明、フジイ)という異色の?組み合わせ。

アメリカからのゲストのアレン・ハーマン氏は細管テナーだったのですが、彼の繊細で美しい音色とよりコントラストが付き、面白いライブになったかと思います。

吹奏楽の世界では太管が主流だと思うのですが、細管でなければジャズをやってはいけないなんて事はないので、中高生にもどんどんビッグバンドなどに挑戦して欲しいですね!

そういったメッセージも含んだライブでした。

続いては、10/30の「Z EXPRESS BIG BAND」です。

昨年の楽器フェアの際に結成され、前回の目黒ブルースアレイでのエリック・ミヤシロさんとの共演に続き、ブルースアレイでは2度目のライブとなります。

https://jp.yamaha.com/sp/blog/z_express/7951/

https://jp.yamaha.com/sp/blog/z_express/8806/

日本からは三木俊雄さん、アメリカからはJeff Coffin氏がゲスト参加され、正にテナーサックス祭りでした。

三木さんとは10代後半、20代前半の頃に内堀勝さんのビックバンドなどでお世話になって以来の共演です。

三木さんの曲はとても繊細なハーモニー、緻密なアレンジで、三木さんの美しい音色とあいまって、すっかり横で聴き惚れてしまいました(2nd Tromboneはゲストに一番近く、ステージ上でもベストポジションなのです!)。

この日お披露目された三木さん監修のモデルも要チェックですね!

https://jp.yamaha.com/products/musical_instruments/winds/saxophones/yts-82zasp/index.html

Jeff氏は三木さんとは対照に、リハから超ハイテンション、爆音で豪快なプレイ。エンターテイナーな一面もあり、陽気なアメリカ人でした(笑)。

毎回スペシャルな素晴らしいメンバーや世界的なゲストの方と共演させていただき、貴重な経験をさせていただいていますが、次回1/23のライブのゲストは何と、トランペットのAllen Vizzutti氏です!

是非是非ご来場下さい!

Z EXPRESS BIGBAND
1月23日(火)
Open18:00 / 1st stage19:30 / 2st stage21:15
@ブルースアレイジャパン(目黒)
スペシャルゲスト: Allen Vizzutti(tp)