世界を舞台に活躍するオーケストラの第一線で活躍する楽器を。設計者の熱い想いが、1986年、ひとつの結晶を世に送り出しました。
ヤマハ初のヘビーウエイトモデルYTR-8335HS。この記念すべきモデルは、Xeno(ゼノ)シリーズの前身といえるモデルで、オーケストラの中でも調和を保ちつつも重厚感のある音を響かせ、多くの奏者に満足のいく吹奏感を与えました。1990年、その成果をフィードバックし、更に進化させたYTR-8335USがXenoの始まりです。
“外から来た”という名の通り、アメリカやイギリスを中心とした海外の一流プレイヤーや技術者たちの協力のもと、数知れないパーツやプロトタイプのテストを重ね続けました。その過程では、分子レベルの素材の検証、新たな加工法や素材の開発、パーツ構成、音の響き方や楽器の剛性など、1/1000㎜の感覚を指先で知る熟練のクラフトマンの伝統技術を結集。既存のものに満足せず、常に見直しを図り、操作性や音質を高め、理想を求め続けるXenoスピリッツ。そしてヤマハはXenoの名のもとに、銘器を次々と誕生させたのです。それはまさに、アーティストの豊かな音楽的感性とそれに応える設計者やクラフトマンの妥協なき感性と技のセッションの歴史でした。そして2010年、20周年を迎えたXenoは世界的にも高いクオリティが認められ、国内外の幅広い年代のアーティストたちに愛され続けています。そして、これからも・・・。


