2015年 3月 の投稿一覧

【Z BLOG】田中 充:それぞれのケア





このブログをご覧の皆様の中には、楽器を演奏されるというかたが多いのではないかと思いますが、
皆さん、楽器を演奏した後、何かケアをされていますでしょうか。



スキマスイッチのツアーでご一緒しているキーボードの浦清英さんとパーカッションの松本智也君は、本番後の楽屋で手を冷やしています。
氷水がビニール袋の中になみなみと入っています。それを演奏後の手に乗せてしっかり冷やして炎症を取るのだそうです。
ただ、あまりの冷たさに、笑ってしまうのだそう。写真からそんな表情がわかっていただけるでしょうか。



あとはツアーメンバーだとサックスの本間君は本番前は温かい飲み物しか飲まないようにしてたり。
みんなそれぞれのケアがあるようです。
僕ですか?しっかり寝る、でしょうかね。6時間以上はしっかりと寝るようにしています。
唇も、体も、耳もしっかり休めると次の日がとても楽なので。



皆さんも何かケアはありますか?

【Z BLOG】三木 俊雄:ジャズハーモニーと理論 その1

僕は大学でジャズハーモニー、いわゆる理論を教えている。
「ジャズに理論は必要ない。必要なのはフィーリングだ」というような話もよく聞くが、理論とフィーリングは決して相反するものではなく、共存し、互いを補完するべきものだ。



現象を説明することが理論だとすれば、それには「整合性」が必要である。ここで起こった事は同じ条件であれば別の場所でも起こることが出来なければならない。
理論はそれ一つでなるべく多くの扉を開くことの出来る「マスターキー」の役割を果たし、例外は少なければ少ないほど完成された理論となる。



ジャズの方法論を教える大学においては、僕を含め卒業生が多いこともあり、いわゆるバークリー・メソッドをカリキュラムの中心に据えているところが多い。
完全5度下行、いわゆる5度圏に沿ったルート・モーションとトライトーンの解決を根拠とするコード進行と、それぞれのコードに対応したスケールという考え方は、その互換性と汎用性により広く普及している。現在では世界的に一つの共通認識を形成していると言っても過言でないだろう。



このコードとスケールという縦と横の組み合わせという考え方はその明瞭さと簡潔さという意味ではとても便利なものであるが、実際の音楽は様々に動く複数のラインが折り重なったものであり、その瞬間的な縦の断面であるコードは常に流動している。
その動的な状態をコードネームという静的な記号で表すことは根本的な矛盾を内包している。



例えば本来、球体である地球を平面図に正確に表現することは出来ない。
そのため平面地図はその用途に合わせ、面積が正しく表されるもの、方位が正しく表されるもの、などそれぞれ違う地図が必要になる。
しかし、広範囲に世界を表すものではなく、例えば一つの都市を描く地図であれば、そこに現れる矛盾は無視できる程度に小さくなる。



バークリー・メソッドはこの「矛盾なく説明出来る範囲」として我々の最も耳にする音楽、ジャズで言えばいわゆるスタンダード・チューンにある程度うまく当てはまるため、ここまで広く浸透したという訳だ。



とは言うものの、そのスタンダード・チューンでさえバークリー・メソッドの基本原理で説明出来ないものもある。一つの鍵では開けることが出来ない扉が現れてくる度、それらを例外として設定し、新たなカテゴリーとしてメソッドに組み込まれる。



“Clear & Concise”をモットーとするバークリー・メソッドは多くの局面で利便性を優先するために整合性を犠牲にする部分が少なからずある。
もっとより多くの扉を開けることの出来る鍵を作ろうとすれば作れるかもしれないが、その仕組みは非常に複雑なものになるだろう。
しかしたとえば玄関先のポストと中央銀行の地下金庫を同じ鍵で開けることにさしたるメリットはなく、それぞれ別の鍵を用意する方がよほど現実的だ。



しかしこれによって「では理論とはそもそも何のために」という疑問が生じることもままある。
音楽の理解を深めるためのものであるはずが逆に混乱を生み出してしまうとすれば、一体理論を教えるとはどういうことかと考え込んでしまう。

