宮城県仙台市 TBC東北放送

 
TBC東北放送は、1952年東北地方の民放として初めてラジオ放送を開始した老舗放送局。1959年から始まったテレビ放送とともに”地域に密着した 放送“を第一に心がけてきました。他方、ラジオはJRN(TBS系)とNRN(ニッポン放送・文化放送系)の両系列、テレビはJNN(TBS系)の基幹局 として、仙台をベースに国内外の情報を発信しています。青葉城址にほど近い本社では、これまでの社屋が手狭になり、2004年に新たにB siteと呼ばれるビルを増設。2007年にはこのB siteにニュースをはじめ、情報発信の拠点である「情報センター」を新設し、その一角にA site(旧ビル)にあったラジオニュース専門のスタジオを移設することになりました。
「アナブースの場合、防音室といっても中で出した音を外に漏れないようにするのではなく、周囲が騒がしいので遮音するのが目的です。何社か検討したので すが、最終的にヤマハの店に行って展示ルームを見て、これなら広さも適当だし、遮音性能的にも配線上も問題ないということでアビテックス導入を決めまし た」
報道制作スタッフが慌ただしく動き回る「情報センター」。その中でラジオのニュース番組を担当されている宮田敬子アナウンサーは、「私たちにとっては、 とにかく周りの音を気にせず集中できることが第一です。このアビテックスの防音室は、まったくといってもいいほど外の音が聞こえてきません。響きの面でも ライブ過ぎず、言葉が明瞭に聞こえるので話しやすいと思います」と語っていました。
稼働間もないアビテックスのアナブースから、今後東北の聴取者に向けてさまざまな情報が発信されていくことでしょう。
 
 

設置状況

 

ユニットシリーズセフィーネII AMCB37Cタイプ

「情報センター」の一角に設置されたアナブース