VPN接続先との通信 (YMS-VPN8ソフトウェアライセンス版を利用) (RTX1200 GUI設定例)

管理番号:YMHRT-4048

YMS-VPN8ソフトウェアライセンス版を使ったVPN(L2TP/IPsec)

本設定例は、以下の機種に対応しています。

対応機種: RTX1200(Rev.10.01.59以降)

VPNクライアントソフトウェア: YMS-VPN8ソフトウェアライセンス版

YMS-VPN8 基本構成

YMS-VPN8ソフトウェアライセンス版を使用して、外出先から社内ネットワークへのVPN(L2TP/IPsec)接続を実現します。
本設定例は、RTX1200をWeb設定画面から設定します。

  • L2TPクライアント情報 (クライアントA)
    • IPアドレス : 不定
    • IPsec事前共有鍵 : (事前共有鍵)
    • PPP認証のユーザー名 : (PPPユーザー名1)
    • PPP認証のパスワード : (PPPパスワード1)
  • L2TPクライアント情報 (クライアントB)
    • IPアドレス : 不定
    • IPsec事前共有鍵 : (事前共有鍵)
    • PPP認証のユーザー名 : (PPPユーザー名2)
    • PPP認証のパスワード : (PPPパスワード2)
  • L2TPクライアント情報 (クライアントC)
    • IPアドレス : 不定
    • IPsec事前共有鍵 : (事前共有鍵)
    • PPP認証のユーザー名 : (PPPユーザー名3)
    • PPP認証のパスワード : (PPPパスワード3)
※アドレス不定の複数のL2TPクライアントから接続を受け付ける場合には、IPsec事前共有鍵が統一されている必要があります。
  • ヤマハルーターのプライベートアドレス : 192.168.100.1
  • L2TPクライアントへ配布するIPアドレス範囲 : 192.168.100.200-192.168.100.210/24

外出先PC

L2TP/IPsecによるVPN接続設定を行います。
接続設定を開いて、以下の設定を行ってください。

[YMS-VPN8ソフトウェアライセンス版の設定]

ヤマハVPNクライアント 接続設定画面 クライアントA
設定名 任意の名前を設定します。
事前共有鍵 「ゲートウェイ基本設定」の認証鍵に合わせます。
IPアドレス RTX1200の固定グローバルIPアドレスに合わせます。
認証方式 「MS-CHAP v2」を選択します。
インターネット接続 経路を選択します。
  チェックON : VPN経由で接続
  チェックOFF : 直接接続
ユーザー名、パスワード 「ゲートウェイ基本設定」または「anonymous接続ユーザー設定の登録」で設定した接続ユーザーID、接続パスワードに合わせてください。
クライアントAの該当手順
クライアントBの該当手順
クライアントCの該当手順

本社 RTX1200

インターネット接続設定

1. 設定画面を開きます。
(1) RTX1200の電源が入っていることを確認します。
(2) RTX1200のLAN1に接続されているパソコンでWebブラウザを起動して「ファイル」メニューから「開く」を選びます。
(3) インターネットアドレスに「http://192.168.100.1/」と半角英字で入力してから、「OK」をクリックします。
(4) パスワード入力画面が現れたら、「OK」をクリックします。