【Z BLOG】田中 充:ヤマハはじまりの音楽祭

やってきました日本橋三越!
ヤマハはじまりの音楽祭、ということで、店内色々な場所でいろんな時間にギタリスト佐田慎介とデュオで演奏してきました。







ここは本館7階はじまりのカフェ前のギターブースで演奏。カフェでお茶しながら聞いて下さる人が多かったです。
リラックスしたテンポの曲を中心に演奏しました。







はじまりのカフェには、期間限定でなんとピアノのフレームを使ったガラステーブルが!ラテアートが素敵。







また、「はなばな祭」とのコラボレーションということで、花にちなんだ曲もたくさん演奏しました。
アマポーラとか酒とバラの日々とか。そしてセレソローサをゆったりボサノバでやったり。
お店の入り口で演奏したりすることもあったのですが、
お昼過ぎには足を止めてゆっくり聞いていって下さる方もたくさんいらっしゃいました。
昔、駅前とかでストリートライブやっていた頃を思い出しながら演奏しました。

【Z BLOG】三木 俊雄:リアルとフィクション

週2日教えている尚美学園大学は川越市駅から徒歩約30分。余程天気が悪くない限り歩いている。
今日は空気が澄んでいるのか、普段気がつかなかった富士山がとても鮮明に、そして大きく見えて驚いた。
そこでこれは、と思って携帯で写真を撮ってみると、ほとんど何処にあるのかも分からないほど小さくしか写っていない。







携帯のカメラなんてこんなものかとも思ったが、ちょっと待てよ。
ひょっとしたら、いや、おそらく実際は僕の眼に景色はこのように写っているのかもしれない。
つまり僕は目に映る景色そのものではなく、「富士山」を見ているのではないか。



先日、僕の大学の後輩で、今や日本を代表するレコーディング・エンジニアとして活躍する杉山勇司と飲んだ時、これと似たような話を聴いた。
「皆さん『生音に忠実に』と言いますが、例えばドラムの生音ってどんだけデカイんですか?アレ、家で鳴らしたらダメでしょう?」



確かにそうだ。
リアルとフィクションは別のモノであり、僕達が求めている、あるいは提供すべきものは必ずしも「リアル」ではない。
彼によれば完全にリアルを録音、再生する1bitという方法があるが、これはもともと会議などを録音するために開発された技術との事。



例えば、僕が初めてクラシックのオーケストラをコンサートで聴いた時、「アレ?」と拍子抜けするくらい音が小さい、と思った。
しかしコンサートが進むにつれ、その音量は増して行き、最後にはいわゆるオーケストラに僕が普段イメージしていたような大音響を感じた。
つまり、例の富士山を大きく感じたように、我々は目に映るもの、耳に入るものを頭の中で補正している訳だ。



ではこの写真を見る時も我々は補正して見るのだろうか?
いや、これをジッと見たところで富士山が大きく見えることはないだろう。



ここにライブとレコーディングの違いがある。



すなわち、写真にしろ録音にしろ、切り取られ、貼り付けられることによってそれが「リアル」の一部となっている。
そのリアルの一部を選択的に聴くことは出来るが、それが全体ではないので、その中でさらに補正することは難しくなる。
それ故、レコーディングはあたかもそれ自体がリアル全体であるかのような錯覚を起こさせる「フィクション」を作る必要があるのだ。



そしてこのリアルとフィクションのもっとも大きな違いは「静寂」だろう。
リアルで静寂を感じることは出来るが、静寂を「録音」することは難しい。そこでは静寂のメタファーが変わってくる。
蛙の飛び込む水音はリアルの中では静寂を感じさせるが、レコーディングではノイズだ。



有名なミュージシャンズジョークに、コンサートに来た親子が演奏中
「ママ、トイレに行きたいよ」
「もうちょっと待ちなさい。もうすぐベース・ソロになるから」
というのがある。
しかし、おそらく実際は違う。
お客さんがおしゃべりを止めるのも、居眠りから覚めるのも決まってそれはベース・ソロなのだ。
いや、別にベース・ソロが静寂のメタファーだと言いたい訳ではないのだが…







杉山勇司と(彼は大学時代、ベースを弾いていました。)

【Z BLOG】田中 充:リハーサル





イメージだけでお互いの楽器を交換して持つと、こんな感じになります。
ミュージシャン同士でも、演奏したことがない楽器を渡されるとちゃんと持てないものです。
そこで、楽器を触ったことがない、管楽器とか弦楽器触ってみたい、音を出してみたい、という方に向けて、
いろんな楽器を「持ち方」から体験していただこう、というイベント「ヤマハはじまりの音楽祭」で
日本橋三越で演奏することになりました。



