2015年 12月 の投稿一覧

【Z BLOG】フジイ ヒロキ:朝ジャズ





先日、大手の某保険会社さんの研修会で、朝からジャズを演奏するという、ちょっと珍しいお仕事をして来ました。



僕の生徒さんの奥様がこちらで働いていて、今回の話を下さったのですが、
この会社さんを含む世界規模の大会が今年アメリカのニューオリンズで行なわれ、そのオープニングがジャズ演奏で、とても印象的だったらしく、近い雰囲気を再現して欲しいというようなご依頼でした。







お客さん(研修の参加者)は全国トップクラスの営業成績を誇る優秀な社員さんで、
さらに世界大会を目指したくなるような、テンションの上がる演奏をお願いします、という内容。
その上、朝9時から丸の内のオフィスビルの会議室で演奏という、今まで経験のない状況で不安もあったのですが、とても好評だったようです!
このような依頼演奏の場合に大切なのは「自分たちがどう演奏したいか」よりも、
「お客さん(クライアントさん)がどんな演奏を聴きたいか」が優先で、その中で「いかに自分らしさを出すか」だと思っています。



それに合わせて、メンバーや選曲、アレンジも考えるのですが、お客さんが世界を視野に入れている日本のトップクラスの方々で、なおかつ(ジャズファンではなく)一般の方々でしたので、欧米での留学経験や演奏経験のあるプレイヤー、テーマパークでの演奏経験など、エンターテインメント性の高いプレイヤーを集め、選曲も、ジャズを聴いた事がない方でもCMなどで聴いた事のある曲を中心に選びました。
でも、その先にあるジャズの魅力も知っていただきたかったので、僕やメンバーの作曲したオリジナルも披露させていただきました。



結果、とてもバランスの取れた良いショーになったのではないかと思います。



それにしても、企業の研修会でジャズの生演奏から始めるというのは”粋”な試みですよね!
ジャズは夜にお酒を飲みながらというイメージや、最近では飲食店のBGMというイメージも強いかも知れませんが、
選曲や演出によっては、人を鼓舞し、場を盛り上げる力があるんだなと改めて感じる事が出来ました。
これもやはり”生身の人間のなせる業”ではないでしょうか。



読者の方で、「是非ウチの会社でも!」というご依頼、お待ちしています(笑)。







http://hirokifujii.com

【Z BLOG】中山 浩佑:年の瀬

2015年もまもなく終了しますね。
みなさんはどんな一年を送られましたでしょうか?
僕はというと年々時間が過ぎ去っていく早さについて行けず、まだ3ヶ月くらいしか過ごしていないような気分のまま今年の終わりを迎えそうです(笑)



今年のクリスマスは一人で某旅仕事の為地方で過ごし、そしてお正月休みも殆ど無く新年を迎えさせて頂けそうです。
振り返ってみると色んな人達に出逢い、支えられ、本当に皆様に感謝する一年でございました。
本当に幸せ者だと思います。



関係者の皆様、僕とご縁を持ってくれて関わってくださった皆様。本当に今年も1年ありがとうございました!!
お陰様で充実した1年になりました。
来年もよろしくお願いいたします。



来年も楽しい一年に出来るよう、気を抜かず残り僅かな2015年も突っ走ろうと思います。
来年は色々とリーダーバンドの活動で色々と発表できるかと思います。頑張ります。是非応援してください!!



皆さん良い年末をお過ごしくださいね!



良いお年をお迎えください!!

【Z BLOG】古屋 ひろこ:夏の思い出 2015

随分と御無沙汰しておりました。もうトナカイの鈴の音と足音、お正月のチントンシャンが混在する今日。
冬はやっぱり寒いですね、そんな今日は熱い気分を思い出そう、
2015年の夏の思い出なんかをピックアップして写真と共に振り返りたいと思います。



⚫️うどんとオリーブの小豆島にて島フェス!







小豆島で行われました、島フェスなるものに出演して参りました。
ロックバンド、ロッカトレンチの元ベーシスト、河原真さんのバンド、河原真&River Groove Orchestra。
フェスの雰囲気にピッタリのゆるりとした音楽。うどんもオリーブも美味しくてライブも生憎の雨の中大盛り上がりでした。
トリの高木ブーさん、時間の関係で見られなかったので来年こそはまた出て見るのだ!



⚫️爆音ジャズ2days!