図 インターネット接続設定1

2.「管理者向けトップページへ」をクリックします。

図 インターネット接続設定2

3. パスワード入力画面が現れたら、「OK」をクリックします。

図 インターネット接続設定3

4.「初期設定」の「ウィザード」をクリックします。

図 インターネット接続設定4

5.「初期設定」をクリックします。

図 インターネット接続設定5

6. 日付と時刻を設定して、「設定の確定」をクリックします。

図 インターネット接続設定6

7.「次へ」をクリックします。

図 インターネット接続設定7

8. 管理者パスワードを設定して、「次へ」をクリックします。

図 インターネット接続設定8

9.「設定の確定」をクリックします。

図 インターネット接続設定9

10.「次へ」をクリックします。

図 インターネット接続設定10

11. 管理者パスワードを尋ねられたら、設定したパスワードを入力して、「OK」をクリックします。

図 インターネット接続設定11

12. LANのIPアドレスを設定して、「次へ」をクリックします。

図 インターネット接続設定12

13. DHCPサーバーを設定して、「次へ」をクリックします。

図 インターネット接続設定13

14. 登録内容を確認して問題がなければ、「設定の確定」をクリックします。

図 インターネット接続設定14

15.「次へ」をクリックします。

図 インターネット接続設定15

16. WANの設定をします。インターフェースを選択して、「次へ」をクリックします。

図 インターネット接続設定16

17.「次へ」をクリックします。

図 インターネット接続設定17

18. 回線の種類と接続方法を選択して、「次へ」をクリックします。

図 インターネット接続設定18

19. プロバイダの設定をして、「次へ」をクリックします。

図 インターネット接続設定19

20. DNSサーバーアドレスを設定して、「次へ」をクリックします。

図 インターネット接続設定20

21. セキュリティフィルターの設定をします。「L2TP/IPsec VPNを使用する」にチェックを入れて、「次へ」をクリックします。

図 インターネット接続設定21

22.「設定の確定」をクリックします。

図 インターネット接続設定22

23.「閉じる」をクリックします。

図 インターネット接続設定23

24.「ルーター機能」の「インターフェース」をクリックします。

図 インターネット接続設定24

25. 種別「PPPoE」の「詳細」をクリックします。

図 インターネット接続設定25

26.「基本項目」の「設定」をクリックします。

図 インターネット接続設定26

27.「IPアドレス」にて、「IPCPで自動的に取得する」のチェックを外し、「自分のアドレス」に固定グローバルIPアドレスを入力します。設定内容を確認して問題がなければ、「確認」をクリックします。

図 インターネット接続設定27

28. 設定内容を確認して問題がなければ、「登録」をクリックします。

図 インターネット接続設定28

29.「メイン画面に戻る」をクリックします。

図 インターネット接続設定29

30. 種別「PPPoE」の状態の項目が"Up"になっていることを確認します。

図 インターネット接続設定30

L2TP/IPsecの設定(共通設定、クライアントAとの接続)

1.「ルーター機能」の「L2TP/IPsec」をクリックします。

図 L2TP/IPsecの設定1

2.「新しい接続先の登録」で"anonymous"を選択し、「新規登録」をクリックします。

図 L2TP/IPsecの設定2

3. L2TP/IPsecの共通設定に必要事項を入力します。クライアントAとの接続設定として「接続ユーザーID」に(PPPユーザー名1)を、「接続パスワード」に(PPPパスワード1)を入力します。

図 L2TP/IPsecの設定3

4.「確認」をクリックします。

図 L2TP/IPsecの設定4

5. 登録内容を確認して問題がなければ、「登録」をクリックします。

図 L2TP/IPsecの設定5

6. メッセージを確認したら「メイン画面に戻る」をクリックします。

図 L2TP/IPsecの設定6

L2TP/IPsecの設定(クライアントBとの接続)

1.「新しい接続先の登録」で"anonymous"を選択し、「新規登録」をクリックします。

図 L2TP/IPsecの設定(クライアントBとの接続)1

2. クライアントBとの接続設定として「接続ユーザーID」に(PPPユーザー名2)を、「接続パスワード」に(PPPパスワード2)を入力して、「確認」をクリックします。

図 L2TP/IPsecの設定(クライアントBとの接続)2

3.「登録」をクリックします。

図 L2TP/IPsecの設定(クライアントBとの接続)3

4.「メイン画面に戻る」をクリックします。

図 L2TP/IPsecの設定(クライアントBとの接続)4

L2TP/IPsecの設定(クライアントCとの接続)

1. L2TP/IPsecの設定(クライアントBとの接続) 手順1~4と同様に、クライアントCを登録します。

手順2.では、クライアントCとの接続設定として「接続ユーザーID」に(PPPユーザー名3)を、「接続パスワード」に(PPPパスワード3)を入力してください。

図 L2TP/IPsecの設定(クライアントCとの接続)
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