2013年 4月 の投稿一覧

【Z BLOG】田中 充:北海道グルーブキャンプ、その2

さて、初日、開講式も無事に終わり、早速午後から授業が始まります。



そして…Jeffさんは結構なスピードで話し、通訳する隙がないほど話が続く、ということを知るのです…。

いやー、とても熱い先生で、通訳するのにも気合いが入るし、聞いている生徒さんたちもとても真剣。
真剣だからこそ余計にJeffさんには「英語通じてる」ふうに見えちゃうのかもしれません。



 授業が始まると僕たちの仕事は「通訳」になります。

Jeffさんの言ったことを日本語にし、生徒さんたちからの日本語を英語にします。

今回は僕を含め6人のアシスタント/通訳が居ますが、それぞれの楽器のプロの演奏者として活動している人が参加しています。じゃないと、たぶん楽器の授業とか音楽理論の授業とか、経験のない人だと通訳は無理かもしれませんね。

専門用語も多いし、なにより通訳って「英語で言われたことの意味まで全部理解した上で、それを改めて日本語で適切な文章に再構築する」って作業なので、どこで文章を止めて訳すか、ってのはすごく大切です。



Jeffさんは一つの文章が始まってから完結するまでが比較的長いので

「まず2つ大事なことがあってさ、AとBなんだけど、そのAのばあいはこれこれこうで…」なんて始まっちゃうと、

Bの説明が終わって「さあいざ訳すぞ!」ってなった頃には、
「Aってなんだったっけ?」ってなっちゃう。

それでもしばらく経つと
「まず2つ大事なことがあってさ、AとBなんだけど…」
ってきたら、そこで一回遮ってそこまでを訳させてもらって、そこからAとBについて話してもらう、
みたいな訳し方が出来るようになるんですね。



あと、先生のテンションにあわせて、僕も話してました。

「もっと部屋の端の方にまで音を届かせるように…まだまだ!もっと!よっしゃー!」

みたいなのは、やっぱり通訳してる僕も熱くなっちゃいます。端から見てると滑稽なのかな?



初日の授業、Jeffさんは明らかに、話し足りない様子でした。
休憩時間、
「いやー、英語で授業するのの半分しか進まないんだねー。そりゃそうだ、僕が話すのと同じ時間だけミツルが話すんだもんね。」と。



そうなんですよ、Jeffさん。明日からもよろしくお願いします!

【Z BLOG】中島 あきは:Jazz Legend

またニューヨークに行って参りました!


Dromというライブハウスで「Generations of the Beat」というフェスティバルを見てきました。

出演していたのは

EJ Strickland Quintet
Jeff “Tain” Watts Trio
Jimmy Cobb Trio

など本当に豪華でした。


チケット15ドル…やっぱりニューヨーク最高です!


EJ Strickland Quintetで念願のJaleel Shaw聴けました!
まず音色が素晴らしく、めちゃめちゃリラックスして吹いてるのにあの説得力、
バンドを持ってく力やタイム感、クールさと熱さが同居していてかっこよすぎました。
CDで聴いてても凄いな、と思ってましたが
生音はその30倍凄かったです。
もちろん他のメンバーもめちゃくちゃかっこよくて、現代のJazz Quintetの最高峰を見たような気がします。


でもやっぱり、最後に聴いたJimmy Cobb Trioはもう…
感動して隣に居た友達と一緒に泣いてしまいました。


Lou DonaldsonのライブをNYで見たときと同じ感覚でした。


レガートひとつひとつに歴史が見えた気がして、レジェンドってこういう事なんだなと思いました。
ピアニストは海野雅威さんという日本人の方でした。
Swingしまくっていて、バラードも最高でした!本当に素晴らしかったです。


良いもの見ました。来て良かったー。


やっぱりジャズが大好きなんだなと再認識した夜でした!

【Z BLOG】田中 充:北海道グルーブキャンプ その1

3月の終わり、僕の師匠でもあるトランペッター、タイガー大越率いる「北海道グルーブキャンプ」に
アシスタントとして参加してきました。

「北海道グルーブキャンプ」とは、タイガー大越がバークリー音楽大学から先生方を招き、
札幌で6日間のジャズセミナーを行うものです。詳しくはこちら


もう7年目にもなりますが、僕は初回から(少し参加できない年もありましたが)アシスタント/通訳として
参加しています。


さて、アシスタントとしてのはじめの重要な仕事は、クラス分けオーディションです。


このセミナーでは今回は6つのバンドに分かれて、それぞれの先生の指導を主に受けるのですが、
そのクラス分けも僕たちの仕事です。
…と言ってもそんなに厳密にレベル分けすることはなく、上級クラス1つと初級クラス1つ、あと4つは中級クラス
くらいにわけます。


以前にも来てくださった生徒さんは出来るだけ違う先生に、とか、
同じ楽器だったら得意分野が違いそうな人を一緒にする、とか、色々と考えて分けるのですが、
2日間で80人ちょっとにお会いして、2・3時間でざーっとクラス分けします。
できるだけ全員が楽しく6日間を過ごせるように考えてクラス分けします。