お台場Diver Zepp Cityにて行われました幽閉樂祭、そして吉祥寺SEATAにて行われました東方LIVE BOX SPECIALという大イベントに爆音ジャズをぶちかます、東京アクティブNEETsで出演しました。
どちらの大きな会場も満員の熱気ムンムン、サイリウムの満天の星空のようなステージからの光景、とてもステキな夏の思い出です。
東京アクティブNEETsはいずれまた詳しくご紹介しますね♪
個人的に大好きなライブハウスであるDiverZeppCity、最高でした!



⚫️渋谷ズンチャカ!







そしていつもお世話になってます、YAMAHAさんといえばこれこれ!part 1
渋谷で行われました、渋谷ズンチャカ!にズンチャカスペシャルホストバンドのメンバーとして参加してきました。
街中パレードやら出店やら音楽に溢れているこのイベント。
私達は、オープニングセレモニーとファイナルステージとファイナルセッション、そして私は途中のトランペット体験コーナーの講師まで務めさせていただきました。たくさんの笑顔に触れました。
メインステージのファイナルセッションではかなりの盛り上がりを見せました!
大好きな↑THE HIGH LOWS↓の『日曜日よりの使者』を大合唱&大合奏!とても多くの人のパワーに涙が出ました。
本当にNo BorderでPeacefulでした!ありがとうございました(^O^)来年も出れますように。



⚫️音楽を、もう一度!







YAMAHAさんといえばこれこれ!part 2
新発売 YAMAHA クラービーノバの為の動画撮影がありました。
とても愉快な現場で、朝早くから撮影が終わるまでずっと笑ってました。タンバリン芸人のゴンゾーさんと、ホーンセクションの皆様と。
とてもステキな出来上がりの動画がこちら。なんだかホッコリ温かい気持ちになります。
https://www.youtube.com/watch?v=gcVcxlcmKS8
YAMAHA クラービーノバ CVP-700 『音楽を、もう一度』



⚫️BBQ大好き!







ハイ、ちゃっかりBBQもやりました❤️
山奥の友達のお宅で何も気にせず好きな音楽をかけて、きれいな空気と水と星空と仲間、最高でした!



というわけで以上、ライブ三昧の夏からピックアップしてお届けしました、夏の思い出でした。
お付き合い頂きありがとうございました♪



またお会いしましょう。

【Z BLOG】三木 俊雄:ラッパ吹きに聞け その2

ラッパ吹きとは実に不思議なものである。
中にはあまりに高い音ばかりを吹き過ぎてネジが一本飛んでしまったのではないかと思うような人もいる。
またその一方で、そのネジがなるべく飛ばないように細心の注意している者もいる。



例えば家でパート譜を曲順に並べているときに見つけたりするのだが、僕が書いたラインをカッコで閉じている事がある。
これはどういうことだろう、とリハーサルで注意深く聴いていると果たしてそこで聴こえるはずの音が聴こえてこない。
つまり、これは一つのラインを複数の楽器でユニゾンをしているため休んでも構わないと、そのプレーヤーが判断した場所ということだろう。
特に唇の消耗に気を使うリードトランペット・プレーヤーに多い。
そんなとき、その場では何もなかったように振る舞うのだが、家に帰ってからそのカッコを消しゴムで消して「恐れ入りますが是非吹いて頂きたくお願い致します」と書き添えたりもする。



しかし、これはこれでアレンジにおける一つのヒントになる。
もちろんプレーヤーにもよるが、そのラインは少なくとも彼にとってはどうしてもという必然性を感じられなかったいうわけだ。
あるいは少なくとも彼は唇の温存を優先することによってトータルなパフォーマンスを向上させると判断したのだ。
そしてこれは僕にとってとても重要なメッセージとなる。



結局、他の楽器との組み合わせ、物理的な音量とハーモニーの厚さ、そして前後のつながりと休みのバランスをもう一度考えてみて、修正を加えることが多い。
リハーサルの途中でラッパの方を振り向くと「ニヤッ」と笑っている。



一曲を通して音楽的な達成感に結びつく肉体的精神的負荷をどうデザインするかは、ボイシングの積み重ね方よりはるかに難しい。
譜面のよく読めるプレーヤーがつべこべ言わずに吹くだけなら、それこそ打ち込みだって良いだろうし、実際そういう音楽も沢山ある。
でもせっかくこんな素晴らしいプレーヤーが吹いているのだから、そこにこだわっていくものが結局は残っていくと信じている。

