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国府弘子の新・ピアノ一丁!∼ピアノへのラブレター∼

威勢のいいタイトルで登場させていただきました、どうぞヨロシク!ちなみにこれは1995年のエッセイ集のタイトル(それで今回「新」が付いているというわけ)。ピアノとともに東奔西走喜怒哀楽。果たしてこの歳月は自分をどれくらい成長させてくれたのか?はたまた老いに向かっているのか? 20年前には手書きの原稿用紙、今はパソコンを打ちながら、私のピアノライフを綴ります。

(毎月1日、15日頃更新。※更新日は、都合により前後する場合がございます。)
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pianist 国府弘子

pianist 国府弘子
ピアニスト/作・編曲家。
国立音楽大学ピアノ科卒業後、単身渡米しジャズ修行。帰国後1987年のデビュー以来、第一線で活躍し、アルバムの制作、ライブでのパフォーマンス、テレビやラジオのDJをはじめ活字メディアにもエッセイを寄稿するなど多彩な活動で全国的な人気を集める。 幅広い表現力を持ったインプロヴァイザーとして、音楽シーンをリードしてきたジャズ・ピアニストであり、また温かく心に響くメロディーを創造する作曲家としても評価が高い。2015年1月にピアノソロアルバムをリリースします。

No.15極上のピアノ、ヤマハホール「ピアノ一丁!」ソロ公演の至福の時間

2015.07.06更新

2015年6月27日、銀座ヤマハホールにて「ピアノ一丁!」ソロコンサート終了いたしました。
無事に終わったご報告、というよりも、
終わってしまってこんなに残念、と思った“至福の時間”のご報告。

長年ピアノを弾いて参りましたが、
極上の響き、極上のピアノ、それがこのヤマハホールです。

最高の贅沢です。
とても幸せに、ピアノを弾き、弾き、弾き・・・弾きまくりました。
(おしゃべりも同じくらい・・・・)

思えば10ヶ月前に、このホールをお借りして「ピアノ一丁!」のレコーディングに臨んだ時には客席にはこんな顔ぶれしかいなかったのです。

それが昨日は満員のお客さまになり、寄席かと思うような抜群の反応で、拍手や歌声、リクエストのかけ声や笑い声・・・・いやホント、あなたたちは、極上のお客さまでした!!
アナタ、ほれアナタのことよ。
のっけから皆さまに歌わせちゃったり、
首にタオルでピアニカを吹いちゃったり、
リクエストに身をまかせて“プログラムフリー”にしてしまったり。
極上のホールを、自由気ままなライブハウスにしてしまう、これは私の描く理想の「ピアノコンサート」。

アルバム録音時にお世話になったスタッフ、ジャケット撮影して下さったカメラマンや、楽譜「ピアノ一丁!」をともに作り上げたお仲間たち、20年前のエッセイ「ピアノ一丁!」をともに作った編集者のかた、そしてヤマハホール関係者やミュージシャン仲間たちも本当にたくさんかけつけてくれて・・・
みんなピアノでつながって、ピアノを超えてつながっていく。
自分で作ったアルバムですが、ちょっと言わせてもらっちゃうね、

「ありがとう!“ピアノ一丁!”」

さてさて、まだ銀座ヤマハビルの地下スタジオで、楽しみな夜がございます。
7月17日(金)19時開演、 国府弘子スペシャルトリオ・コンサート。
「毒くわば、皿まで」と申します・・・・!?
ぜひ、お出かけくださいね。

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pianist 国府弘子
ピアニスト/作・編曲家。
国立音楽大学ピアノ科卒業後、単身渡米しジャズ修行。帰国後1987年のデビュー以来、第一線で活躍し、アルバムの制作、ライブでのパフォーマンス、テレビやラジオのDJをはじめ活字メディアにもエッセイを寄稿するなど多彩な活動で全国的な人気を集める。 幅広い表現力を持ったインプロヴァイザーとして、音楽シーンをリードしてきたジャズ・ピアニストであり、また温かく心に響くメロディーを創造する作曲家としても評価が高い。2015年1月にピアノソロアルバムをリリースします。
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