2014年 4月 の投稿一覧

【Z BLOG】田中 充:ミツルジルシ・アンサンブル・レポート





先日、ミツルジルシ・アンサンブルのライブが無事に終了しました。
急遽椅子を追加しなくてはいけないほどのお客様に来ていただき、本当に幸せでした。



前回に引き続き、今回もピアノ以外はマイク無しで、ホールの響きで聞いて頂きましたが、いかがだったでしょうか。
ライブハウスだとどうしてもマイクを使って、リバーブを使って残響を足して、とかになっちゃうのですが、
なかなか調整がムズカシイのです。
いっそ生の音で、お客さんからの距離を考えて、ドラムは遠目、ソリストは前に出て、とやれば、
意外にいいバランスで聞けることが分かってきました。






前回に引き続き、ゲストの若柳絵莉香さんとのコラボも大成功!
僕のオリジナル曲のバラードで踊って頂きました。ただ踊ってもらうだけじゃなくて、ストーリーを感じさせる踊りになっていました。







セットリストはこんな感じ。
1st
・東へ
・setembro(Ivan Lins)
・北海
・スロウ
・あふれる
・パレード



2nd
・梵鐘
・naima(John Coltrane)
・Black narcissus(Joe Henderson)
・新曲
・元禄花見踊
・水煙
(作曲者が書いてない曲は全て田中充オリジナル)



次回は夏頃にお目にかかりたいと思います。ぜひご来場ください!
Photo:Rie Suwaki(MAXPHOTO)

【Z BLOG】田中 充:曲名を英語にする

ついに僕のCDが2枚ともiTunesで販売されることになりました!

田中 充 – ミツルジルシ




田中 充 – 空を弾む



それに伴い、日本以外の国でも取り扱ってもらうために、曲名を英語に直す作業が必要になりました。
これが意外に難しかったのです。


例えば、「北海」という曲があるのですが、これは「North Sea」でOK。
でも「空を弾む」とか「薫風」「靴音高く」とか、訳すのが難しかったり、
「象」って曲はElephantなのかElephantsなのか、theが付くのかとかSong of the elephantなのか、とかとかとか。



悩んでいても辞書を引いてもよくわからないので、アメリカ出身の友人宅へ突撃!
曲の成り立ちや、どういうイメージなのかとかも伝えて、僕と彼女とニュージーランド出身の旦那さんと一緒に
ああでもないこうでもない、と考えました。



僕は日本語で曲名を付けることが多いのですが、これは、イメージが湧きやすいから。
例えば「空を弾む」って曲名。「空を飛ぶ」だったらわかるけど、日本語としては普段使わない
「空」を「弾」んでるっていう二つの漢字を結びつけてみたかったんです。
楽しげに、雲から雲へ、空を「はずんで」いる感じ、わかりますよね?
で、この曲の英語タイトルは「Bouncing sky」に決定。
てなふうに全部英語にしていきました。


今回この作業をしていて一番楽しかったのは「水煙(みずけむり)」の時かなあ。
「水煙」。そのまま英語にすると「Smoke on the water」。はい、Deep Purpleの超有名曲ですね。
「だっだっだー」という曲アタマのギターのフレーズはあまりにも有名。
さすがにそれはねえ・・・となって、どういう曲なのかを説明しました。
この曲は、早朝、中禅寺湖の水面に立ち上る水蒸気に朝日がきらきらと反射している様がとても綺麗で、
それを曲にしたのですが、その説明を聞いて彼女はしばし考えて・・・にやっと笑って一言



「The breath of the lake」!(湖の吐息)と。



これ、美しいでしょ!すごい!と、僕も友人も大興奮でした。
3時間くらいかかって全曲名を考え、脳みそへとへとになりましたが、とても面白かったです。
あ、でも日本のiTunesではこの3時間の結果は見られないんですけどね。