【Z BLOG】朝里勝久:2015年を振り返る

「2015年」の表記にやっと慣れてきたところだったのに、もうすぐ2016年がやってきます。
年を追うごとに本当に一年が短く感じる…なんて事を書いてしまう年齢になってしまいました。
10代と20代、そして更に30代では、時間の進み方がまるで違う気がします。これから先は更にそうなんだろうなと思います。



いきなり脱線しますが、年を取るにつれ食事の量も減りました。
代謝が悪くなったのでしょうか、体重は増えて行く一方なのですが。
高校時代はとあるお店で1.5kgのカレーを10分で食べるなんてアホな事をやっていたんですけどね。



と言いつつ今年の正月は…







来年はやりません。






話は戻って2015年。
個人的には未年の年男だったのですが、何をしたと聞かれると、楽器を吹いて仕事していました、という感じでした。
勿論色々な現場で演奏出来て幸せでしたし、一生懸命にやったのですが、
自分からも色々動きたかったなという事を、振り返ると強く思います。
タイミングや体調のことなどもあったのですが、本当はやりたかったのに踏み出せなかった事に対して、大いに反省。
という訳で、来年は自分がリーダーのカルテットをやります!やるぞ!ただいまメンバーのスケジュール返信待ち!(笑)



皆様、良いお年をお迎えください!

【Z BLOG】吉田 佐和子:2ndアルバムリリースツアー終了!

先月無事に2ndアルバム『Letter』のリリースツアーが終了しました!
去年1stアルバムを出したときもそうだったのですが、
自分を育ててくれた地元や大学時代を過ごした関西を回らせていただきました。







今回は『このリリースツアーの期間4日の間にアルバムを100枚売る!』という目標を決めて臨みました。
100枚ってちょっと多いかな?とも思ったのですが、
達成出来るか分からないくらい高い目標でないとやる気が出ない私。



実は、最初の2日間が終わった時点で50枚にも到達していませんでした。
ツアー2日目が終わり、3日目は地元・福知山に滞在してもう1公演する予定でした。



「このままじゃ全然目標達成なんて出来ない…!」と考えた私は、
アルバムをリリースしたことを伝えた時に笑顔になってくれる人を頭の中で思い浮かべ、
アルバムリリースを喜んでくれる!と確信した人に電話して手渡しでアルバムを販売しました。
これは地元がある強みでもあるのかもしれませんが、音楽を通して人と会い、笑顔で繋がれる機会って本当に嬉しいなって思うんです。



地道な手売りや、通販によるご購入も伸びに伸び、ツアー開始5日目にして何とか100枚を販売することが出来ました!
この時は本当に嬉しかったので、その喜びを動画にしてアップしてみました。
すると、いろんな人が『おめでとうー!』『目標達成に貢献出来て嬉しい!』というような嬉しい言葉をかけてくださいました。
目標をみなさんと共有することで、一緒に達成感を味わうことが出来る、みなさんにも喜んでもらえる。
そう教えていただいたのです。
今回のアルバムリリースを通して、「いつもHappyな気持ちを色んな人から頂いてるんだ」と感じることが出来ました。



その経験から、もっともっとHappyを皆さんに届けたい。と思った私。
2015年の終わりに向け、新たに『12月中にトータル200枚販売を目指す!』という目標をたてました!
是非、今年1年頑張った自分へのご褒美として、みなさんのお手元に1枚置いていただけると嬉しいです。



今回のアルバムは、私の音楽を通して「大事にしたい思い・大切にしたい場所・そして皆さんをつなぎたい」という思いで制作しました。
私の音楽を聴いてくださった人にほんのひとときでも“Happy”を届けたいという『大事にしたい思い』
私の地元・福知山という『大切な場所』
そしてこうしてブログを読んでくださったり、私の活動を応援してくださっている皆さんを繋いでいけたらと思うのです。
実際に、神戸の元町にある「みみみ堂」や兵庫県姫路市の的形にある「ハンモックカフェ」そして「福知山」をテーマに作曲した曲を収録しており、それぞれの場所に思いを馳せていただけると嬉しいなぁ、と思っています。



こちらの動画では、アルバム収録曲の『RAIN』を少しお聴きいただけます。
ぜひ聴いてみてくださいね♪







♪吉田佐和子WEB SHOP
(こちらからご購入いただくと、手書きの手紙がついてきます)
http://sawakocla.shopselect.net/items/2238026