写真は、2日間のオーディションのとっても大切な「おやつ」。
毎年、大好きな「おかき」を準備してもらっています。いろんな味があって、止まらなくなるんです。


さて、オーディション、クラス分けが終わって、開講日前夜のジンギスカンパーティーに合流です。

今回僕は、トロンボーンの講師、Jeff Galindoさんのアシスタント/通訳として行ってきました。
Jeffさんは、最近有名なところだとエスペランサ・スポルディング(グラミー賞新人賞受賞)の
レコーディング&ツアーメンバーです。


Jeffさんのアシスタントをするのはもちろん事前に知っていましたが、写真とか見る限りかなりこわもて。

あー…怖い人だったらどーしよー、とちょっとびくびくしながら、ジンギスカンパーティーでご挨拶。

初対面から、よく通る大きな声でにこにこしながら、


「僕は気合い入ってくると早口になるし、話が止まらなくなっちゃうから、
ミツル、君の役目は通訳だけじゃなくて、僕を止めることだ。よろしくね。
出来るだけゆっくり話すようにするからね、はっはっはー!」


と、とてもにこやかなおっちゃんでした。まずは一安心。

(でも、このセリフがただの挨拶ではなかったことをこのときにはまだ知らないのです・・・。)


JeffさんとギターのDavidさんは今年初参加。アシスタント陣にとっても、どんな先生なんだろう、と期待が高まります。

さて、明日は開講式と午後から授業。早々にホテルに引き上げ翌日からのハードな日々に備えます。

クマを囲んで記念撮影の講師陣。

【Z BLOG】中島 あきは:エリカバドゥ

家から徒歩5分(!)のライブハウスに、エリカバドゥがやってきたので行ってきました〜!!




エリカバドゥは、ロバートグラスパーのアルバムで歌ってるのだけ知ってて、
ずっとかっこいいなって思ってたんですが、
アメリカに来て本格的に聴きだして、ハマりました。とにかくかっこいい!



ライブは、5時間くらい全員立ちっぱなしの踊りっぱなしで、最高でした〜!!
最初の1時間半くらいはDJタイムだったのですが、皆その時点でノリノリ。
エリカは完全に女王でした!舞台に登場した瞬間のオーラが半端なかったです。
歌声はもちろん、立ち振る舞いやステージング全てが格好良すぎました。

いっぱい叫んだので疲れましたが楽しかった!!
ジャズのライブではあまり感じる事のできないタイプの高揚感でした。



日本では本物のブラックミュージックを聴ける機会ってあまり無いと思うので
こっちにいる間はどんどん本物のライブを聴きに行きたいです!!

【Z BLOG】田中 充:ミツルジルシ・ブラス・アンサンブル、ライブやります!

来る4月26日(金)に赤坂ビーフラットにおいて、僕のバンド「ミツルジルシ・ブラスアンサンブル」のライブをやります。


トランペット3人、トロンボーン3人、ピアノ、ドラム、ベースという編成です。


僕のオリジナル曲からジャズスタンダードまで、しっかりとアレンジをしてお届けします。
ビッグバンド好きの人も是非!

【Z BLOG】田中 充:3/22ライブレポート

札幌LazyBirdでピアノの泉谷さとみさんとDuoのライブでした。

前日に札幌入りしリハーサルをしたのですが、
東京では桜が咲いていて半袖Tシャツだったのに、札幌は雪でダウンジャケットを着なきゃならなくて、
その気候の違いに改めて日本は広いなと思いました。

やった曲は、ジャズスタンダードの「What a wonderful world」「Blue in green」や、
スタンダードを僕オリジナルにアレンジした「Blue moon」、それから美空ひばりさんの「りんご追分」、
薬師丸ひろ子さん「Woman “Wの悲劇”より」。

あと、僕のオリジナル曲の「東へ」「春音」「由良川」なんかをやりました。

お客さんが20人も入ればいっぱいになる小さなライブハウスだったので、
マイク無しで生音をたっぷりと楽しんでいただきました。

泉谷さんとはここ数年、僕が札幌に行くたびに一緒にやってもらってます。
毎回のライブの度に呼吸も合って、いい感じで楽器で「会話」が出来るようになってきました。

特にジャズはアドリブが楽しい部分で、演奏者同士の音楽的な会話が面白いのですが、
「あ、今通じたな!」っていう瞬間は何物にも代えがたい楽しさがあります。

途中、札幌でご活躍されているトランペットの小西出さんをお迎えして、
2管で僕アレンジの「Blue Moon」をやったのですが、これが2管のハーモニーがいい感じなんですよね。
リズムはとてもゆったりしたルンバみたいなリズムで。

あと「りんご追分」は早めの3拍子でがっつりと、「Wの悲劇」はサンバっぽい感じで軽やかに。


いっぱいのお客様に温かく迎えていただいて、とてもいい夜になりました。