Steve Gadd Drum Clinic 2023 Event Report

10月27日(金)に実施いたしました『Steve Gadd Drum Clinic 2023』。チケットは即日でSold Outし、大好評で終わった本クリニックのイベントレポートをお届けいたします。

当日展示機材

本番前にて会場ではヤマハドラムとスティーヴ・ガッド氏のゆかりのある『Recording Custom』シリーズを展示いたしました。現在発売中の『Recording Custom』はスティーヴ・ガッド氏の協力を得て、より良いサウンドの実現に向けて音質向上を最大限追及し、誕生いたしました。『Recording Custom』の前身、そしてヤマハドラムの代名詞でもある『YD-9000』も展示し歴史の移り変わりを体感していただきました。

渋谷ストリームホール 5F / 4F 展示フロア

Recording Custom 20"Bass Drum Kit(本人使用機材)

スペック 6Ply All Birch Shell
BD:20"x16" FT:16"x15 "/14"x13" TT:12"x8"/10"x7"

Recording Custom 22"Bass Drum Kit

スペック 6Ply All Birch Shell
BD:22"x18" FT:16"x15 "/14"x13" TT:12"x8"/10"x7"

2006's "Steve Gadd" Signature Recording Custom Kit

スペック 6Ply All Birch Shell
BD:22"x18" FT:16"x15 "/14"x13" TT:12"x8"/10"x7"

スティーブ・ガッド氏のヤマハ使用開始から30年という特別な節目を記念して、ヤマハが2006年に発売したスティーブ・ガッドシグネチャー30周年記念ドラムセット。本人が約20年間演奏してきたカスタムキットと同じ仕様のレプリカで、100台の限定生産。各キットにはSteve Gadd直筆のサイン入り証明書が付属しました。すべてのタムにはメイプル・カスタム・スタイルのクロームラグとブラッククローム・アルミダイキャストフープが装着されています。SDは、シグネチャースネアSD255ASGをベースに、ブラッククローム・アルミダイキャストフープ を採用しています。

YD-9000 Recording Custom 20"Bass Kit

スペック BD:Birch 7 Ply TT/FT :Birch 6 Ply
BD:20"x14" FT:16"x14" TT:12"x8"/10"x7.5" 

1977年に当時のフラッグシップモデルとして発表された"YD-9000"。オールバーチシェルに、シェルとの接地面積を広げ、厳密なチューニングを可能にしたワン・ピース構造の『ハイテンション・ラグ』を搭載。スティーブ・ガッド氏も愛用したまさにヤマハドラムの代名詞ともいえるシリーズです。

YD-9000 Recording Custom 22"Bass Kit

スペック BD:Birch 7 Ply TT/FT :Birch 6 Ply
BD:22"x16" FT:18"x16 " TT:12"x10"/10"x9" 

1977年に当時のフラッグシップモデルとして発表された"YD-9000"。オールバーチシェルに、シェルとの接地面積を広げ、厳密なチューニングを可能にしたワン・ピース構造の『ハイテンション・ラグ』を搭載。スティーブ・ガッド氏も愛用したまさにヤマハドラムの代名詞ともいえるシリーズです。

YSS1455SG"Steve Gadd Signature Snare Drum"

スペック 14 x 5.5 / Steel(Black Nickel Finish)

Recording Custom Snare Drum

Recording Custom Catalog Collection

ヤマハドラムの代名詞『Recording Custom』の過去と現在までのカタログを特別に公開しました。実機とカタログを同時にご覧いただける貴重な時間となりました。

クリニックレポート

クリニック本番で使用したのはもちろん『Recording Custom』。ご自身のシグネイチャースネアドラム『YSS1455SG』とフットペダルには『DFP9C』を使用。

待ちに待ったご本人登場!

クリニック本番で使用したのはもちろん『Recording Custom』。ご自身のシグネイチャースネアドラム『YSS1455SG』とフットペダルには『DFP9C』を使用。

新しい教則本制作中!自宅でできる新しいスティッキングの練習方法をテーブルで披露!

後世のドラマーの育成に余念がないスティーヴ・ガッド氏。最新の教則本を制作する中で思いついたスティッキングを披露。
スティックの先にゴムラバーチップを装着し、テーブルを叩きました。その教則本は1年後に発売予定との事。

クリニック参加者からの質問コーナー!

事前に集計した参加者からの質問に回答。テクニック面、機材面はもちろんの事、音楽に対するとらえ方について回答いただきました。

そして何より会場に響いたのがこの言葉・・・

『私の人生においてドラムを叩かない、ということは考えられません。』

『ドラムのおかげで今の自分がいる。
ドラムがあるからこそ沢山の人と出会い、素敵な時間を過ごせてきた。』

数々の名演奏と超絶なドラムテクニックを披露してきたスティーヴ・ガッド。それだけでなくドラムへの愛着を会場の皆様に伝えていただきました。
『ドラムの神様・スティーヴ・ガッド』。ドラムクリニックは大盛況中、終了いたしました。