YHT-S401×METAL GEAR SOLID HDサラウンドへの潜入 - MGSサウンドプロデューサーが実機で体験! 今や映画だけでなく、HDゲームにもサラウンド環境は必要だ。「MGS」シリーズの音作りを担う村岡一樹氏が、ヤマハ『YHT-S401』による本格サラウンドを体験し、その意義を大いに語る。 YHT-S401 コンパクトながら音は本格派 サブウーファーとAVアンプを一体化したセンターユニット、3chのバータイプスピーカーで構成されたホームシアターパッケージ。音質と設置性を見事に両立。 ●このコンテンツは、株式会社ソニー・マガジンズが発行する『デジモノステーション1月号(2011年11月25日発売)』に掲載されたタイアップ記事をもとに再編集したものです。

ゲームへの没入感を高める桁違いの臨場感

ゲームへの没入感と臨場感を高める、重要なエレメントの1つ――“音”。HDゲーム機の誕生に伴い、映像だけでなくサウンドも高品位化が進み、効果音の1つ1つまでこだわり抜いたゲームが増えている。

中でも「メタルギア ソリッド」(以下「MGS」)は、いち早く音の重要性に着目したシリーズだ。敵兵が下草を踏みしめる音、背後で鳴り響く銃声、薬莢が床に落ちる乾いた音……。敵から身を隠して行動するこのシリーズでは、あらゆる音がゲーム性と密接に絡み合うため、極めて緻密な音作りがなされている。

「98年に発売した『メタルギア ソリッド』から映画的な音作りを心がけ、環境音を取り入れてきました。何もない部屋でも、エアコンや蛍光灯のジーッという音が響けば、臨場感が伝わりますよね。一方クライマックスなどでは音楽を流す。ハリウッド映画を研究し、方法論を学びました」

そう語るのは、サウンドディレクターの村岡一樹氏。シリーズを通じ、ハードのメモリ容量と戦いながら高品位なサウンドを提供し続けてきた。 「映像も重要ですが、音質も犠牲にできません。そこで我々は細かい波形を複数用意し、その組み合わせで音を表現しています。例えば鉄扉をノックする音と爆裂音を組み合わせて、金属的な爆発音を演出するといった具合。こうして“節約”を図る一方、取材による生音も取り入れています。例えば『4』では、南米やモロッコで環境音を収録。どんな鳥が鳴き、どんな音がするのか、現地で録音すれば、一番リアルですから」

このように細部まで作り込まれた音だからこそ、HDサラウンド環境で楽しみたい。薄型化とともに音まで萎ませてしまったHDテレビのスピーカーで聴いても、その真価は感じ取れないだろう。そこで村岡氏に薄型テレビのスピーカーとヤマハ『YHT-S401』、両方で「MGS」の音を聴き比べてもらうと……?

「すばらしいですね!スピーカーの口径はさほど大きくないのに、オーディオらしい自然な音が響きます。薄型テレビはスピーカーの容積が少なく、無理をして音を出しているような人工感がありますが、これは安心して聴ける。フロントスピーカーとサブウーファー、双方の音もスムーズにつながっていて耳も疲れません。特に違いを感じたのは『4』のデモシーン。二足歩行兵器『月光』が着地する重い音、ジェット機が飛び去る轟音。低音が引き締まっていて、音の解像感も感じられました」

村岡 一樹

株式会社コナミデジタルエンタテインメント
小島プロダクション
サウンドディレクター

'86年、コナミ入社。『メタルギア ソリッド』から同シリーズの音作りに携わり、作品ごとに楽曲やSEの制作、サウンドディレクター、サウンドプロデューサーなどの職務を歴任。

「メタルギア」シリーズとは?

「メタルギア」シリーズとは、「戦闘を避け、敵にみつからないように潜入する」という、一般的なアクションゲームとは逆転の発想から生まれ、ステルスゲーム(かくれんぼアクション)という新しいジャンルを作り出した革新的なゲーム性をもつ作品であり、その極限のスリル感と監督・小島秀夫による、映画のような独特の世界観・演出により全世界で熱狂的な支持を得て、累計販売本数3,030万本以上を記録している。 ※2011年9月末時点

6種類のサラウンドモードを用意し、ゲームに最適化された音が楽しめるのも特長だ。ボタンを押した際には遅延なく音が鳴り、全体的な空間の広がりも感じられる。ゲームはテレビの正面に座ってプレイすることが多いので、「AIR SURROUND XTREME」の効果も最大限に発揮される。“テレビの前のプレイヤー”から“戦場に降り立ったスネーク”へ。「MGS」の世界に放り込まれたかのような臨場感を味わえるのも、ヤマハが長年この市場で培ってきたDSP技術があってこそだ。 「ステレオとサラウンドを聴き比べると、環境音の臨場感が明らかに違いますね。今月発売したHD版『ピースウォーカー』もPSP版から音のバランスを再調整しているので、ぜひサラウンド環境で聴いてほしいです。デモシーンはフルレンジで音が出るので、迫力十分ですよ」

重厚な爆音も空間の静けさも、余すところなく表現する『YHT-S401』。その完成度に、村岡氏もしっかりと太鼓判を押す。 「私が音を作る際、気にかけるのは低域の表現力。プレイヤーが『YHT-S401』のような音響機器を導入してくれれば、我々もフルレンジで音を作れますし、こちらの意図する音をしっかり感じ取ってもらえるでしょう。ゲームの印象も劇的に変わるので、ぜひ良質なサラウンド環境でゲームを楽しんでほしいですね」

METAL GEAR SOLID 公式サイト

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[文]野本由起 [撮影]増原秀樹、松川忍

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【掲載のフィギュアについて】 cKonami Digital Entertainment METAL GEAR SOLID PEACE WALKER PLAY ARTS改 Vol.4 SNAKE Buttle Dress Ver.5040円(税込) 発売元:株式会社スクウェア・エニックス フィギュアの写真はイメージです。実物とはサイズなどが異なります。