そしてその日は館内色々な場所でストリートライブみたいにやってください!と言われ、
じゃあギタリスト佐田慎介君とデュオで演奏しようじゃないか!ということで、選曲&リハーサルをやりました。
今回は花のイベントとのコラボもあり、花にちなんだ曲も選曲したのですが、



・酒とバラの日々
・The rose
・Red rose for blue lady
・ラビアンローズ
・Honey suckle rose
・ひまわり
・Little sunflower
・セレソローサ
・アマポーラ
・Lotus blossom
・エーデルワイス
・花は咲く
・ハナミズキ
・さくらさくら
・花



さっと思いつくだけでこれくらい出ました。やっぱりバラの曲が多いですね。
恋愛が歌われることが多いからかもしれません。
これらの中から数曲と、他にもジャズスタンダードの中から数曲選曲しました。
そして色々とアレンジを考えリハーサル終了!

【Z BLOG】フジイ ヒロキ:艦これ?

僕自身、「艦これ?何これ?」という感じなんですが(笑)、
正式には「艦隊これくしょん-艦これ-」というテレビアニメで、これ、結構人気があるそうです。



↓番組のページはコチラ
http://kancolle-anime.jp



実はこのアニメのエンディング・テーマ「吹雪」のブラス・アレンジと演奏をやっていて、今月24日に発売したんですが、
オリコン週間ランキングによると、発売初週で約2万8000枚を売り上げて、初登場で6位になったそうです!!



↓Youtubeで一部聴く事が出来ます!
https://www.youtube.com/watch?v=sAM2J99KQKs



ジャズなんて5000枚売れたら大ヒットと言われてるそうですから、何とも凄い数字ですね、、、



こういったJ-POPアーティストのサポートのお仕事は、ライブであってもレコーディングであっても、
決して主役になる事はなく、いわゆる「縁の下の力持ち」のような役割だと思います。
前にも書きましたが、僕は、音楽のジャンルには上も下もないと思っていますし、常に主役である必要もないと思っています。
映画やドラマだって、全員が主役では成立しないですからね。



アニメファンの方の多くは、この曲にトロンボーンが入っている事も気付かずに聴いているのかも分かりませんが、
多くの方が「この曲いいな!」と思って手に取って下さる作品に関われて、素直に嬉しく思います。



中には吹奏楽などをやっている方もいらっしゃるかも知れません。
そんな方がたまたまこのブログを読んで下さり、「こういうお仕事、トロンボーンの使われ方もあるんだな」
と思って下さったり、もっと言えば、これきっかけで「フジイさんのトロンボーンをソロで聴いてみたい!」
などと思っていただければ、僕にとってはとても有り難い事ですね。



最近は同じように、関ジャニ∞や、同じく関ジャニ∞のメインボーカルの渋谷すばるさんソロのツアーサポートにも参加させていただき、ジャズなどのライブでは考えられないほど多くの方の前で演奏させていただいているのですが、
アーティストさんを全力でサポートしつつ、少しでもトロンボーンという楽器の魅力を多くの方にお伝え出来たらと思っています!!



【Z BLOG】三木 俊雄:ペリコ・サンビート

ペリコ・サンビート(Perico Sambeat)を御存知だろうか。



ヴァレンシアを中心に活動するスペイン人アルトサックス奏者で1962年生まれの52才。
僕達サックス吹きの間ではよく知られた存在だが、日本での一般的な知名度はお世辞にも高いとは言えない。
しかし、僕にとってはプレイはもちろん、作曲、アレンジの全てにおいて世界最高のミュージシャンである。



残念ながら彼と直接会ったことはなく、よって生の演奏を聴く機会にまだ恵まれていない。
彼の事を僕に初めて教えてくれたのはアルトの池田篤君だった。彼が1990年代にニューヨーク在住だった頃、ペリコもまたニューヨークに住んでいてとても仲が良かったという。
アッちゃんが帰って来てよく聴かせてくれた頃のペリコは、あの当時多くの若手アルトプレーヤーと同じくケニーギャレットから影響を受けていた。しかし僕にとって、彼のトーン、タイム、イントネーションは既に他の誰よりも特別な何かを持っているように響いた。



