だいたい、ホーンセクションって言うと、譜面があって、がっちりアンサンブルを演奏して、たまに誰かがソロ吹いて・・・
っていうイメージですよね。
この前参加したバンドは、リーダーからのメールで「エフェクター、小物大歓迎。ぜひ持ってきてください」
っていう、ホーンセクションがかなり好きなことやらせてもらえるバンドでした(笑
関根彰良(g)くんがリーダーの、Akirax Trio with FUZZ JAZZ Horns。
初めまして、でした。たぶん。
いまでも、たくさんの大学にジャズ研があって、時代によって、盛り上がってるとこ・・・
定期的なセッションに人が多かったり、上手な人がたくさん集まるところだったり・・・
ていうのが、あるんです。
僕らの頃は、東大、首都大(当時は都立大)、電通大とか・・・
僕もたくさんは出入りしてなかったので、そんなに詳しくはないんだけど。
いろんな学校のジャズ研とかから、そこに交流しに来るんですね。
僕も、ビッグバンドつながりで何人か友達がいたりして、東大のジャズ研の部室で練習したこともあったりしました。
#ちなみに、そのころの東大のジャズ研、直接会ったことはなかったけど、
あんなギタリストや、あんなフリューゲルホルンの人や、あんなアルトサックス吹きが、よく深夜に練習とかセッションしてました(^^;
・・・いまはどこが盛り上がってるんだろう・・・。
で、関根くん。その東大のジャズ研だったから、絶対同じ時期に同じ建物にいたことがあるはず(笑
そんな彼のバンドですが、ギタリストやベーシストよりも、管楽器の人の足もとの方が、エフェクタの数が多いし。
ぼくは、パンデイロ叩いてるし(笑)
ソロも、オープン(長さを事前に決めずに、合図で終わる)でたくさん吹かせてもらったし。
ベースのフレットボードは電飾で光ってるし(関係ない(笑)
ギターが歪ませて弾きまくってたり、トラディショナルなジャズのイメージからするとびっくりしてしまいそうですが、
しっかりジャズのフォームで、ジャズの言葉で会話してる、ジャズです(^^)
とにかく、みんなバカテク(笑)だから、盛り上がったら、どこまでも行っちゃいそうで、よかったヽ(´ー`)ノ
ジャズを端的に言葉で表すのは、すごく悩むのですが・・・
4ビートだけがジャズではないし、クラシックの印象派みたいな演奏でも、完全フォーマットはジャズだったりするし・・・。
逆に、完全にビートルズ以降のポップ、ロックの演奏でも、ジャズに聞こえるものはたくさんあるし。
奏者に与えられた遊びの範囲と、曲のサイズを含めたフォーマットの自由度がジャズ的・・・というか。
クラブ系の側からの「ジャズ」は、またちょっとニュアンスが違うし。
たとえばハウスものでも、コード使いとかが、おしゃれな感じ(これもちょっと言葉で伝えにくい!)だと、ジャズっぽいとか・・・。
こればっかりは、言葉にはしにくいです。
個人的には、もうジャンルは、学術的分類にすぎないんじゃないか、って思ったりもするんですが(笑)
とにかく、気になったら生で見ることで、CDとかの何倍も伝わることがあるから、皆さんいろんなライブで、何か感じに来てください(^^)
あ、ちなみに、Akirax Trio with FUZZ JAZZ Horns。
僕は出演しないのですが、
12/6(火)@みなとみらいMotion Blue Yokohama
12/30(金)@大塚DONFAN
でライブをやるそうです。
お時間取れる方は、是非“感じに”行ってみてください。