今回は新たに審査委員長に就任した小川典子さんをはじめ、審査員の面々も一新。コンクールに向けての思いを語っていただいたインタビュー記事とともにご紹介する。

〈 審査委員長 〉 小川 典子

英国と日本を拠点に世界各国へ演奏旅行を行う他、国際コンクール審査、マスタークラスなど広範囲な活動を展開中。北欧最大のレーベルBISより30枚のCDをリリース。2014年BBCプロムスへの出演や海外オーケストラとの共演、菅野由弘「ピアノの粒子3部作」を録音、BISより発売中。2015年サンクト・ペテルブルク響やワルシャワ・フィルと共演、英国マンチェスターブリッジウォーターホール「R&R音楽祭ラヴェル&ラフマニノフ」主催、リサイタル、BBCフィル共演、2台ピアノ演奏で出演。2016年はモスクワ国立交響楽団、BBC交響楽団と共演やシンガポール演奏旅行、日本音楽コンクール、シドニー国際、モトラム国際コンクールの審査の他、7月には生誕150周年サティ・ピアノ曲集のCDもリリース予定。2016年2月より、第10回浜松国際ピアノコンクール(2018年)審査委員長に就任。