♪amazon
http://www.amazon.co.jp/gp/product/B0161GXJK4/ref=as_li_ss_il?ie=UTF8&camp=247&creative=7399&linkCode=as2



♪そのほかの取扱店舗はこちら
♪ドルチェ楽器(大阪店・新宿店)
♪クラリネットショップ(東京/錦糸町)
♪石森楽器(東京/大久保)
♪TUTAYA/AVIX福知山店(京都/福知山)
♪オクムラ楽器(京都/福知山)
♪アップルパイのシャルム(京都/福知山)
♪火木土(京都/福知山)
♪まちのば(京都/福知山)

【Z BLOG】フジイヒロキ:今年も北欧JAZZ





昨年の11月は、フィンランドのジャズサックス奏者、エーロ・コイヴィストネン氏と共演させていただいたのですが、
http://jp.yamaha.com/sp/blog/z_express/6130/
今年は同じビッグバンドで、スウェーデンのジャズ作編曲家、マッツ・ホルムキスト氏と共演させていただきました。



マッツ氏は、スウェーデンとアメリカの両方の大学で修士号を取得しているそうで、
彼の作品は、クラシック、ジャズ、ミニマルミュージックなどが融合した、繊細かつ独創的なものでした。



グレン・ミラーやデューク・エリントン、カウント・ベイシーなど、過去の巨匠の作品の演奏も勿論楽しいのですが、
今回のような「自作自演」が出来る世代のアーティストさんとの共演はとても勉強になりますね。
事前のリハーサルで譜面からの情報だけでは分からない事が、後日、本人がきちんと説明して下さる事でとてもクリアになります。



バンドのディレクションもとても素晴らしく、明確で分かりやすかったです。



コンサートの翌日が、都内の某専門学校のビッグバンドクラスの講義で、そちらにもお邪魔させていただいたのですが、
学生向けという事で、さらに分かりやすく、日本の音大のジャズ科などでも、恐らくここまで細かくは説明してくれないだろうな?と感じるような内容でした。
たまたまリードトロンボーンの生徒さんがお休みで、急遽演奏しながら講義を受ける事が出来たので、さらに得をしたというか、前日のコンサートやリハーサルで言われた事がさらにクリアになりましたね。







昨年のエーロ氏と同様、マッツ氏も決して日本では有名とは言えないのですが、
彼らのような素晴らしいアーティストが世界にはたくさんいるという事をいつも思い知らされます。
日本で共演させていただく事や、自分が海外に出向く事で、もっと世界を感じたいと思う今日この頃です。







写真はコンサートの打ち上げ中です。
音楽がとても繊細で、リハーサルは真剣そのものだったので、ちょっと気難しい人かな?という印象でしたが、
終わって飲んだら、どこにでもいる普通の方でした。
お酒とジャズは世界の共通語ですね(笑)。

【Z BLOG】三木 俊雄:ラッパ吹きに聞け。その1

最近はアレンジなどを教えたり、あるいはある程度すでに出来る学生にアドバイスを与えたりする機会がある。
多くの学生は斬新なボイシングやそれによるハーモニーを追求しており、それについてもう僕は何も言う事はないのだが、敢えて秘訣を尋ねられたら「ホーンプレーヤーの言うことを聞け」と言っている。
僕もホーンプレーヤー、特にブラスプレーヤーから多くを学んだからだ。



あるトランペッターは「三木さん、一度ラッパ吹いてみてよ」と言った。
書いてある音域が少し高いという。もちろんレンジチャートには則っているが、まぁ言われてみればそうかも知れない。
こうやってトランペットの意見を聞くことによってレンジチャートには書かれていない、その場に則した楽器の本当の音域を知ることになる。



「どうだった?これなら大丈夫?」
「うーん…そうですね…」
「えっ?そんなに厳しい音域は書いていないはずだしパッセージだって…」
「いや、高いと言うわけじゃないです。でもね、この音域はジワジワ効いてくるんです。で、いざクライマックスとなるともう大変なんですよ。この前後に1小節でも休みがあったら全然違うんですけどね」



今度はパートの割り振りをやり繰りしてなるべくトランペットに休みを設ける。
もちろん楽な音域で。
「どうだった?楽勝だろ!」
「うーん、まぁ、でもこれだと気分が高揚しないんですねぇ」



