2015年 12月 の投稿一覧

【Z BLOG】吉田 佐和子:世界に唯一のサウンド&編成!NSOコンサート第2回目が終了!

先月11月23日に三重県文化会館にてNSOの本番がありました。







NSOとはNon Strings Orchestraの略称。
弦楽器がいるのが当たり前なのが、通常のオーケストラ。
その編成から、ヴァイオリンとヴィオラのパートをクラリネットでやってしまおう!
というなんとも斬新な企画なんです。今のところ、世界に唯一の編成だそうです。



第1回目は2014年に大阪で行われたのですが、第2回目のコンサートとなる今回は三重県文化会館の主催公演!
この場所がとても素晴らしいくて、初めてその地を少し歩いたときに、感動してうるっときたくらい。
音楽と美術、そして人々の憩いの場が一体化した立派な空間でした。



今回は前々日に大阪でクラリネットだけの事前練習をしました。
やはり2回目とあって、みんなに余裕が…笑



演奏会前日には三重に移動して、全員でリハーサル。
管楽器のみなさんも入られて、1年ぶりに体感するサウンドにワクワクしていました。
この日の夜はみんなで親睦会を行いました。
NSOの自慢出来るところは、サウンドだけでなく、メンバーの仲の良さ!
翌日の本番に向けてここでも結束を高めていきました。



そして本番当日!
開演前のホールはこんな感じ。
とーっても広いのです。こんな場所で演奏出来て幸せです。







そして、リハーサルのあとは少し休憩してすぐに本番!
沢山のお客様がこの珍しいサウンドを聴きに集まってくださり、最後のベト7が終わったあとは、大きな歓声が聞こえました。
弦楽器をクラリネットでやるってかなりハードな部分もあるのですが、やっぱりお客様の気持ちが演奏者にとっては1番のエネルギー。
『あー、やって良かったぁぁ。』って思う瞬間ですね。











プログラムはこちら。
序曲「レオノーレ」第3番/ベートーヴェン
ラプソディ・イン・ブルー/ガーシュイン
交響曲第7番/ベートーヴェン



アンコール:主よ人の望みの喜びよ/バッハ



実は、去年のNSOの本番で、コンサートマスターをつとめておられる、広島交響楽団の橋元さんや、
ゲストプレイヤーの九州交響楽団のタラス、そして副コンサートマスターの竹内久力くんがYAMAHA V-Master KFを吹いておられるのを聴いて、すごく興味を持った私。
そのあと、私も実際に吹かせてもらったところ、感動の嵐!笑



『もうこの楽器しかない!』と思い、それからすぐにA管・B♭管とも楽器を買い換えました。
NSOにのっていなかったら、今頃はどうしていたんだろう。
そう思うくらい、本当に素敵な楽器に出会うきっかけを与えてくれたのが、このNSOです。
次回は是非東京での開催を実現できるよう、メンバーとして頑張っていきたいと思います。

【Z BLOG】朝里 勝久:ふぉーばすとろ

私がLiveで演奏しているバンドの形態は、こちらのブログにも色々書いてきましたが、
主にビッグバンド、トロンボーンカルテット、オーケストラ、吹奏楽、そして最近あまり出来ていませんがジャズコンボなど。
そんな普段やっているものの中で、一つだけいわゆる「あまり一般的ではない」ものがあります。
表題にあります、ふぉーばすとろというバンド。







その名前のまま、4名のバストロ奏者がフロントのジャズバンド。
一夜限りの企画ものな感じを受けるコチラのバンド、初めてのライブは2011年9月。まる4年以上、継続的にやっています。
最初に声をかけてもらったときは、正直そんなに続くとは思っておりませんでした。



全曲オリジナルアレンジ(当たり前か…)で、今でもメンバーによる新アレンジが増え続けています。
そもそも、バストロのアドリブソロを聴く機会がそんなに多くないでしょうし、
加えてバストロのみのアカペラアンサンブルやら、謎のトークコーナーやら、盛り沢山です。
自分にとっては、「継続は力なり」を随所に感じられるバンドです。受け身でなく自分からも色々動きたいと思っています。



次回ライブは、新宿Somedayというお店で、2016年1月29日です。もし宜しければ。

【Z BLOG】三木 俊雄:ピアニストはクルマがお好き。

車移動の必要がないミュージシャンはクルマを持たずに都心に住むべし、という事を書いた。
最近はドラムを設置してある店も多く、「演奏より運送」と言われていたドラマーもシンバルだけを持って電車移動、というのも随分多くなった。
今だにベーシストだけは車移動が主流だが、それでも電車を利用する強者もいる。



そんな中でおよそ一切の運搬を免除されており、最も電車移動に適しているのがピアニスト。
ところが僕の知る限り、車移動を好むピアニストは多い。



運ぶべき楽器もなく、しかも移動先の駐車場のコストも負担する。演奏後の一杯もダメ。
なのに彼らは車での移動を選ぶ。
なぜだろうか?



僕がバークリーに通っていたとき、学校の中でも外でもサックス吹きはいつも一緒にいたものだ。
特に管楽器はビッグバンドなど複数同時に演奏できるので特にお互い仲が良い。
1人で演奏するドラマーも機材や最新のテクニックなどドラマー同士のコミュニケーションが盛んだった。
ところがピアニスト同士で話をしたりお茶を飲んでいるところはまず見たことはない。
自宅以外で自分の楽器を演奏することのないピアニスト同士が持つことのできる共通の話題は椅子の高さくらいであるが、そのような話も聞いたことがない。



ピアノは1人ですべての演奏が可能だ。
「ギターは小さなオーケストラ」と言われるが、それは単に持ち運びが可能という意味であり、オーケストラという意味ではピアノには遠く及ばない。
そしてそのオーケストラをコントロールするピアニストこそ最も「自分の世界」を持ち、そしてその世界の主(あるじ)として君臨しているのだ。



どこの自動車メーカーだったか忘れたが、テレビCMでこういうのがあった。



“I love my family. I love my team. But I love my time alone.”



おそろくそういうことなのだろう。