


ニール・パーシー- London Symphony Orchestra(ロンドン交響楽団)の首席パーカッション奏者であるとともに、Royal Academy of Music London(英国王立音楽院)にてティンパニ・パーカッション部門主任教授として教鞭をとる。
ロンドン交響楽団ではイギリスのNo1オーケストラの奏者として、偉大な指揮者らとともにクラシックの演奏だけでなく、スターウォーズやハリーポッターなどの映画音楽の録音にも多数参加している。
また、自ら主宰するグループ「Caixa」ではピアノ、ビブラフォンなどのJazz演奏だけでなく自ら作曲も手がけ、さまざまなジャンルで活躍している。
自分が楽しんで、こそいい音

私は、ロンドンの英国王立音楽院のティンパニとパーカッション部門の主任教授を務めています。この仕事に就いて、約8年になります。
指導者側に立ったことは、私にとって信じられないくらいに重要なことです。
そして、優秀な学生たちと一緒に仕事が出来るという幸運は、大いに価値があると思います。さらに、知識に対する熱心さと吸収力を目の当たりにしたことも。より優れた演奏者になりたいとか、より優れた音楽家になりたいというような大きな夢を持っている彼らを指導することに飽きるということは、今までに一度もありません。そして、長年に渡って指導してきましたが、私が教えた学生がロンドン交響楽団で私と一緒に仕事をしたり、世界中にあるその他のオーケストラで仕事をしたりする姿を見て、大きな喜びを感じています。彼らが目標を達成した姿を見ることが、私の刺激にもなります。
だからこそ、世界中を旅し、私の経験を他の演奏者と共有できることがとても幸運で大切なことだと思っています。それと同時に、本当に素晴らしいことなのです。
皆さんの中には、パーカッションを始めたばかりの人もいれば、始めて数ヶ月の人もいると思いますが、いくつか覚えておいてもらいたいことがあります。
まず、常に自分の音について考えてください。
あなたはいい音で表現していますか?
もし、自分でいい音だと感じていないのなら、誰もいい音だと感じている人はいないでしょう。
次にテンポを考えてください。テンポはいいですか?最高だと思いますか?
最高だと思うのならば、あなたの周りの人たちもあなたとの演奏を楽しんでいるでしょう。
そして、これが一番大切なことです。
あなたが音楽を奏でている時に、自分が楽しんでいるかを考えてください。
人が楽しいと感じれば、物事は全ていい方向に進んでいくと私は強く信じています。
だから、皆さんも楽しんで、いい演奏をしてくださいね!
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