(うるせ〜コノヤロ、つべこべ言わずに吹きやがれ!)と思うのだが、そこはさも困った風な顔をして、「例えばどんなだったら良い?」と聞くと、
「あ、この曲なんか凄くいい感じですね。音域は結構キツイですけどここまではセーブできますし、ここからはもうエンディングまで少しですから」
読み返してみるとさっきの曲よりはるかに負担は大きい。



ラッパ吹きというのは実にワガママなものでキツくてもユルくてもダメと言うのだが、その気にさえさせればトコトンやるという実に単純な、そして愛すべき生き物なのだ。

【Z BLOG】朝里 勝久:雪村いづみさん

先日、私が所属する宮間利之とニューハードというビッグバンドで、越路吹雪音楽祭というイベントに出演しました。
場所は、もうすぐ閉館してしまう日比谷公会堂。
様々な歌手が入れ替わり立ち替わり14名が出演し、その後ろでビッグバンドが演奏しました。



こういった歌の伴奏の仕事自体はそんなに珍しいことではなく、この日も集中して頑張っていたのですが、
その中で私が衝撃を受けた歌手がいらっしゃいました。それが雪村いづみさん。
(わざわざ私がご紹介するまでもない大御所歌手ですので、細かくお知りになりたい方はwikipediaなどをご覧頂ければと思います)



曲頭がピアノと彼女のデュエットの曲がありまして、それを後ろで楽器を持ちつつ聴いていて、久しぶりに感動で泣きそうになってしまいました。
色々な感情、温かさ、曲を引っ張るアンサンブル力、推進力、そして何より、確固たる意思…。ものすごい歌を聴いてしまった。
帰宅して布団に入っても、興奮してなかなか寝られませんでした。俺も、音楽でこういう事がやりたいんだよなと、そう思った一夜でした。



それから一ヶ月ほど経ったある日、とあるプライベートパーティーにてビッグバンドで演奏する機会があったのですが、
セットリストを眺めているとゲストボーカルになんと彼女のお名前があり、そこで初めてお話しさせて頂きました。
歌のまま温かく、とても素敵な方でした。私昔から、こういう運は強いんです…。



【Z BLOG】三木 俊雄:Harmony of the soul

偶数月の最終木曜日に南青山の「ボディー&ソウル」でやっているフロントページ・オーケストラ。
いつもライブの前日にはセットリストとソロ・オーダーを作っている。以前は多くの小編成のバンドやセッションがそうするように、曲順は当日メモ帳とかお店の紙ナプキンなどに書いていた。もちろんソロ順はその場で。
この「手ぶら感」こそジャズである、と昔は思っていたのだが、ラージアンサンブルにおいてはそれを原因とする僕のテンパる様子がメンバーに対する一種の妨害電波として作用していたようだ。
果たしてセットリストとソロオーダーの配布は絶大な音楽的向上をもたらし「こんな事ならもっと早くやっておけば良かったのに」などと思ったものだ。



そして、ここ数年前から始めたのは、予めセットリスト通りに全てのパート譜を並べておくというもの。これも効果は大きい。
プリントアウトした後はあまり見ることのないパート譜だが、こうやって曲順に並べながら眺めていると改めて気づかされることがある。
その一つが、メンバーが譜面にしている書き込みだ。
段組みやページ送りといったレイアウトを含め読みやすいパート譜の作成にはかなり気を使っているが、サックス以外の楽器を演奏しない僕にとって各楽器のプレーヤーが譜面という情報源から何を求め、どうやって取り出しているのかは非常に興味深いところ。
それらがわかるのがこのプレーヤーによる書き込みだ。
#や♭の臨時記号はこの場合どちらが読みやすいか、ブレスの位置はどこがふさわしいのか…



お陰で僕はおそらく最も読みやすい譜面を書くアレンジャーの一人ではないかと自負している。
そして何より、こういった音楽には直接関係なさそうな事の積み重ねが実は非常に大きなウェイトを占めていることを知った。
プレーヤーは自分が大切にされていることを譜面を通して知ったとき、その能力を最大限に発揮する、つまり「一肌脱いで」くれるものだ。



“True harmony of the music comes from harmony of the soul”



ピアニスト、アレンジャーそしてビッグバンドのリーダーでもあるJason Lindnerの言葉であり僕の1枚目のアルバム「Harmony of the Soul」はここから付けた。



今年最後のフロントページ・オーケストラのライブは12月24日クリスマスイブに南青山「ボディー&ソウル」であります。
混雑が予想されますのでお早めの御予約をよろしくお願いいたします。
http://www.bodyandsoul.co.jp