ヤマハグループ(ヤマハ(株)および国内生産系グループ企業)
CO2排出量(エネルギー起源によるもの)
2010年度におけるヤマハグループ国内におけるCO2排出量は前年度比より0.74万t- CO2減少し、6.37万t- CO2でした。1990年度比では41%の削減となり、目標の6%を大きく上回りました。本社工場のグランドピアノ生産工程の掛川工場への統合による各種施策に加えて、一部の事業の譲渡と経済環境の悪化による生産量の減少によるものです。
また、CO2排出量売上高原単位は23.1t- CO2/億円となり、前年度比3.3%減少しました。

CO2以外の温室効果ガス排出量※1
2010年度の温室効果ガス排出量は0.75万tで、前年度より0.07万t減少しました。要因は生産量の減少、処理施設の導入・処理方法変更による排出量削減です。
- ※1 主に六フッ化イオウ、パーフルオロカーボン類です。

エネルギー使用量の内訳
2010年度のエネルギー総使用量は前年度より136TJ減少して756TJとなりました。
電気、ガス(都市ガス、LPG,LNG)が全体の88%を占めています。

代替フロン使用量
国内のヤマハグループではオゾン層保護に向けて1993年に特定フロン類の全廃を達成しました。その後、金属材料の脱脂洗浄工程で使用されている代替フロン(HCFC類)についても削減を進め、2005年度に全廃を達成しています。
NOx(窒素酸化物)排出量
NOxは重油、コークス、LPGなどの燃焼により発生します。2010年度は前年度より43t減少して30tの排出量となりました。この主な要因は、一部の事業の譲渡によるものです。

SOx(硫黄酸化物)排出量
SOxは主に重油、コークスなどの燃焼によって発生します。燃料中の硫黄含有量に影響されるため、ヤマハグループ国内では低濃度硫黄の燃料を採用しています。2010年度は、前年度より3.4t減少して15.7tの排出量となりました。

PRTR※3法への対応
2010年度におけるPRTR法対象物質の全取扱量は、前年度に比べ59%減少し、322tとなりました。取扱量減少の要因は、法改正による対象物質の変更と生産高の低下および一部事業の譲渡によるものです。 これに付随して、環境への排出量についても23t減少し、52tとなりました。
なお、環境へ排出された52tのうち、塗装工程などから排出されるスチレン、トルエン、キシレンが約86%を占めており、これらを含むVOC排出削減活動に継続的に取り組んでいます。
- ※3 PRTR:Pollutant Release and Transfer Register(環境汚染物質排出・移動登録)の略
PRTR法は「特定化学物質の環境への排出量の把握などおよび管理の改善の促進に関する法律」の略称です。
VOC(揮発性有機化合物)大気排出量
ヤマハグループは、製品の塗装や接着工程などで生じる揮発性有機化合物(VOC)の排出削減に取り組んでいます。VOCは大気汚染となる光化学オキシダントや浮遊粒子状物質(SPM)の発生原因の一つと考えられており、トルエン、キシレン、酢酸エチルなど多種多様な物質が含まれます。
2006年度より、ヤマハグループにおけるVOC排出削減ワーキンググループを発足し、各事業所におけるVOCの使用、排出状況の調査、削減施策の検討を行っています。2010年度までに2000年度比で30%削減の目標に向け、各所で取り組みを進めた結果、VOC排出量を約70%削減することができました。



