2018年 5月 の投稿一覧

【Z BLOG】三木 俊雄:歌詞が聴き取れない問題

フェイスブックに何度か書いているトピックに、「歌詞が聴き取れない問題」がある。

どこの国でもそうだと思うけど、音楽全般においてインストより歌の方が人気があり、その歌も外国語より母国語の方が人気がある。これはもちろん歌詞のメッセージが伝わるに他ならないが、時折「皆んな本当にこの歌詞が聴き取れているんだろうか?」と思うことがある。
つまり、日本語として十分理解可能な歌詞がメロディーに乗った途端、非常に聞き取りづらい、というか頭に入って来ないことが多いのだ。
ひょっとして僕はアタマがオカシイのかな、と密かに思っていたのだが、そういう人は周りのミュージシャン仲間にも結構いることがわかって、ちょっとホッとした。僕が見聞きした範囲では特に男性に多いようだ。

「最近の音楽は…」的なことはなるべく言いたくないのだが、いわゆるJ-Popなどはかなり難しい。それに比べれば演歌や昔の歌謡曲はとても聴き取りやすい。
ミスター・チルドレンやスキマスイッチなど、肝心なところで何を言っているのか分からない。さらにサチモスなど最近のネオソウルといわれるものはほとんど全くと言っていいほど分からない。

これはどうしたことだろう?
一つ考えられるのは僕はメロディーを聴くときに、その階名を歌ってしまう、つまり「ソルフェージュ」を無意識にしてしまうため、その階名が歌詞を押しのけてしまう、というもの。
また、音楽を聴くときにその中のどの部分に反応するのか、という問題でもあるのかもしれない。
僕は昔から音楽におけるハーモニーが大好きで、そういう部分に耳が反応するのだけど、聞くところによるとハーモニーの認識は脳の言語野であるらしい。つまり音楽におけるハーモニーを意識するために脳の言語機能が占領されてしまうのだろうか。
確かに僕が無意識にやってしまうソルフェージュというのは調性のトニックからの距離をドレミで表わす、いわゆる「移動ド」つまり、ハーモニーの認識をその前提としている。

しかしこの傾向はある程度は、多くの人にも見られるのではないだろうか。いわゆる歌ものポップスの多くはハーモニーが単純なものが多く、メロディーは同じ音の繰り返し的なものが多い。よってそれらをインストで演奏するのは非常に難しい。
そういった意味では「歌詞があってこそ」成立する音楽のような気がする。
一方、例えばバート・バカラックのように、非常に起伏に富んだメロディーと多彩なハーモニーを持ちながらちゃんと歌詞が聴こえてくるような音楽もあるのが実に不思議。

これらは単に僕の個人的な話なのか、あるいはそれを越えて何らかの普遍的なメカニズムが働いているのか、この辺りいつかゆっくり考えてみたいと思う。

【Z BLOG】三木 俊雄:ビータ その2

前回の続き
(前回:ビータ その1)

若い頃は自分の音が客席にどう聴こえるか、ではなく自分にどう聴こえるか、というのが演奏の出来を大きく左右していたように思う。
自分の音が聞こえすぎるときは周りの音が聞こえず、自分の音が聞こえないときは必要以上に力んで吹いてしまう、ということがよくあった。

東京では馴染みのジャズクラブがあり、そこでの聞こえ方で「あそこはやりやすい」「あそこはやりにくい」と、それに合わせた吹き方を探ることができたが、ツアーを始めた頃はどれも初めての店ばかり。
慣れない環境の中で自分にとっての音響にフラストレーションを感じていても何も良いことはない。

また地方のお客さんも、毎日数え切れないほどのライブ演奏が行われている東京とは違い、やはりかなりの熱量でもってライブを聴きに来る。
そして一度行ったお店は少なくともあと一年間は行かないだろうから、その土地での評価や印象はある意味固定される。
一般的な傾向としては地方のジャズファンはいわゆる「熱い演奏」を好むようだ。しかしその熱さも一方で冷静な自分があってこそ。演者が熱さに飲み込まれてしまってはやはり何も良いことはない。

そんな中、これらツアーの経験を通して、ステージでの音響になるべく左右されずに自分の吹奏感を信じる、という技術を身につけることができるようになったと思う。

さて、前回冒頭の話の主は僕と同姓のピアニスト三木成能君。
彼は現在サックスのマルタさんのバンドで、それこそ旅から旅への生活を送っている一方、自分のトリオを持ちしっかりと活動している。
その彼のトリオにゲストとして加わってライブをします。もう1人のゲストはやはりグッドフェローズでの仲間、トランペットの岡崎好朗。とても楽しみです。
皆さん是非聴きにいらしてくださいませ。

三木成能トリオ『Trio Twirl (トリオトワール)』1周年記念ライブ@Tokyo TUC
三木成能(p) 上村信(b) 藤井学(ds) withスペシャルゲスト岡崎好朗(tp) 三木俊雄(ts)
https://mikinariyoshi.jimdo.com/
http://tokyotuc.jp/

【Z BLOG】中山 浩佑:「K’s Factory 2nd Live終了!!」

三月に目黒のBlues Alley Japanにて行われた僕のリーダープロジェクト。
K’s Factoryの2nd Liveが無事に終了致しました!!