その後、故郷スペインに戻りながらもブラッド・メルドー(p)やカート・ローゼンウィンクル(g)といったニューヨークで培ったコネクションを通して素晴らしいアルバムを次々と発表している。
中でも特に僕が惹かれたのが彼の率いる「フラメンコ・ビッグバンド」だ。
これを聴いた時に感じたのは「世の中にはここまで僕と同じ事を考えている人間がいるのか」
いや、もちろん編成もやっている音楽も違うのだが、何と言うか、今までのどのビッグバンドでも聴かれなかった僕がやりたい響きの全てがそこにあったのだ。
僕は当時、そろそろフロントページ・オーケストラの2枚目のアルバムを作りたいと思っていたので「やられた…」などと思ったものだ。



その2枚目のアルバムで、どうしても入れたかったのが彼がメルドーやカートと作ったアルバム”Friendship”に入っている”Matilda”という曲。



フロントページ・オーケストラのレパートリーに一枚目のアルバムに入っている、「隅田川」という曲がある。トロンボーンの片岡雄三をフィーチャーした、ライブでも人気の曲だが、この路線で彼のフィーチャーをもう一つ作ろうと思っていたところに出会ったのがこの”Matilda”だ。
もともとCarme Canelaという女性ボーカルをフィーチャーした曲だが、あまりにも僕の感覚にピッタリで、これは是非ともフロントページでやろうと決めた。自分の作曲ではないので、尚のことアレンジはかなり時間をかけ、何度も何度も手直しをした。



レコーディングにあたってアルバムへの収録許可と出版クレジットの確認のためペリコにサウンド・ファイルと共にメールを送ったところ、快諾の返事が来た。
そして驚いたのは、何と彼は僕の一枚目のアルバムを持っていてよく聴いているとの事。フラメンコの仕事で日本に来た時にアッちゃんが渡したらしい。
何と光栄なことだろう。
さらに彼も現在、次のビッグバンド・アルバムを計画しており、この曲を入れるつもりだと言う。やはり偶然以上の何かを感じずにはいられない。



完成した僕のCDを送ると、彼もわざわざ「フラメンコ・ビッグバンド」を送ってくれた。次のアルバムも出来次第送るとの事。



彼の新作が待ち遠しいとともに、いつか彼と共演出来る日を夢想している。



【Z BLOG】中山 浩佑:移動中

皆さんこんにちは、こんばんは。
最近寒いですね。
本日は大阪に移動しております。
某制作仕事で今月は東京と大阪を行き来しています。
こちらは雪が降ったりしていて東京より寒くて驚いています。
移動の新幹線で宿題を片付け中。







本当いろいろなところへ行けて、いろんな出逢いがあります。音楽が僕をいろんなところへ連れて行ってくれます。
こういう仕事をしていて、嬉しいと思う事の1つです^^
本当にいろんな人に助けられていると実感します。これからも逆に僕も助けになれる様に日々努力ですね!!



素晴らしい作品が作れる様に、楽しんで頂ける時間や空間を作れる様に力を合わせて頑張ります!!
それではまた次回!!

【Z BLOG】三木 俊雄:小曽根真 Featuring No Name Horses Club Tour

小曽根真さん率いるNo Name Horses のツアーが始まった。
去年の10月はコンサートホールを10カ所以上まわる長いものだったが、今回はジャズクラブ3つの短いツアー。
ジャズクラブと言ってもブルーノートやビルボードなどのジャズクラブとしては大きなハコだ。
震災以降、ちょっと事情は変わったが、基本的には外国から招聘したミュージシャンが出演するクラブで、いわゆる僕達が日常的に出ているジャズクラブとは一線を画す。



今はちょうど東京の3日間が終わって、名古屋、大阪と続くが、席数300のブルーノート東京は6ステージとも立ち見のでる満員御礼だった。
これはもちろん小曽根さんの実力と人気を反映したものとして当然と言えは当然だが、メンバーである僕達、少なくとも僕に置き換えてみると只々驚くばかりだ。



ミュージシャンにとって音楽とまた別な所で、しかし根底ではつながっている、というよりそれが前提となっている気掛かりな事が、集客だ。
僕の出演するクラブは大きくて100席数、小さいと10席そこそこのお店も少なくない。その程度の規模にもかかわらず、集客は決して楽観的なものではない。
300席が2ステージ入れ替えで3日間満席というのはまぁ、信じられない数字である。



