今後の活動

アーティストインタビュー

楽器というものは、一生をかけて「音楽家の魂を語るもの」 マリンバ奏者 安倍圭子
世界的マリンバ奏者の安倍圭子(あべけいこ)氏がマリンバとの出逢い、ヤマハについて語ってくれました。

安倍 圭子
演奏活動は世界50カ国に及ぶ、国際的マリンバ奏者。
現在、桐朋学園大学教授、名古屋音楽大学大学院客員教授。
シュツットガルト音楽大学ビジティング・プロフェッサー。元ユトリヒト音楽大学客員教授。
安倍氏とヤマハとの関わりは非常に深く、マリンバの共同開発は約40年におよぶ。
  1. 1 楽器との出逢い
  2. 2 ヤマハの楽器を選んだポイント
  3. 3 楽器の変化の経過
  4. 4 演奏曲での広がり
  5. 5 海外での演奏
  6. 6 今後の活動

今後の活動

大学では今、打楽器科の中にマリンバが入っていて、その場合、打楽器の先生は本当にマリンバに理解があるか疑問です。私のマリンバに対するアプローチはピアノに近くて、全ての音楽の要素をマリンバ一台で表現しようとしていますが、一方、マリンバが入っていないと、単なる「音程のある打楽器」として扱われる先生もいらっしゃいます。そういう所に、本当のマリンバのレパートリーと、マリンバのコンセプトを持った先生を送り込みたいし、その先生を養成するアカデミーを持ちたいと思っています。お弟子さん達も育ってきているので、海外でも国内でもどんどんやるようになっていけば、これから急速に広がると思っています。
私としては、そのアカデミーで、ヤマハのマリンバの音色と音楽を表現するアプローチを伝えてゆきたいと思っています。そして、演奏活動は今と同じ、死ぬまでずっと続けます。

私の根底にあるのは、即興です。作品にしても何にしても。即興というのは、人間が音楽を始めた本当の元で、自分の気持ちを託すものでしょ。この間もフリードマンと即興しましたけれど、本当に楽しかったです。世界中の方達と即興して、その瞬間を聴衆がどう受け止めるかで、即興も変わるのですよね。これからも聴衆、作曲、演奏という三角形の中で仕事をしていきたいし、そういう方達との出会いをたくさん作っていただきたいし、私も心掛けたいと思っています。

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