K’s Factory Twitter
https://mobile.twitter.com/factory_staff

沢山の方のご来場ありがとうございました!
前回に引き続き、満員御礼で終了致しました!
ありがとうございました。

ライブハウスにお客さんの足が遠のくこの時代に、沢山のお客さんにコンサートに足を運んで頂くことができ、本当に幸せです。
この場を持ってお礼申し上げます。

また僕のオリジナル曲ってめちゃくちゃ難しかったり、一筋縄ではいかないことばかりなのですが、何のストレスもなくサラッとこなし、しっかり自分たちの音楽にしてしまう素晴らしいメンバー、またLAから参加してくれたボーカリストのコナちゃん。そしてスペシャルシークレットゲストの木幡光邦さんには改めてリスペクトです。
本当最高の時間を共に作り出して頂きました!
そして、音楽をやる上で一番大切なパーツ。それはお客さまです。

どんなにいい音楽を作っても、どんなにすごいメンバーがいても、それを愛し楽しんでくれるお客さんがいないと音楽は成り立ちません。
本当に最高のコンサートを作り出すことが出来ました!!
ありがとうございました!!

またアンコールには沢山の友人ミュージシャン、アーティストに飛び入りしてもらって大セッション大会になり、本当にミュージシャン冥利に尽きる時間でした。

岩尾浩史くん。(Tp)
https://mobile.twitter.com/schilkx
https://www.instagram.com/hiroshiiwao/?hl=ja

PETEくん。(Tp&Key from SpicySol)
https://spicysol.com/

そして僕がプロデュースしているブラスユニット「MOS」のメンバー。SaxのAMIちゃん!
※MOSに関しては改めてご紹介する機会を作りたいと思っています。
https://www.instagram.com/ami__mos
https://twitter.com/AMI__MOS

MOS HP:http://mos.jpn.com/

みんな素晴らしい演奏でした!

次回ライブも企画しています。
年末くらいかな?と思っています!
また今回の模様は管楽器系音楽フリーペーパー。Poco a Pocoさんにて取材されてます。(2018年4月号)

楽器屋さんなどにあると思うので、是非手にとってみてください(MOSも連載しています)

そしてライブの様子がPoco a PocoさんとZOOMさんの連動企画でライブの様子が少し紹介されてますので、是非ご覧ください!
https://youtu.be/RdD6Yj_2nAs

録音はZOOM IQ7を使用してます。

K’s Factory 今年は音源の発表なども考えてますのでお楽しみにー!

最後にライブの様子を写真でもご紹介!

また次回!

【Z BLOG】中山 浩佑:「やおミュージックフェスティバル」

皆さん!お元気ですか?
来月の5/20に僕の故郷でもある八尾のプリズムホールで行われる「やおミュージックフェスティバル」に出演いたします。

http://yaofes.com/lineup.htm

出演者が八尾出身、八尾に関係あるアーティストが、一堂に会するという何ともすごいイベントです!!
出演アーティストも豪華です!
僕は大ホールで行われる森男で出演します!
メンバーは
野崎森男さん、SUNAOさん、僕という豪華メンバーです!!
高校生ぶりにプリズムホールでトランペットを吹きます!ブチかまします!!

沢山応援に来てくださいねー!!
頑張ります!!!

また次回!!

【Z BLOG】フジイ ヒロキ:「ジャズの歴史におけるトロンボーンのスタイル」

先日、千代田区の高齢者向けの施設で、

「ジャズの歴史におけるトロンボーンのスタイル」

という講座をやってきました。

この講座は、「かがやき大学」というメインのタイトルが付いていて、60歳以上の千代田区民を対象にした、カルチャースクールのようなものと言えば良いでしょうか。

音楽ではクラシック、そのほかにも美術や文学などの講座があり、その中でジャズの講座はヤマハの協力によって開講されています。

http://www.chiyoda-cosw.or.jp/topics/2018/03/14/4279/

http://www.chiyoda-cosw.or.jp/koureisha-c/wp-content/uploads/sites/7/2018/03/30kagayaki3.pdf

最初にヤマハの担当者からご依頼をいただいた際、「ジャズの歴史について説明するのはいいけど、その中でトロンボーンにスポットを当てるのはさすがにマニアック過ぎないか」と思ったのですが(笑)、ピアノやトランペット、サックス奏者ではなく、僕にご指名をいただけたのは光栄ですし、トロンボーンという楽器を多くのかたに知っていただくチャンスでもあるので、引き受けさせてただく事にしました。

僕がいろいろな時代のスタイル、個性のあるジャズトロンボーン奏者のスタイルをバンドなしでバッチリ吹き分けられるなら良いですが、なかなかそれも難しいので、ところどころ生演奏を挟みつつも、僕が所有しているCDや、YouTubeの音源を利用し、解説していくという方法で90分の講義をさせていただきました。

受講してくださったのは、60代から80代までの約60名。
ジャズに興味があるかたが多いからか、トロンボーンを知らないというかたはほとんどいらっしゃらなかったようです。