このブルーノートなどは僕も割とよく聴きに行くが、客席を眺めてみると普段僕達が出演している普通のジャズクラブなどの客層とはいささか違うようだ。
これは観客の心理としては割と理解出来るものである。
「ジャズを聴きに出掛ける」という人にとって「本場のジャズを聴きたい」というのは当たり前と言えば当たり前。ブルーノートなどは元々そういうコンセプトで始まったクラブだ。
観客にとってそれは、高いミュージックチャージを払い、ドレスアップして食事をする、といった日常から離れた「ハレ」のイベントである。
当然基本的に東京在住のミュージシャンは出演しない。
ジャズクラブに限らず、CDなども「日本人は聴かない」という人は多い。かく言う僕も持っているCDのほとんどは海外のミュージシャンのものである。
小曽根さんはその中で「聴いに行ってみよう」と思わせる数少ない「世界的ジャズミュージシャン」の一人なのだ。



一方、ジャズクラブでよく見かける、そして言葉を交わすことも多いいわゆる常連のお客さんというのもいる。彼ら、彼女らにとってジャズクラブは特に「ハレの場」という訳ではなく、そこに通う事が日常の一部となっている。
最近はTwitterやFacebookなどもあり、そういった方々とのつながる機会も多くなっている。



この両者の間、というか、例えば「ブルーノートにしか来ない客層」をどうやったら僕達が普段やっているクラブに連れてくること出来るのだろうか。



可能性で言えば、世界的ミュージシャンである小曽根を聴きに来た客層にそのメンバーの一員として音を出している僕達は、最もそこに近いチャンスを手にしているはずだ。
もちろん大半のお客さんは小曽根さんを目当てに来ている訳だが、前にも書いた通り、近年のNo Name Horsesは小曽根さんのピアノを大々的にフィーチャーするバンドではない。
このバンドを観に来て、「あぁ、この人達のライブも一度観に行ってみるか」と思って頂けたら幸いであるのは言うまでもないが、またそれがNo Name Horsesのさらなる人気となって返って来る、という意味では僕達の使命でもあるはずだ。



【Z BLOG】フジイ ヒロキ:サイレントブラス





昨年11月頃から、アーティストさんのコンサートやライブのため、全国各地を訪れています。
札幌(2回)、仙台、名古屋(2回)、大阪(3回)、新潟、広島、香川、福岡(2回)、
そして先日ブログにも書かせていただいたオランダまで、、、
ご当地の美味しいモノとお酒だけが唯一の楽しみと言いたいところですが(笑)、
やはりお仕事が第一、トロンボーンの演奏のコンディションを保つ事はとても大切です。
移動日は宿泊先のホテルでの音出しは出来ないので、練習用ミュートは非常に重宝されますよね。



ちなみに僕が重視するポイントは、



①吹奏感
②音程
③持ち運びの便利さ



です。
①はやはり、ミュートなしで演奏している状態に極力近いという事です。
消音性は優れているけど、詰まった感じがする(抵抗感が強すぎる)物は使わないですね。



②の音程ですが、これがなかなか厄介で、
例えば全ての音域が均等に上がってくれれば、チューニング管を抜けばどうにかなるのでまあ良いのですが、
中低音域は上がるのに、高音域になるとぶら下がり始めるような、均一でないミュートが多いのです。



③は言うまでもなく、旅先に持って行くので、荷物は少なく、コンパクトにまとまった方が良いですよね!



各メーカーさんの努力、試行錯誤の甲斐があり、練習用ミュートのクオリティーは僕が学生だった頃に比べて
かなり上がって来ているのですが、なかなかこの3つの条件を全て満たしている物がないんですよね(2つまでは結構あるのですが)。



そんな中、ヤマハが出した新しいサイレントブラスのクオリティーは非常に高いと思います!
吹奏感も違和感がなく、音程も音域によって暴れる事もなく、そして、ベルにすっぽり収まり、
ケースにそのまましまって持ち運ぶ事が出来る。正に3拍子揃ったと言って良いでしょう!!



今回のツアー中、大阪で購入しましたが、早速重宝しています。
写真はどちらも、オランダの滞在先のホテルで撮ったものです。
お洒落なホテルとサイレントブラスの素敵なデザインがとてもマッチしていますね!



パーソナルスタジオ部分も、以前よりさらにハイクオリティかつ、コンパクトになっています。
パソコンや携帯音楽プレイヤーなどと繫ぎ、伴奏音源を使ったソロや基礎練習にも役に立つと思います。
是非一度試してみて下さいね!



http://jp.yamaha.com/products/musical-instruments/winds/silentbrass/