環境経営の推進

 ヤマハグループはCSRの一環としてヤマハ環境方針を制定し、事業活動および製品・サービスに関わる環境負荷の低減、エネルギーおよび資源の有効活用、地域における環境貢献活動などに取り組んでいます。

環境方針

 ヤマハグループでは、1993年度に「ヤマハ地球環境方針」を制定し、環境保全活動を進める上での指針としてきました。また各事業所単位でも、それぞれの事業環境を踏まえた環境方針、目的、目標を設定し、環境保全活動を展開してまいりました。
 2010年度からは、それまで各事業所単位で認証取得していたISO14001環境マネジメントシステムを、国内グループ統合認証として取得するにあたって、グループ共通の方針として一本化した「ヤマハ環境方針」を制定しました。
 新しい環境方針は、ISO14001の要求事項を踏まえ、代表者の署名などを追加しており、「未来に続け 地球とともにヤマハが奏でる協奏曲(コンチェルト)」をスローガンに、よりよい地球環境の実現に貢献することを目指しています。
 また、この方針の周知を図るため、策定時に社内通達を行ったほか、方針・目標を記載した個人カードを年度ごとに作成し、グループ全従業員に配布。さらに、ウェブサイトに掲載して、社内外に常時開示しています。

  1.  ヤマハ環境方針(2010年3月17日制定)

ISO14001グループ統合認証の取得

 ヤマハグループでは、環境経営の柱として、ISO14001環境マネジメントシステムを1997年度から導入しています。2006年度までに、ヤマハ(株)および国内外の生産系グループ企業、リゾート施設、主要営業系事業所など、従業員数でグループの78%に当たる37事業所で認証取得を完了(2006年度当時)。それぞれの事業環境を踏まえた環境目的・目標を設定し、環境保全活動を展開してきました。
 2010年度からは、グループ連結での効率的な環境保全活動の実現と、事業活動を通じた環境活動の促進を目指し、各事業所単位で認証取得していたISO14001環境マネジメントシステムの統合を、国内グループを中心に順次進めています。2010年11月には第1ステップの統合認証を受けました。2011年度中には国内グループの統合を完了する予定です。

環境マネジメント体制

 ヤマハグループでは、グループ横断的な環境マネジメント体制として「環境マネジメント推進本部会」を定期的に開催し、環境戦略などの重要項目を審議・決定してきました。
 2010年度からは、グループ統合認証の取得や、グループ共通の環境方針の策定とあわせて、同本部会を「ヤマハグループ環境委員会」へと引き継ぎ、グループ全体の環境目的・目標を設定し、事業活動を通じた環境への取り組みを推進しています。さらに、省エネや廃棄物削減など、具体的な取り組みを進めるために、同委員会の下にワーキンググループ(WG)を設置しています。
 同委員会は、ヤマハ(株)の環境担当役員を委員長とし、グループ各社、各事業所、各基幹部門の環境管理責任者や、WGリーダー、内部環境監査チームリーダーをメンバーに、四半期に1回開催しています。ここで審議・決定された内容は、サイトや基幹部門に伝達され、グループ全体で共有される仕組みとなっています。

環境マネジメント体制図

環境目的、環境目標の設定

 ヤマハグループでは、これまでグループ全体での長期的な環境戦略に基づき、各事業所単位で、それぞれの事業環境を踏まえて、中期的な環境目的と年度ごとの環境目標を設定し、環境活動を展開してきました。
 2010年度からは、環境マネジメント体制の刷新にあわせて、グループ全体での環境目的、目標を策定。各事業所単位でも、グループ目的、目標と整合した目的、目標を設定するほか、必要に応じて独自の目標も設定しています。

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