ただ、生でトロンボーンの演奏を聴くのは初めてというかたや、今まであまり注目した事はなかったというかたは多くいらっしゃいましたね。

アンケートを見ても、

・ジャズの歴史とトロンボーンの関わりがよく分かった
・懐かしい曲がたくさん聴けて良かった
・トロンボーンの生演奏が聴けて良かった
・今度コンサートやライブに行った際は、トロンボーンに注目してみようと思う

など、おおむね好評をいただけたようで嬉しかったです。

僕自身も、今回の講座をやるにあたって、どうやったらジャズの歴史が簡潔に伝わるかを考え、なおかつトロンボーンのスタイルの違いをうまく表現するにはどうしたら良いかを考え、海外のジャズトロンボーン奏者が作ったジャズの歴史の資料を読み直したり、たくさんの音源を聴き返す事で、とても勉強になりました。

楽器のレッスンもそうなんですが、漠然と自分では理解しているつもりでも、いざそれを言葉で説明するというのは簡単ではありません。それを人に伝えるために整理するという作業は面白いですね。

何はともあれ、こうして数十人のかたにジャズやトロンボーンの魅力を伝える事が出来、有意義な時間でした。

また、こんなマニアックな提案をしてくださったヤマハの関係者のかたにも感謝です。

【Z BLOG】三木 俊雄:ビータ (その1)

「モンキーさん」こと小林陽一さん。もう30年以上も「小林陽一&グッド・フェローズ」を率いるジャズドラムの名手。「グッド・フェローズ」はサックス、トランペットの2管にピアノトリオというクインテット編成のバンドで、以前は「ジャパニーズ・ジャズメッセンジャーズ」と言っていた。サックスの山田穣や岡淳、トランペットの松島啓之や岡崎好朗など、このグループの出身者は多い。僕もこのグループに4年ほどお世話になった。

モンキーさんのバンドといえば、やはり全国津々浦々をまわるツアーがメイン。10日間から2週間くらいのツアー年に2回あった。
ちょうどその頃にこの世界に入ったばかりのピアニストが、
「うらやましいです。僕も一度でいいから、ビータって言うんですか、あれ行ってみたいんです。」
と、なかなか可愛いことを言っていた。
「ビータ」とは「旅」をひっくり返した、いわゆるバンドマン用語で「ツアー」のこと。

「いやあのね、そりゃもう、一度と言わず何度でも嫌というほど行くことになるから心配ないよ」

もちろんすぐにそうなった。

「どう?ビータは」
「はい、いや、三木さんの言うことがよくわかりました…」

例えばモンキーさんが毎年春にやっていた西日本ツアーは、ワンボックスカーに5人と機材を載せ皆で運転を交代しながら鹿児島まで行く、というもの。1日の大半は移動に費やし、食事はもっぱら高速のサービスエリア。体力的にはなかなかキツイもの。車はツアーの途中で必ずと言っていいほど故障した。

ただ、同じメンバーで同じレパートリーを毎晩違う場所で演奏する。
これは練習では決して得られない経験だった。

僕自身の苦い経験としては、バンドの音量が上がると自分の音が聞こえなくなり、コントロールを失ってしうことが何度もあった。
演奏後、唇にはザックリと歯型がつき、ジンジンと痛む。「ああ、またやってしまった」

フロントに立つトランペットの岡崎好朗とその辺はよく話し合った。特に毎日唇を酷使するトランペットにとって、そのコントロールの維持は最も重要なこと。
「とにかく冷静に行こう」

ある地方での夜。

一曲目がスタートし、好朗が先行してソロを取る。遠くの方を見つめるような眼差しで一つ一つ確かめるように音を置いていく。すると「スーッと」した空気がバンドの間に生まれ全ての音がいいバランスで聴こえてくるようになる。一度そうなるとシメたもの。決してラウドにならない緊張感を保ち続けることができる。
確かな手応えを感じ一曲目を終えたその時、客席からこんな掛け声が。

「よし!次から手を抜かんで行こうか」

続く

【Z BLOG】中山 浩佑:「レコーディング情報」

みなさん!こんにちは!
すっかり暖かくなってきましたね!

四月は新たな環境で新しい出逢い。これから未来に掛けてトライして行く人。また環境が変わってさらにステージを変えて行く人。
全く新しいことにトライして行く人。
本当に色々な人達のスタートラインで、凄く気持ち新たに気を入れ替えられるタイミングな気がして、大好きです。

2018年度は何が起こるのか?
色んなことが楽しみです!

さて早速ですが、色々な録音した物がまたテレビなどで流れているのでお知らせです。

まずはこちら!
はい、どん!
https://mobile.suntory.co.jp/softdrink/oolongtea/shin_ryuheikai/?transfer=pc_to_mobile

こちらのシリーズの演奏で参加してます。
録音しながら楽しい気持ちで演奏しました^_^

そしてそして、
https://m.youtube.com/watch?v=wzJt5YNSMuk

こちらにも参加してます!
https://youtu.be/uty19eHuoKs

また他にも沢山録音しているので、また放送してるの見つけたらお知らせしますー!!

また次回ー!!