インタビュー

TRUMPETS アーティストを知る

トランペットアーティストインタビュー(ランディー・ブレッカー)

あなたに大きな影響を与えたミュージシャンはどなたでしょうか?

私にもっとも影響を与えたミュージシャンは、ピアニストの父と、週末のジャムセッションに集まる彼の友人たちだったね。
それと、フィラデルフィアで育ったという事もあって、クラレンス"C "シャープという素晴らしいアルト サックス奏者のバンドに飛び入りする事もあったし、15歳位からルー・タバキンとも一緒に演奏をしていたので彼らからの影響も大きいと思う。
あの頃はルーも私も若かったけれど、今になっても一緒にプレーすることをお互い楽しみにしているよ。
また、この街で、ブルース、オルガントリオ、ポップスのバンドなどいろいろなジャンルの音楽を経験できた。
フィラデルフィアが舞台のAmerican Bandstand というテレビ番組が毎日放送されていて、その番組からポップスやR&Bの要素も吸収できたね。

ヤマハのトランペットを使用されていますが、どんなところがお気に入りですか?

まずサウンドがいい。音色が奇麗なんだ。高い音から低い音まで自在に操れるので、楽器を吹く事が楽しくなる。自分のプレーも楽器に刺激されるね。
それに僕にとってはとても安心して演奏できる楽器なんだ。ヤマハのトランペットは基本的にとってもコンスタントに作られていてばらつきが少ないと思うよ。
悪い楽器というのはまず無いんじゃないかな?

ヤマハトランペットを使い始めてどのくらいになるのでしょう?

この楽器はゴールドブラスベルのYTR-8335Gで多少抵抗をつけたかったのでマウスピースレシーバに少し改造があるけど普通のモデルなんだ。
12~3年前に来日した時に銀座のアトリエ東京で選んだもので、もうずいぶん長いこと使ってるね。

今では多くのプロミュージシャンがヤマハのトランペットを使っているけどニューヨークでは僕がヤマハを使い始めたパイオニアだと思う。
今吹いている人たちは僕の音を聞いて皆試したくなったんじゃないかな?僕の音を聞かせさえすれば、トランペット吹きにヤマハを吹きたい気持ちにさせる自信があるよ!

ヤマハの他のモデルを試したことはありますか?

実は自宅に他のヤマハも持っているよ。最近出たニューヨークモデルやLAモデル、USA限定のモデルも買っちゃったからヤマハだらけだね。勿論他のブランドの楽器も多少は持っているけど。

ニューヨークモデルはいい楽器なんだけど細身に作られているでしょ?僕太っていて親指が太すぎるから指の置き場所に困るんだ(笑)。その点YTR-8335Gは僕にピッタリだね。

マウスピースは?

今使っているのは、ニューヨークアトリエで作ってくれたもので、数ヶ月使っている。マウスピースをやたらとスイッチする人や時には曲中に取り替えまでする人もいるけど、自分はあまり変えない方だね。

いろいろなスタイルで録音をされていますが、今後の方向性を教えていただけますか?

次の作品はブラジリアン プロジェクトなんだ。自分の曲を始め、イヴァン・リンズ、ジャヴァン、ジャン・ボスコ、ジルベルト・ジル等の曲の録音をブラジルのミュージシャンを使って行った。
素晴らしい体験をさせてもらったよ。ブラジルには1979年からちょくちょく行っていて、ブラジル音楽には常に魅了させられていた。いつかあの地でレコーディングしたいと思っていたのが実現でき、近々発表することができそうだ。

(「第17回浜松ジャズウィーク」プログラムより一部引用)

ページトップへ戻る